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THE 「PUTTING ARC MS III」 はかなり良いです

最近色々な練習器具を試しているのですが、その中でもこれはかなり良い練習になる練習器具です。

putt1.jpg

これで何が練習できるかというと.....基本的にはパッティングの軌道を記憶するための物です。上の写真のように、地面において使うのですが、パッティンググリーンでもカーペットの上でも練習はできます。上から見るとパターのヒール側が当たる面は弧を描いていて、この通りにストロークすると、自然にインサイドインの軌道になるわけです。

実際にホームコースの研修会の仲間の自称「パッティングが苦手なSさん」にこのインサイドインの軌道を味わってもらいました。

こんな感じで使います.....

putt2.jpg

実際にアドレスして構えた状態はこんな感じです。この状態でパターのヒール側は側面に接しています。ちょっと近くに寄ってみると.....

putt3.jpg

上の写真の通り、パターのヒールが接している面は中央付近の高さが変わっていて、ボールを置く位置は低くなっています。テークバックしたところでは高くなって、インパクト付近で低くなり、フォローで高くなるような作りになっています。

この高さの違いで引くときは外れないけどフォローの時に面から外れてしまう人が本当に多かったです。ヒール側が面に当たっている状態が続けられずに、外に出てしまう人や、上に外れてしまう人がいます。これを短い距離から外れないようにストロークする練習をし、だんだん距離を長くしていくと、良い感じのストロークができるようになってきます。

ターゲット方向にしっかりこの板を向けてきっちりストロークできると、ほとんど同じ方向に転がっていきます。この動きを反復練習することで、ボールの転がりも良くなりますし、本当にストロークが安定してくるのも実感できます。

今回Sさんにはマレットタイプのパターで使ってもらいましたが、PING型などのブレードタイプを使っている人には特に効果があると思います。パッティングの調子が悪くなったときには、これを使って矯正しようと思います。

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