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クラブのライ角について考えてみました Part 2

先日ライ角を調整してみたウェッジは FOURTEEN の2セット。

wedges-22.jpg

まず1セット目は FOURTEEN RM CUSTOM の 52/60 のセット。もう一つは FOURTEEN MT-28 J.SPEC III の 52/58 のセット。この2セットを使ってライ角を調整してみました。

で、実際に打ってみてどんな結果になったかというと...

調整した角度は最初は2度。ライ角調整をしたことがある方は想像がつくと思うのですが、2度の調整というとかなり構えた景色が変わります。

ほとんどの人が 「ライ角はトウ側に10円玉が2枚くらい挟まる程度の浮いた感じがちょうど良い」 という話を聞いたことがあると思います。この前提はどこから来たのか?ちょっと考えてみると...

ソールが地面に接したときにヒール側から入ればヘッドは返りやすくなり、トウ側から入ればヘッドが返らないということになり、これが一般的にはスライスしたりフックしたりの原因になっています。ですので適正なライ角になるとボールはストレートに飛ぶと言うことです。

その前提は物理的に正しいことで、ここに疑問はありません。ですがこれはライ角を変更しても同じ構え方ができるという前提があって初めて成り立つ話です。ACTEK GOLF でフィッティングをしていると、ライ角が変わるとアドレスまで変わる人がほとんどです。せっかくアップライトにしたのにアップライトなヘッドに合わせるように手の位置が上がってしまう...。これは 「トウ側に10円玉2枚」 という定説がそうさせているんでしょうね。

そうすると手首は伸びることになって余計に力が入らなくなってしまいます。ライ角の調整では手の位置を変えないと言うのが重要なことになります。

さて本題に戻ります...

今回はこの手の位置を変えてみようと言う話です。クラブにライ角が気になるポイントがないとして、自分が置きたい手の位置が人それぞれ違うはずです。それが高い位置にある人も、低い位置にある人もいます。もしくは自分がどのあたりに手が来たら気持ちが良いかもわからない人もいると思います。

かっこいい構え方をしようとすると手が高い位置に来るので、レッスン書のほとんどは前傾をして手をだら~んと下げたところで握るとか書かれていると思います。誰もがその位置を疑わずにいるのが現状です。

ただその場所だと手が高すぎて手首が最初からほどけた位置になってしまうような人もいます(自分がそうでした)。多くの場合そう言う人は手を下げて構えると手首の角度をキープできることにつながります。何が言いたいか何となくおわかりいただけたでしょうか?

ようは手首が伸びてしまってライ角をアップライトにしなければならないと思っていた人も、実はフラットにすることでしっかり手首の角度をキープできるようになるため、ボールがつかまるようになると言うことです。

この実験をウェッジでやってみたのですが、3度もフラットにしたのにボールはつかまります。

ということでやってみていただきたいのは、いままでアップライトにしてきた人は手を下げてトウ側が浮いてしまうような構えにしたときにどうなるかを実験してみてください。つかまるボールが出るようになった人は元のライ角よりもフラットにしても大丈夫な人かもしれません...。

今日も小ネタを一つ...
ゴールデンウィークも後半に入りますね。ACTEK GOLF は金曜日からお休みになります。
最近少し暖かい日も増えてきて、半袖になろうかな...という感じの陽気です。そんな時に欲しくなるのが機能性インナー。これまでは半袖タイプは UNIQLO や、SKINS を着ていたのですが、最近は色々なメーカーが乱立している感じですね。聞き慣れないところでは 2XU/ツー・タイムズ・ユーイオンスポーツ(ゼロフィット)テックフィットメダリストクラブなど...。よく聞くブランドでは、SKINSアンダーアーマーファイテンミズノワコール(CW-X)などがありますね。
普通に選ぶなら UNDER ARMOURSKINS なのですが、今回は最近リーズナブルな金額で見かけるようになった SKINS をちょっと見てみました。半袖のインナーで前のボタンを少しあけてもインナーが見えない物はないか見てみると、良いのがありました。A200 メンズスリーブレストップと言う商品で、これならボタンを少し外しても大丈夫そうです。ユニセックススリーブレストップ なんて言う商品もありますね。これは襟が完全にVになっているので、ボタンを2個くらいあけても大丈夫そうです。これからの時期さらっとした感覚をラウンド中ずっと保ちたければ、機能性インナーは必須ですね。今年はノースリーブのインナーを着てみようと思っています。

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