PART XI

ここではみなさんから寄せられた質問などに関してQ and A形式で掲載します。偏りがあるコメントしかできないかもしれません。ですが、いままでゴルフというものをしてきて、道具のこと、プレーのこと自分なりに考えがある程度まとまってきました。その経験を利用し、みなさんが遠回りせずにゴルフが上達するような手助けができればと考えています。私のような者の意見でも参考にしていただけるのであれば喜んでお答えします。

投稿の仕方は下記の通りでお願いいたします。基本的に受付順に掲載していきます。

宛先 toshi@anserfreak.ne.jp
Mailの題名 QA投稿
内容 本文中に公開可能な在住地とお名前(例えば"埼玉県在住のtoshi"のような感じで)を必ず書いてください


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[シャフトやリシャフトに関して]
  シャフト先端に付ける鉛棒に関して
  リシャフトで打球音が変わる?
  IZ70M、I-65、CP02について
  セル板の変わりに竹の皮?
  NIKE 275のリシャフトについて
  トルクとフレックスの関係について
  高弾道の球を打ちたい場合のシャフトについて

  シャフトを短くすることのメリット・デメリット

[パターに関して]
  ジョンバイロンのパターについて
  2ボールパターのチューンに関して
  T.P. Millsのパターについて

[その他]
  TaylorMade R510のヘッド重量
  ドライバーのヘッド重量とシャフトの振動数について
  同じクラブで打感が違う?

[アイアンに関して]
  アイアンに付いた石を打った痕
  Clevelandの珍しいウェッジ
  異素材を組み合わせたアイアンのネック調整に関して

  オフセットの度合いとボールを置く位置
  三浦技研のMB Seriesに関して
  Titleist 690CB購入にあたって

Back Numberもご覧ください 
PART I  PART II PART III PART IV PART V PART VI PART VII PART VIII PART IX PART X


福井のmacさん

Question 320 三浦技研のMB Seriesに関して
現在、私はX−14プロ(コンスタントウエイトライフル)を使用しています。いつかは憧れのマッスルバックアイアンを使ってみたいと思うのですが、年齢的(体力ともいう、35歳)なことを考えると今しかないのではと思い購入を考え始めました。実力から考えると(85−90)きついとは思うのですが、ToshiさんやYMPさんのHPに影響され三浦アイアンがほしいほしい病にかかっています。
質問ですが、最近雑誌で読んだのですが、MB−5002よりMB−5001のほうがやさしいと書いてありましたがそうなのですか。なぜ、Toshiさんは5002にしたのでしょう。BSのXブレード・タイトリスト690MBと比較すると三浦MBは難しいですか?私的意見で結構ですので教えてください。
最後に3・4番をCB−1005Sにしていますが、IC−6001はどうですか?アドバイスをお願いします。

TOSHI's Comment
三浦のアイアンは思いこみかもしれませんが、本当に良い感じです。年齢的には私よりも若いですし、まだまだ先でも大丈夫だと思いますが、今から使っておくのもいいかもしれませんね。
5002を選んだ理由はやはりストレートの物が良かったのと、光沢のあるメッキが良かったのでしょうか(笑)?あまりFP値の部分以外はこれといって理由はありません。最初からMB5002に決めていた感じです。
難易度ですが、私の感覚では一番簡単なのはX-Blade、MB5002、690CBの順です。いままで見て頂いてわかると思うのですが、重心距離の長い大きめのヘッドには合わないようなので、このような順番になりました。X-Bladeはやはりあのソール形状が易しさを感じさせますね。ですが実際MB5002を打ってみてそんなに難しい感じはしませんでした。慣れるまでには少し時間がかかった気がしますが、MB5002を打っていればどんなアイアンでも打てる気がします。
IC-6001に関してはYoungManParのYMPさんがIC6001とMB5002のセッティングにしていますので意見をいただきました。

