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0917

アルマイト剥離に挑戦

先日お客様から預かったパターのパーツを違う色にしたいとのことで下準備のためにやってみたことがあるので紹介します。

anodize-1.jpg

今回はアルミに着色された色を落としてみましたので紹介します。

ネットで色々検索して出てきた方法を試した結果は...

まずアルマイト(アノダイズと言われることもあります)は色々な色が着色できる処理で、アルミ素材の表面にできる処理です。

最近は Scotty Cameron をはじめとして、パターのパーツにアルミを部分的に用いるケースが増えてきています。

通常のメッキでは出せない色が出せるのと耐久性が強いので、パターだけでなくバイクや車のパーツなどでも使われている処理です。

今回はT居さんの Scotty Cameron のパターの改造時にやってみました。まずはソールプレートを外してそれをそのままメッキ業者に送ろうと思ったのですが、今回テフロンブラックに塗り替えるためにアルマイトを剥離しなければできないとのこと。

簡単な方法があるとの事でネットに出ている方法でやってみました。市販のパイプの汚れ除去のための液体を使いました。今回使ったのは 「パイプユニッシュ」 これに20分程浸けてその後柔らかめのワイヤーブラシで磨いて完了しました。

ただうまく取りきれない部分もあったので、サンドブラストでさらに綺麗にしてもらった後でテフロンブラックの加工をしてもらいました。

anodize-2.jpg

良い感じに出来上がりました。

anodize-3.jpg

パターに装着するとこんな感じです。随分イメージが変わりますね。T居さんもきっと気に入っていただけると思います!


【今日の小ネタ】
今回はアルマイト剥離の話をしましたが、アルマイト処理をするキットも個人向けに販売されています。これは是非欲しいです...

あまり興味がある方はいないかもしれませんが備忘録のためにもちょっと紹介しておきます。

CARVEK(カーベック) Dr.アルマイトJr. Aキット
http://item.rakuten.co.jp/bikebros/1199826/

このキットでここに出ているような色が全てできるというのはいいですね...。きっと買ってしまうんだろうな...。

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