写真を撮り忘れてしまったのですが、先日ちょっと問題有りのシャフトが持ち込まれました。

基本的にその方がファーストオーナーのシャフトであればリシャフト歴もわかっているので良いのですが、中古で購入したシャフトは基本素性がわかりません。
今回のシャフトはいくつかの問題が見つかりました。どんな問題があったかというと...。
持ち込まれたシャフトは発売時期で言うと5年ほど前に発売されたシャフト。お客さんはオークションで購入されたとのこと。
購入した時の状態は TaylorMade のスリーブが付いた状態でした。
持ち込まれた理由は PING のドライバーで使いたいのでスリーブ交換して欲しいということでした。
まずは元々持っていたものか?どこかで購入したものかというう質問をすると、オークションで購入したとの回答。
テーラーメイドの3Wで使用していたシャフトとのことでPINGのFWでも3Wで使用できると判断し購入したとのこと。
リシャフト歴はどのくらいのシャフトか情報は出ていたか?と聞くとそれは書いていなかったとのこと。
テーラーメイドのスリーブ付のヘッドと言えば SIM シリーズや、その前のシリーズも STEALTH シリーズの中にもスリーブ付の物がありました。
ということで手元にあった SIM FW につけてみると、長さは42.5インチにしかならない...。
スリーブが変わることで長さが変わってしまうこともあるのに、さらにやる前から短いことが発覚。とりあえずその説明をしてお預かりして...。
まずはテーラーメイドのスリーブを外してみるとまたもや大変なことが発覚。抜いた状態でかなりの接着剤が先端についていたので綺麗にはがすと、一番上野カーボンシートが剥がれてきました。
今回最小限の加熱でシャフトを抜いているので今回のシャフト抜きでそうなったとは考えられない。その前のシャフト抜きの際に加熱し過ぎてシートの接着剤が溶けてしまったものと推測された。
それを大量の接着剤で無理矢理とめて使っていたような感じ。そして希望のスリーブに付け替えるとした時の長さを計測するとさらに短い42.25インチにしかなりませんでした。
ということで先端の状態がかなり痩せてしまっていて危ないのと、長さも足りないので今夏のリシャフトには使えないと連絡をしました。
唯一使う方法としては先端をカットしてもう少し短いウッドに使うこと位ですということも伝える。
なるべく安く済ませたいという気持ちもわかりますし、できる事なら依頼されればやるのですが、危険な状態でお渡しはできないのでお断りすることもあります。
もしどうしても中古シャフトを使うのであればリシャフト歴がわかる(できれば初めてシャフトに熱を加えるもの)物で、長さが十分にあるものを選ぶのが良いかと思います。
ですので今回のようなケースはドライバー用のシャフトで探して、先端のカットをするかしないかを決めて、更にバット側で長さの調整ができる...というのが正解でした。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「思ったところに打ち出せたのか?」をアップしています。打ち方が悪くて外したのではないのにミスした方向で打ち方を変えてしまうのは間違えという話です。是非ご覧ください!

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