私のコメントとしては、やはりロングアイアンはいくら打ちやすいとは言っても難しいのは確かです。他のキャビティアイアンは非常に楽に打てます。ですので、本来同じ物でそろえたいのですが、やはり良いショットの確率を上げたいと言うことであれば、やはりロングアイアンだけキャビティや、中空にするのも良いと思います。キャビティにすれば構えたときの安心感がありますし、中空にすれば楽に上がるようになります。
幸い三浦のアイアンは単品での注文ができますので、最初からそのような組み合わせにして組んでもらうのも良いですね。

YMP's Comment
このセッティングにする前は「キャロウェイX−12(US−M10スチール)」 を使用していました。 いきなり三浦のMB5002アイアンに変更したのですが(あああ1)
さすがに全ての番手をMB5002にする勇気はありませんでした。 X−12はロングアイアン打ちやすく力み無く打てていたので4I以上はX−12に近い感覚で打てるヘッドを使いたいと考えました。 CB系も考えたのですが、Sole形状を見てIC6001に決めました。 X−12っぽい〜と勝手に思い込んだからです(あああ2)
しかし、これがあながち間違ってはいなかったようで見事にはまりました。 ヘッド自体はシャープな形状していますが、十二分にやさしく高弾道♪ DG−ライトR300をD1で仕上げていただいたので、 「スウィープに叩ける」希望通りのロングアイアンになったようです。 セッティング自体はプレーヤーごとに違うと思うので自分に合ったセッ ティング にすれば物凄く戦力になるヘッドだと思います。


ベルギー在住のタイトリストフリークさん

Question 319 Titleist 690CB購入にあたって
現在、タイトリスト591アイアン(ダイナミックゴールドR400)を使用中ですが、690CBをタイトリストのHPで見て以来そのデザインに一目惚れしてしまい現在購入検討中です。
しかし、試打する事も無く購入して後で後悔するのではと悩んでおります。(現在の591に不満がないので余計にそう思ってしまいます。)そこで、以下につき分かる範囲でアドバイスをお願い致します。
尚、私のプロフィールは、身長171センチ、体重67キロ、年齢は46歳ですが見た目はアスリート系で体力はある方だと思います。(見た目ほどHSが無いと言われますが・・・。)

@難易度の比較(990Bや690MB程でないにせよ、相当難しいのでしょうか?)

TOSHI's Comment
難易度で言うとやはり591と比べると690CBは難しいと思います。
591は比較的ソールの幅もありますし、構えたときの安心感があるモデルだと思います。ですが、690に関してはやはりターゲットが中・上級者になっていますので、それなりのヘッドスピードが必要なモデルだと思います。ですが、クラブそのものの美しさ、構えたときの感じはやはり690 Seriesは良い感じですよね。やはりどこかで試打してみてからお決めになった方が良いと思います。

Aアクシネットジャパンに問い合わせた所、カスタムフィット対応としてNS950(S、R)が注文可能との事ですが、ダイナミックゴールドとは特徴の違いはあるんでしょうか?重量が軽い事によるメリットを期待しておりますが、シャフトの正確が極端に違う事が心配です。又NS950を選択するとすれば、シャフト硬度はR、Sではどちらが良いでしょうか?因みに、私のドライバーHSは42〜43くらいで標準だと思います。
但し、打ち方の問題かも知れませんが弾道は高めで7番アイアンで150ヤードはキツイです。
雑誌の情報によると、5番アイアンでは400g前後(HS42〜43の場合)の方がよさそうなのも迷っている一因です。(現在のアイアンは420〜430gくらいだと思います。)
又、ドライバーとの相性も気になります。(現在使用中のドライバーはプロギアTR−XのM−43です。)
あわせてアドバイス頂ければ幸いです。

ダイナミックゴールドとの違いはやはりその重量差だと思いますが、950GHをセットで使ったことが無いので何とも言えませんが、今HI858に入れて使っていますので、それを例にとってお話しすると、やはり軽くなったことでシャープに振り抜けます。全体的なしなり方は違う感じがしますが、それは使っているうちに慣れる程度の物ですのでそんなに神経質にならなくても良い部分だと思います。ヘッドスピードがドライバーで42〜43とのことですので、950GHの場合Rでも良いのではないかと思います。あとはあまりバランスを重めに設定せずに、D1以下のバランスで作った方が軽量スチールの特性が引き出せますし、R Flexの良いところも引き出せると思います。
ドライバーとの相性ですが、特に気にする必要はないと思います。私はまったく気にしていません。気にし出すと、ドライバーまでDGにしたくなってきてしまいますので.....。それ以上にやはりドライバーは飛ばすクラブ、アイアンは狙ったところに運ぶクラブですので、やはり14本のクラブの中では違う物だと考えた方がいいのではないでしょうか?


