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0603

ODYSSEY BACKSTRYKE 2-BALL

最近話題のODYSSEY BACKSTRYKE 2-BALLを転がす機会があったのでレポートします。

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最初はScotty CameronのFUTURAと同じ理論かと思っていたのですが、実際に構えてみてストロークしてみると色々なことがわかってきました。どんなことがわかったかというと.....

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ご覧の通り、シャフトは大きく曲がり、シャフトの接着部分はかなりヘッドの後方になっています。これがどういう意味を持つか?見ただけではまったく想像がつきませんでした。

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シャフトが接着されている部分はこんな感じです。ボディーから出た金属部分は白く塗られて、上から見て違和感がないようになっています。

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フェース面側から見るとこういう感じに見えます。かなり後方のほぼ中央からシャフトが出ているのがわかると思います。

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まずは上の左の画像を見てください。シャフトの付け根から最初に曲がる部分は、ほぼヘッドの中心部分。そこからフェース面の位置までシャフトが斜めに伸びてきています。この微妙なシャフトの傾きが、ヘッドを後ろに引き易くし、真っ直ぐ出しやすくしています。

Scottsdale時代のPINGのパターもグリップの付け根あたりからシャフトが曲がっている物があり、これがすごく引きやすかったのを覚えています。その感覚を思い出しました。グリップの付け根で曲がっているのはルール的にまずいようですが、この位置からであればルールは問題なさそうです。斜めになっているシャフトを握るイメージがあるので、フェース面をボールに向けてフェースローテーションせずにテークバックができます。

そして面白いのはこれってフェースバランスになっているのかな?と思ったらこんな感じになります。この向き冷静に見てみると、打つ面が左を向いていると言うことは、L字パターで言えばトウ側が空を向いていることになります。これってあり得ない向きですよね。これを普通のパターで実現するには、相当ヒール側に重量を持ってこないとできません。

少しハンドファーストに構えることでテークバックがしやすくなるって言うことは結構あると思いますが、真っ直ぐ構えただけでそうさせてくれる感じがするパターです。格好は悪いのですが、まだまだ気づかない良い点がたくさんありそうな興味深いパターです。

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