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アイアンのストロングロフト化を考える

アイアンは飛距離を求めるクラブではないと言うことは、少しゴルフをした人ならわかっているはずのことです。

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MIZUNO JPX シリーズのホームページから引用

ですが、ゴルフって同伴プレーヤーが何番で打ったかとかが結構気になりますよね。

「飛ばすもの」ではなく「狙うもの」ということがわかっていても、なかなかそう冷静にいられないことがある中、ストロングロフト化したアイアンとどう付き合っていくべきかを考えてみました。

私も一時ストロングロフトのアイアン(FOURTEEN TC-788 FORGED)を使っていました。もちろん飛距離には満足していたのですが、このロフトなんだからこのくらい飛ばないとおかしい...というイメージがずっとありました。

その後ボールをコントロールするためにクラシックロフトのマッスルバック(FH-1000 FORGED)に変更しました。

その飛距離差はしばらく使ってもなかなか慣れず、今までと2番手近いほどの飛距離差がずっと不満に思っていました。

マッスルバックになって難しいという感じはしないので、あのヘッドのままでロフトがせめて一般的なロフトになってくれると良いんですけどね...。

ちなみに TC-788 FORGED の7番アイアンのロフトは31 度、FH-1000 FORGED の7番アイアンのロフトは35度です。

35度というと TC-788 FORGED の8番アイアンと同じロフトになります。

7番で31度と言うのは今時で言うとそれほどストロングがきついと言う印象はありません。最近発売になった IF-700 FORGED は30度、FOURTEEN 以外で言うと MIZUNO JPX 200x は26度と言う超ストロングです。

ではこうなった飛び系のアイアンとどう付き合っていくかを考えると、私のようにこのスペックだからこのくらい飛ばないとと思って使うのは間違いですね。

これまでと同じ番手でも楽に今までの距離が出せると言う考え方にしなければダメです。フルショットして飛んでいた距離を同じ番手で軽く打っても飛ばせると言う感じでしょうか。

それを考える時にクラブの長さも少しだけ見ておく必要があります。例えば JPX200x の7番の長さは37.25インチ。一般的な7番アイアンの長さは37インチなので、さほど変わりがない感じです。こうなっていれば、長さによる難しさを感じずにストロングロフトのクラブを打てます。

ただ中には7番アイアンなのに6番アイアンや5番アイアンの長さに近い設定になっているものもあったりしますので、その場合はイメージ的には番手表示が変わっただけと言う印象になります。

前者のパターンだとロフトは5番だけど、長さは7番と言うことになり、5番アイアンほどは飛ばないけど(長さが短いので)、6番アイアンくらいは軽く飛ばせるクラブということになります。

と言うわけで、ストロングロフトのアイアンとうまく付き合うにはスペックをしっかり把握して、これまでよりも飛ばそうとすることなく、これまでの距離を軽く飛ばせるんだと言う意識で使って見るのが良いと思います。


今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「 CAPTO 検証2 打点の影響2 」をアップしています。今日はフェースの上の方(ダウンブロー)、フェースの下の方(アッパーブロー)で比較してみました。是非ご覧ください!


【今日の小ネタ】


やっぱりこのくらいの大きさがあると色々できるな...。本当は幅が120cmくらいあって、縦は250cmとか200cmでもいいな。

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