愛知県のでるまー3さん

Question 318 T.P. Millsのパターについて
t.p.millsのパターですが、詳しい情報がわかりません。申し訳ありませんが、教えてください。
  フェースには   TPM T  と十字マーク
  ソールには   SPALDING Tour Pro Model
  としています。
シャフトは細くてやわらかく何かwood用のスチールがついているような感じです。フェースはトウが少し開いています。グリップは古い皮製で中がラバーのものがついていましたが、PINGのグリップに換えて現在使っています。中古で購入したのですが、ラウンド中に友人から'これ高いからもったいないよ'と言われ、びびって今飾り物になっています。TP Millsのものってなかなか調べれなくって。どういったものなのか教えていただければ幸いです。それと TPmills と TPA って同じ出所なんですか?

TOSHI's Comment
写真をいただくとわかりやすいのですが、頂いた情報だけで判断すると.....。
意外と古めのモデルでかなりの種類が出ていたと思います。おっしゃるとおりシャフトは細くて柔らかい物でしたよね。
価格的には中古市場にも結構出ていますが10,000円以内の物がほとんどです。TP Millsの本物ですと、安い物で60,000円くらい、高い物では100,000円以上の物があります。その場合フェース面にはTP Millsと打刻で刻印されていて、ガンブルーも綺麗にされており、本当に使うのがもったいなくなってしまうような綺麗なパターです。今回のSPALDINGのTPMは量産品であり、HANDMADEのものとはまったく違う物です。残念ですが.....。このTPMが原型になってその後TaylorMadeやWilson、Cobra、MIZUNOなどがTPA Seriesとしてその時期にあったモデルを出しています。出所は同じではないと思いますが、TP Millsがライセンスか何かして作っているモデルなのではないでしょうか?


千葉在住のCharaさん

Question 317 シャフトを短くすることのメリット・デメリット
BSのX−DRIVE300 IZ−70M(S)の購入を検討しています。
先日BSのゴルファーズドックで試打したのですが適度な重量で、しっかりしていてすごく良い印象で一目惚れをしてしましました。
ただ、試打したのはプロパーの44.5インチD3だったんですが、振りぬき易さを考えてハーフインチぐらい短くして44インチD2ぐらいにしたいと思っています。
振りぬき易さを優先して短くする分何か弊害はないでしょうか??(飛距離が落ちるなど・・・)それとも、いきなり短くするより44.5で試してみてから、短くしていった方がいいでしょうか・・・
その場合だと短くする分バランスが軽くなって重たくするには、バラして組みなおしたりしないといけなくなるでしょうか??(費用的にもかさみますか)
ちなみに、私のヘッドスピードは47ぐらいで今はRV−10 330 SPEEDER661を使用しています。

TOSHI's Comment
レングスを短くすることによるメリットとデメリットはおおざっぱに言うと下記の通りだと思います。
メリット:ミート率のアップ
デメリット:飛距離の低下
ですが我々アマチュアの場合半インチ短くなり飛距離が落ちることより、ミート率が上がって飛距離が伸びる方が大きくなるのではないかと思います。確かに長いクラブは芯でとらえられれば飛距離はのびますが、逆に芯でヒットできなかったときにはそのデメリットも大きくなります。
ですので今回のように操作性やふり抜きを重視して44 Inchにすることは私個人の意見では良いのではないかと思います。
最初に44.5 Inchで作ってその後半インチカットするとバランスは2ポイントくらいは変わってしまうと思われます。ですので、長さは最初に決めて注文した方が良いのではないかと思います。ただ1 Point程度のバランスを変えるのは鉛でも容易にできますのでそれでも良ければ44.5 Inchを購入するという選択方法もあります。
逆にもう少し長さが欲しくなったときに、バランスが重く出てしまうと言うことにもなります。


