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0213

マットでのアプローチ練習は難しい

先日アプローチがうまくいかないという人が来て色々話をしていた時のこと。

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自分もそんなにアプローチが得意ではないので、色々聞いた話をしている時に以前聞いた話をすると「気が楽になった」と言っていただき帰っていただけました。

意外と気が付かないでやっている人が多いのでどんな話だったかをお話しすると...。

アプローチ練習を芝の上から打つなんてなかなかできないことですが、コースによってはそんな環境を用意してくれているところがあります。

そういうところがあったら早くいったり、ラウンド後に居残り練習したりすべきですね。そこにそこそこ転がり具合を見られるグリーンがあったら、グリーン面に落ちてからの転がりがどのくらいあるのかを確認するのも良いです。

ですがこんな環境のところはそうはありません。で、皆さん練習場のマットの上で練習することになるのですが、練習場のマットは芝の上から打つよりも難しいんです。

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マットの上でずっと練習をしていると、ボールだけを綺麗に拾うような打ち方になってきてしまいます。ボールの赤道より下にリーディングエッジをダフらずに入れないと綺麗にボールを打てません。

ちょっと上を振ってしまえばトップしますし、そうならないように意識すると次はダフったり...。そんな環境でずっと練習していたら良いイメージができるまで相当の正確さが必要になります。

マットの上で唯一簡単なのは、いつも同じライということです。ですが先ほども言ったようにいつも同じところにマットに触れないように打とうとしてしまいます。

ですが芝の上では少し沈んだり、少し浮いていたり...さらには立っているところが平らではなかったり...。

状況としてはいつも同じ条件で練習できるわけですが、その中でできるのはアバウトな練習ではなく、常にきっちり入れる練習になってしまいます。

少しダフったときの嫌な感触、トップした時の嫌な感覚は、芝の上のボールを打つ感覚とは結構違うんです。芝の上では少しライが悪くてもできる打ち方をしているはずなんです。

沈んでいるライでマットでリーディングエッジをボールの赤道と地面の間に入れる意識でなんて打てないですよね。

そうするとマットの上でもボールから直接打っていく、それもシャローに入れるよりは少しダウンブロー気味に入れる練習をした方が良いんです。

マットの先端にボールを置いたりしてそのマットの先のゴムの部分を打つような意識でやってみても良いですね。

とにかくマットの上でやっている練習がすごく難しいことをやってしまっている可能性があってさらにその練習はコースでは使えない打ち方になってしまっている可能性もあるわけです。

今一度マットからのアプローチ練習を見直してみてください。せっかくの練習をラウンドで使える打ち方の練習にしてください。


今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「練習でできることがコースでできない」をアップしています。練習でできていることがコースでできない人は、練習の環境をもっと本番に近づけてやる工夫が必要という話です。是非ご覧ください!


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