先日お客さんに Scotty Cameron の TOUR RAT CONCEPT 1 の珍しいパターを見せていただきました。
TOUR RAT の形状はほぼ 009 に近いですね。ただ 009 にはないウェイトが付いているので、ヘッド重量調整がしやすくなっています。
さて今回見せてもらった PINK Version の TOUR RAT を画像を交えてみていただきます...。
一番上の画像でもわかりますが、TOUR RAT の特徴は大きなドットですね。Select シリーズのドットとは構造が違って、タイガーのパターに入っていたドットのように、エンドミルで削られた平らなドットになります。一番左にはサークルTが入れられています。
今回のフェースは DEEP MILLED 仕様なのですが、ミーリングが深くない物もありますね。
ソール面はこんな感じ。ウェイトにもサークルTが入っています。刻印は RAT の部分だけピンクで入れられています。
そしてグリップもこんなに派手な色になっています。これ系の色の Cameron のグリップは最近よく見かけますが、これってグリップエンドを見ると GolfPride 製ですね。ということは Niion がベースになっていると思われます。
TOUR RAT はインサート無しですが、これに GSS インサートが入った物は SUPER RAT と言われています。
ウェイト調整ができる TOUR RAT、SUPER RAT は魅力的ですが、やはり自分は 009 がいいですね。 TOUR RAT/SUPER RAT は刻印は全て彫刻なので、ハンドスタンプの部分がありません。009 はすべてハンドスタンプで味があるのが多いです。
さてさて、TOUR RAT/SUPER RAT や 009 がどのくらいで取引されているのか探してみました。
TOUR RAT/SUPER RAT を検索してみました → 検索結果はこちら...
上の結果から見ると2本ありますね。そのうちの1本のクロマチックブロンズというのは結構良い色ですよね。マキロイのモデルもこんな色でしたね。もう一本は CONCEPT 2 になります。こちらのドットは市販品と同じドットになっています。
009 を検索してみました → 検索結果はこちら...
この中で気になったのは、このフェース面がダンシングの 009。このくらいバランス良く踊っていると良いですね。この 009 のフェース面の刻印は CLASSIC 1 の刻印の並び方に似ていますね。