神戸在住の中山さん

Question 316 2ボールパターのチューンに関して
小生イップスでショートパットが打てず、入らずで長く悩んでいましたが2ボールパターでみごと克服できました。プロの2ボールパターを見ているとソールチューンがされているみたいですが何を埋め込んでいるのでしょうか?そのマテリアルとメソッドを知りたいのですが、宜しくおねがいします。

TOSHI's Comment
色々な物が出ていますが、多くは接着で使うエポキシ系の樹脂のようです。色も色々ありますが、伊沢プロは白っぽい物、その他のプロはグレーの物、また赤や青の色が付いている物もあります。
アクリル系の接着剤ですとグレーっぽくなる物もありますし、普通のエポキシ系の接着剤はクリーム色っぽくなる物が多いと思います。バランスをアップさせるなら、それにタングステンや、鉛の粉を混ぜて埋め込めばかなりバランス調整できるはずです。
方法ですが、2種類の物を混ぜ合わせるエポキシ系の接着剤ですと、熱が出ますし混ぜているときもしくは埋めるときに気泡が入ってしまいますので、その点は注意が必要です。真空状態で作業をすると気泡が入らずうまくできるとのことですが一般家庭にはそんな環境はありませんので混合するとき、実際に埋めるときに注意してやるしかないです。硬化したらまずは余分な部分をヤスリで削ります。この際平らにする際には必ず平らな物にヤスリを巻いて中央部分がへこんでしまわないようにすることが重要です。私も一度やりましたが中央部分だけへこんでしまい、そこにもう一度足しました。徐々に削る番手を細かくして平らに仕上げればできあがりです。結構手間がかかりますが、時間をかければそんなに難しい作業ではありません。


埼玉在住の利光ファンさん

Question 315 高弾道の球を打ちたい場合のシャフトについて
最近、発売されたX−Driveを購入しようと思うのですが(300か350かはまだ決めてないです)、メーカーの純正のTXD−65とスピーダ-タイプ6(ともにS)を試打したのですが、軽いやわいと自分にしっくりあわないのです。しかし、ヘッドのデザインや打った感触は非常に好きなのでリシャフトしてどうにかあわせようと思います。
当方のスイングは軌道はインサイドアウト気味でヘッドが返りきらずプッシュするというミスが目立ちます。HSは48〜50です。希望としてあるのがシャフトの長さは44インチで作成したく、なるべく高弾道の球
が打ちたいです。普段で打ち出し角が11〜12度ですが13度以上にしたいのです。
是非、おすすめシャフトを教えてください。

TOSHI's Comment
ヘッドスピードがかなり速いので、やはり60g台のシャフトはしっくり来ないかもしれませんね。現在何をお使いなのかがわかるとコメントもしやすいのですが、今回軽い、柔らかいと言う感想を持たれたと言うことですので、それを元にコメント致します。
まず考えられるのはヘッドが返りきらずプッシュアウトがあるとのことですので、多分ボールを高くしようとして上体が起きあがってしまっていることが考えられます。私の場合で言えばこのような状況になったら少しロフトが多めの物を選び、逆に低めの球を打たなければならないような状況にしてみると思います。また44 Inchで作りたいとのことですので、これはヘッドが返ってくるタイミングも早くなる方向ですのでこれは賛成です。もしかしたらロフトはいつものままでこれだけでミスが減るかもしれません。
リシャフトで対応したいとのことですが、問題はいつも言っているとおりヘッド重量です。45 Inchで組まれた物や、44.5 Inchで組まれていたものを44 Inchにすることになるとシャフト重量が重くなってもバランスは出にくいと思います。バランスをどのくらいでお考えかわかりませんがD2程度のバランスにする場合44 Inchですと硬めに感じると思いますので、少しフレックスを落としてヘッドが走るようにすることが必要かもしれませんね。
おすすめのシャフトと言うことですが、多分70g台の先調子に近いシャフトが良いのではないかと思います。重さで言えばSPEEDER757、CP02、G007、JYS7.5などがあるとおもいます。JYS7.5は先中調子になるので良いかもしれませんね。
それと最初に購入するときになるべく短くてバランスが出ている物を選ぶ必要があると思います。それか最初から44 Inchでバランスが出るように特注をするのも方法の一つです。そのヘッドならほとんどのシャフトでバランスが出せると思います。


