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0404

リシャフトした GelongD を打ってみました

先日できあがった FOURTEEN GelongD をスタジオで打ってみました。

gelon-11.jpg

今回のリシャフトはやはり総重量の軽さを解消するためでした。MT-6x から MT-7s にすることで重量アップし、先端をカットすることでうまくしなり感を調整することができました。

スペック的には完璧な FOURTEEN GelongD 実際に振ってみてどうだったかと言うと...

これまで数多くの方をフィッティングしてきて、総重量という要素が大事だと言うことは感じていました。ただ誰にでも必ずマッチする理論は無いと思っていますので、たまたま自分にこの考え方が当てはまったと言うことです。

特に自分の場合打つ前にほとんど意味のある素振りをしません。そうすると似たタイミングで振れるシャフト、似た感覚で振れる重さと言うのが重要になってきます。

よく聞くのはこんな言い方です。

「アイアンで Dynamic Gold を入れているなら、ドライバーのシャフトは70g台で良い」とか、「アイアンに NS PRO 950GH を入れているならドライバーのシャフトは 60g台」と言うような感じです。

これはあくまでもそのくらいの重さのアイアンを使っているなら、その程度の重量のドライバーのシャフトを振れる体力はあると言う推測から成り立っています。

飛距離よりも曲がらないことが重要だったり、ヘッド重量がそこそこあるヘッドで、長尺ドライバーを振れるようにしたいからとかの目的でこのセオリーは無理に当てはめるべき物では無いと思っています。

gelon-12.jpg

今回の自分のケースは、球を安定させるために総重量をアップしたい。でもある程度のしなりは感じたい...。と言うわけで60g台から70g台にして、シャフト硬度の全体的なアップを最小限にするために、S Flex の先端カットをしました。

これによりほぼ 6x のときの振動数が得られ、しなり感も良い感じで残りました。

手元の硬さは若干 7s の方が柔らかい感じもしますが、先端の動きは期待通りそれほど大きくはなりませんでした。6x の時にたまに出ていた左引っ掛けは、ほぼ出なくなりました。

46インチになったことで少しためても間に合うようになり、ボールとのコンタクトが厚い感じに変わりました。少し重めのドライバーが良いのはこんな理由だと思っています。

重量感を感じられる総重量のドライバーで、そこそこの重みの物を体を使ってスイングすると弾道も安定し、インパクトの精度もアップするので結果飛距離も出る。

シャフトを軽くしようとするお客さんにはいつも言うのですが、こんな流れになりやすいので要注意です。

「人の軽いクラブを借りて打ったらすごく良かった」
  ↓
「自分も軽くしてみたい」
  ↓
「最初はすごく良かったのに徐々にダメになってきた」
  ↓
「やっぱり元に戻す」

なぜこれがダメだったのか?それは重めの重量の物を振っているスイングで打つ軽いクラブは良いあたりをする。軽さに慣れてきた体で打つ軽いクラブは手打ちになってくるからです。

ですので昔からセオリーとされている「今振れるなるべく重めのクラブを使え」はあながち間違えではないんです。

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