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0705

パターのヘッド重量とフェースローテーション

今日はパターヘッドのウェイトに関する独り言です...

kombis.jpg

最近はヘッド重量350gと言うのが標準的になってきて、ODYSSEYなどでは355gと言うヘッド重量だったり、Scotty Cameronは33インチだと360gと言うヘッド重量になっています。

上の画像はScotty CameronのKOMBI-Sです。これはヘッド重量355gですね。

このヘッド重量とフェースローテーションの関係を最近は色々考えているのでその辺をちょっとレポートします。

duckbill golfにストローク分析に来る方の印象は、ヘッド重量がとにかく重くないとダメな方、また逆に軽くても大丈夫な方もいます。

一般的にパターヘッドの重心角とフェースローテーションは深い関係があって、ヘッドのトウ側が真下に近く落ちるL字パターはフェースローテーションをたくさん使い、フェースバランスのパターはローテーションをなるべく使わないで打つというのが一般的な考えです。

その間のPING型はそこそこローテーションを使っても良いし、使わないでも打てるパターと言うことになります。

ですがこの定説も徐々に変わりつつある原因が今回のヘッド重量(それによるバランス)との関係です。

最近はヘッド重量が重くなって、本来はヘッド重量が軽くて打っていかないと行けないL字パターも350g前後の重さになってきています。これによって本来フェースローテーションを使わなければならないL字パターやPING型のパターも、ローテーションを使わなくてもストロークができるようになってきました。

いつも言うようにグリーンの状況もかなり昔よりは良くなり、ラインに乗せて打っていく打ち方が主流になってきています。

そう言う意味で、重いヘッド重量が主流になってきているのではないでしょうか...。ですので重いヘッドや、バランスでパターを使っている人は、無理にローテーションを使わなくてもよくなってきているのではないかな?と思う今日この頃です...。

ヘッド重量が重いヘッドというとBYRONのパターがありますね。なんとPING型で365gもあります。そして素材はGerman SSです。Cameronさんが使うGSSと同じ素材と言われていますね。

楽天市場でのODYSSEYパターの売場はこちらです。ODYSSEYのパターは355gの物も選択できる場合があります。

重い物が好みの方は長さで選ばず、重いヘッドを購入し長さを合わせるのが良いですね。Scotty Cameronで言えば34インチのパターが欲しいけど、ヘッドをきかせたければ、33インチを選んで360gのヘッドを購入して34インチに伸ばせば、HEAVIERバージョンになるわけですね。

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