常夏の島、シンガポール在住 1965年生まれ37歳のBOBBYさん

Question 314 オフセットの度合いとボールを置く位置
ボールの置く位置なのですが、今までよりもボール半分〜1個分くらい左に置かないの、スライスして、うまく打てません。これは、グースの違いと関係はありますか。グースが少なくなった場合の、ボールの置く位置のズラし方、もしくは正しい位置を教えてください。今までは、基本通りショートアイアンになるほど、右に少しづつズラして置いていました。

TOSHI's Comment
おっしゃるとおりグースが減ったことが原因だと思います。多分新しいアイアンになってボールコンタクトをできるポイントが色々試されて前になったと言うことだと思いますので、それで問題ないと思います。番手毎の位置のずらし方もグースがあるアイアンとさほど変える必要はないと思います。
私の場合もグースがあるアイアンからストレートな物に変えてきましたが、BOBBYさんとは逆でボールを右に置かないと引っかかるような気がするようになり少し内側に入れるようになりました。理論的にはグースのある物よりボールコンタクトが早くなるわけですからボールはつかまりやすくなると思います。ですので自分としてはボールが右に来ることで解決できたのでそれはそれで納得しています。
ですがこういった内容は人それぞれですので、自分にあった方法が最良の方法です。ですが少し振れてきて慣れてきたときに左にひどく曲がるボールが出たときは思いだしてみてください。体の使い方が正しくてもボールの位置でずいぶん変わりますので.....。新しいアイアンにしたときはそう言った試行錯誤がしばらく必要です。頑張ってください。


常夏の島、シンガポール在住 1965年生まれ37歳のBOBBYさん

Question 313 異素材を組み合わせたアイアンのネック調整に関して
最近、ツアーステージ TSー202 カーボンRシャフトを買いました。ゼクシオとどちらにしようか迷いましたが、TS−202の方がカッコ良いし、長く付き合えそうだったので、こちらに決めました。
前クラブは、ミズノ ゼファーという初心者向けの物でした。それに比べると、今度のは、グースが少なく、ライ角が立っています。私は、身長163cmで、小さいですし、ヘッドスピードは測ったことはありませんが、
40m/s前後では、ないかと思います。肝心の質問なのですがTS−202というクラブは、フェースと本体を溶接してあるとのことですが、こういう軟鉄鍛造1ピース以外のクラブでも、ライ角の調整はできますか。ショップに御願いすることになりますが、ネック部を曲げることで
溶接がはがれたり、壊れることはありませんか。

TOSHI's Comment
ネック調整によってひずみが出る部分がどこになるかが問題だと思いますので、多分今回はライ角の調整とのことですので、問題はないと思います。ずいぶんまえになりますが、Titan Muscleのライ角やロフトの調整をしてもらったことがありますが、特にそのような問題はありませんでした。ボディ部分は軟鉄鍛造ですので曲げるのもさほど難しくはないと思います。


神奈川県在住の田辺さん

Question 312 同じクラブで打感が違う?
X500のドライバーを2本所有しています。ひとつは市販品のもので、もうひとつは試打クラブ(ネックセルにSFAとアルファベット3文字が刻まれています)と言われたものですが、この2本を打ち比べてみたのですが明らかに打感が違うのです。市販品の方がフェイスにボールが吸い付くような(非常にコントロールしやすく)今まで感じたことのないすばらしいクラブです。それに比べて試打クラブの方は特別な印象を持てませんでしたし感じませんでした。ロフトやらシャフトなどはまったく同じスペックであります。

トシさんの分かる範囲でけっこうですので考えられる原因といいますか要因といいますか、お答えの方をよろしくお願いいたします。市販品どうしでも感じ方が違ったりすることがあるのでしょうか?

