SCOTTSDALE

Archives

« Flightscope mevo+ が猛烈に気 | Main | BodiTrak を FlightScope »

0307

FlightScope Xi TOUR のデータ補正機能

最近は練習場に持って行ってスイング分析や弾道分析することが増えてきました。

range-1.JPEG

そんな時に大事なのはスイング分析以外の弾道分析の方です。

GARMIN Approach R10 を使っているとレンジボールでの数値が出てくるので、150 Yard の看板に届いているのに 135 Yard とか 140 Yard と表示されます。どういうことかというと...

これはレンジボールで打っているからそうなります。レンジボールは練習場にもよりますが1ピース(いわゆる練物を成型してできている)ボールもあるし、ボールにこだわっている練習場は2ピースボールだったりします。

コースボールを使っているところもごくまれにありますが、種類が違うし打感も変わるので揃っていないというのも比較するときにはデメリットになります。

range-3.jpg

練習場のボールでよく言うのはスライスは大きく出やすく、フックはなかなか出ないという話もあります。

練習場で強いフックが出ていたらコースではチーピンになるくらいのイメージだという人もいます。

で、練習場用のレンジボールは飛ばないようにできています。ですので、140 Yard のところに 150 Yard の看板があったりするわけです。

距離計を持っていたらどのくらいの差があるかを見てみてください。結構違うのに驚くと思います。

range-2.jpg

その距離を打っているわけなので当然計測器はその距離を表示するわけです。

自分が知っている限りでは GARMIN Approach R10 にはその距離を補正する機能が無かったと思います。

ですので練習場でこれを使う時は距離を見るのではなく、クラブ軌道のデータを主に見たいところです。そうするとこうやって打った時にこういう球筋になるというのが理解できると思います。

そんなこともあって ACTEK GOLF で使っている FlightScope Xi TOUR にはそれを補正する機能がついています。

補正の方法は明記されていませんが、勝手にその割合を変えられるという機能ではありません。

ボールの種類をレンジボールかコースボールかを選択することで数値が補正されます。

レンジボールにも種類がありますので、必ず数値が完全に合うというわけでもないとは思いますが、この部分の補正がオートマチックというのは逆に良いと思っています。

ずいぶん前に使っていた機械では飛距離だけを単に変えるもので、補正の仕方も1.1倍とか、1.5倍など細かく設定ができたりしていました。

それに加えて外気温や、標高の変更で飛距離を操作することもできました。

これだけ何でもできることを知ると、あのお店に行くとすごく飛ぶんだよな...というのがちょっと疑わしくなっているという方も結構いらっしゃいます。

そうなると Trackman や FlightScope で忖度なく出てきた数値を見てがっかりする...ということがよく起こるわけです。

本当に 230 Yard もしっかり飛ばせる人はそう多くはありません。本当にいつもの数値を見たかったら試打に行ったお店でもせめていつものボールを打たせてもらうようにすると良いと思います(もちろん室内に限りますが...)。


今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「久しぶりに打ってみた軟鉄の打感は最高でした」をアップしています。久しぶりに軟鉄のパターを打ってみたらその打感が最高だったという話です。是非ご覧ください!
pldiary.png


【今日の小ネタ】

パターだけ持ち歩くならこれが小さくて良さそうだな...。でも黒とワインカラーしかないのか...。じゃ、黒だな...。


コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)