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0512

TC888 vs TC930 vs FH1000 の戦い 後編

先日用意した3本のアイアンを打ち比べてみました。

3-7-1.jpg

計測はGC2を使い初速やスピン量、キャリーの距離など5項目で比較してみました。

結構面白いデータが取れましたのでレポートします。これでどのアイアンを使っていくか決められるか...?

今回比較したTC888、TC930、FH1000はそれぞれ特徴があるクラブです。

3本の特徴は、前回のクラブスペックの比較レポートの通りで、長くてバランスが出ているTC888、一番ノーマルなTC930、ロフトが一番寝ているマッスルバックのFH1000という感じです。

前回のクラブスペックの比較データはこちら...
http://www.anserfreak.ne.jp/archives/2016/05/tc888_vs_tc930_vs_fh1000.html

それぞれ10球ずつ打ち、その平均値で傾向を見ました。以下の5項目で比較してみました。

3-7-2.jpg

1). ボール初速
TC888 : TC930 : FH1000 = 49.8 : 49.1 : 48.7
初速を見るとやはり長い分TC888が最高値を示しました。初速が出るということはやはり飛距離に直結しますね。

2). スピン量
TC888 : TC930 : FH1000 = 7046 : 6847 : 7772
スピン量はやはり一番ダウンブローに打っているFH1000が圧倒的に高スピンになっています。TC930のスピン量が少ないのはどういう理由なんでしょうね?

3). キャリー距離
TC888 : TC930 : FH1000 = 160.84 : 159.1 : 154.75
ロフト角の順番がボール初速の順番とイコールなので、やはりTC888に軍配が上がりました。

4). 左右のブレ
TC888 : TC930 : FH1000 = -5.37 : -6.85 : -6.33
ここは重要なところなのですが、ブレが少ないのはやはりTC888ですね。TC930が一番ブレているのはこれまたわからない感じ...

5). 最大の高さ
TC888 : TC930 : FH1000 = 47 : 47 : 46
高さはやはり打ち出し角が低くなっているマッスルバックのFH1000。キャビティバックの2本はどちらも同じ程度上がっています。

この結果でいうと大部分の項目でTC888が良いということになりそうですね。このTC888はちょっと長すぎてバランスも出すぎているので、ノーマルの長さにして少しバランスダウンしてみたいと思います。

TC888のデザインは好きだし、打感も良いし安心感もあるので、これが一番良いデータになったのはある意味良かったです。これをエースに仕上げるためにどうするか色々検討してみようと思います。

今回はGC2だけでの比較になってしまいましたが、これにHMTを合わせると更にいろいろな情報が得られます。アイアンだけでなく、ドライバーやパターでも比較データを取ることができます(パターの場合はSAM PuttLabでデータを取ります)。

ACTEK GOLF では計測&分析のコースでこのような計測をしていただけます。ただいま90分以上の計測&分析が特にお得価格で提供中です!!詳しくは下記のページをご覧ください。

http://www.actekgolf.com/campaign/index.html


【今日の小ネタ】
前から気になっていたプレミアムゴルフさんが出品しているCameronのGSSのパター。見慣れない 「92024」 の刻印が入っています。これが何なのか?COA番号が出ていたので調べてみました。

スコッティキャメロン NEWPORT TIMELESS GSS A-030233
http://item.rakuten.co.jp/auc-premiumgolfclub/011101090075158/

ですがCOA番号を入れてもまだ出てこず...で、検索で調べてみると、どうやらカリフォルニアのSCOTTY CAMERON GALLERYがあるところの郵便番号みたいですね。郵便番号を入れるなんてやはりCameronさんもKarstenさんをリスペクトしていますね。

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