TOSHI's Comment
ロフトやシャフトがまったく同じスペックという条件では違う感触というのは考えづらいですね。長さやバランスが違いませんか?長さが違ってバランスが同じであれば長さが短くてバランスが出ているヘッドには発泡剤が入っている可能性が高いです。あとはグリップの種類などの情報もあると色々な可能性が考えられると思います。


神奈川県在住のT.Nさん

Question 311 トルクとフレックスの関係について
シャフト(ドライバ−)トルクとフレックスの関係について質問があります。例えば、トルク2.0でRのシャフトとトルク5.0でSのシャフトでは、同じヘッドに差した場合どちらのほうが硬く感じますか。(調子、長さ、メ−カ−は同一とします)

TOSHI's Comment
難しい質問ですね。硬さで言うならば、やはりフレックスに左右されると思います。ですので私の感覚でしか言えませんが、硬く感じるのはS Flexのものだと思います。ただしっかり感はトルク2.0のR Flexだと思います。一般にトルクが少ないフレックスが柔らかめのシャフトは上級者の間では好んで使っている方が私の回りには多いです。トルクはねじれなので、非力な方はねじれも使ってボールを飛ばした方が飛ばしやすいし、力のある方はトルクは逆に余計な動きになるので抑えておきたい部分です。
私も平均的なゴルファーに比べればハードヒッターの部類にはいると思いますので、スイングスピードは速いほうです。ですので、余計な動きがないようにトルクが少ないものを好んで使っています。フレックスも余計な曲がりを気にしたくないのでX Flexを使うことがほとんどです。


T.T.さん

Question 310 ジョンバイロンのパターについて
MO-MKスペシャルエディションプロトタイプとMO-Tスペシャルエディションプロトタイプの違いをご存知ありませんでしょうか?知人に昔、TOSHIさまの記事で掲載してあったと聞き、ご質問させていただきました。よろしくお願いいたします。
形としましてはどちらもPINGのアンサーとお同じでバックがブレードタイプのモデルです。ヒロ松本だとG-1に近いと思います。

TOSHI's Comment
やっと昔書いたファイルを見つけました。T.T.さんお待たせしました。ご覧下さい。下の写真はMO-MK Special Editionです。

 

したがJohn Byronのカタログの写真です。フィニッシュは2種類あったようですね。


Design : John Byron MO-1(1992年に二人によって作られた最初のモデル) Type
素材 : 軟鉄
製法 : ネックを含むワンピースミルド製法
仕上げ : 銅下メッキ+ブラックパールメッキ
Loft : 4 deg.
Lie Angle : 72 deg.
Face Depth : 26.4mm
Face Length : 114.3mm
Offset : 6.5mm
Head Weight : 340gプラスマイナス1g
Shaft : TrueTemper Mid Step
Club Length : 34.5inch
Grip : Golf Pride Pro Score
Total Weight : 510gプラスマイナス1g
Balance : D7
生産本数 : 300本限定(専用ヘッドカバー、証明書付き、化粧箱入り)
価格 : 65,000円

製品化秘話
1993年LA OpenでジャパンツアーのM.K.プロと知り合ったJohnは、トレビノ(リー・トレビノ)のをPGA Senior Tour "Trans America Invitational"の優勝に導いた"MO-1"のプロトタイプを手渡すが、彼からオーバーホーゼルタイプタイプのMO-1のネックをANSER-Typeに替えて欲しいと言う要望を受けた。その後MO-1のネックを切断し、"Hand Craft Dale Head"のネックを溶接して手渡した。これがMO-MKの原形である。このパターを気に入ったM.K.プロは今でもツアーで使用することがある。その後多くのプロが同型のパターにANSER-Typeのネックを溶接して使用している。
1998年ツアーサービスで、ワンピースミルド製法でこのモデルを作って欲しい多くの要望からこのMO-MKが誕生。JohnとByronが最終研磨したヘッドは、今までのワンピースミルドには見られないすばらしい仕上がりで、さびにくく美しい仕上がりのブラックパールメッキの下地に銅メッキを施すことによって、よりソフトな打球感が得られている。

とのことです。300本限定だったんですね。


広島県在住の「kame1960」さん

Question 309 ドライバーのヘッド重量とシャフトの振動数について
最近のヘッドは以前に比べて軽くなっているとは思いますが(昔のテーラーで205gくらい?)、今回、NIKEのUS仕様のドライバーをリシャフトしようとしたところヘッド重量が210gほどありいろんなシャフト(Tour Spec 661、TGW60、TGW70)そして今回Aldila UCLを差してます。現在長さ45.5 D6 振動数250です。前期のシャフトTour Spec 661とTGW60はやはり振動数が250から260、TGW70は265でしたがとても振れるような感じではありませんでした。(ちなみに現在のエースはERC2 10°661 S 44.75 振動数272です。)
音の感じからヘッド内には発泡剤が入ってるような感じですが、打感がいいのでどうしたものかと考えています。現在の感じが悪くないのでバランスを調整するために0.75カットしようと考えてますがCHIP側かBUTT側かを悩んでます。おわかりの範囲でかまいませんのでご教授ください。また今まで多くのクラブをリシャフトしてると思いますが、ヘッド重量はどんなかんじでしたか?よろしくお願いします。

TOSHI's Comment
NIKEのヘッドは重いんですね。210gもあれば44 Inchでもばっちりバランス出そうですね。
ドライバー用のシャフトカットは基本的に全てバット側のカットで対応ですね。ただ今のフレックスの感じが良いのであればバット側、もう少し硬くても良いと言うことであればチップ側を切ることで多少硬くすることはできます。
ヘッド重量ですが、私がいままで色々なヘッドを見てみて重さは200g足らずのものがほとんどです。今回購入したYAMAHAのinpres V.は202gと重めでしたが、ほとんどは198g位のものが多いです。ですので、なんとかヘッド重量を重くすることが必要になっています。


滋賀県在住のANSWERさん(身長183cm 体重75kg HS48前後)

Question 308 NIKE 275のリシャフトについて
現在、NIKE275のヘッドにYS-6(S)を(44.5inch)挿してあるものを頂いてので使用しています。総重量が軽くなりすぎるので、ソールに15gの鉛を貼ってもらってD2にしています。しかし、ヘッドが遅れて入ってくるのか、右へ右へ行ってしまいます。
そこでリシャフトを考えているのですが、初めてのリシャフトですので悩みはつきません。
現在、キャロウェイのスチールヘッド3のコンスタントウェイトスチールの4+(375g)を使用しているのですが、飛距離230〜240、方向性も良く、打ち分け可能なので自分的にはドライバーももう少し重く、硬いものの方が良いと感じています。スピーダー757や761、YS-7などに興味はありますが何が合うのかよく分かりません。文面だけではと思いますが、どんなシャフトが自分に合いそうか何かアドバイスをいただければとメールいたしますのでよろしくお願いします。

TOSHI's Comment
きっとヘッドが遅れて入ってくる感覚というのは、15gの鉛を貼ったことでシャフトが柔らかくなってしまっていることが原因と思われます。ですがやはりD2程度のバランスは必要だと思われますので、リシャフトはされた方が私も良いと思います。
リシャフトのシャフトですが、TitleistがCustom Fittingで扱っているサードパーティーのシャフトメーカーのシャフトを参考にされたらいかがでしょうか?
重いシャフトでもしっかり振れそうなので、重めのシャフトを試されてはいかがでしょうか?例えばYS-8.1とか、YS-Eightとか、FUJIKURAのものも757や761の上の重さの8 Seriesも良いかもしれません。
リシャフトの際はまたバランスは問題になると思われますので、重めのシャフトを選ばれた方が、バランスは出やすいと思います。


滋賀在住のkeiさん

Question 307 Clevelandの珍しいウェッジ
最近クリーブランドの通常見かけないウェッジを目にしました。はたしてこのようなモデルがあるのかお聞きしたく思います。
そのウェッジとは一見通常のTA588のガンメタなのですがバックフェースにレッドドットが3つ付いております。(今クリーブランドでキャンペーンをしているツアー供給ウェッジと同じ箇所です)
とてもキレイに加工してあるので、素人がつけたというドットとは思えないのです。又ネックには「RTG」と刻印があります。これも通常のTA588には無いと思います。さらにバックフェースの際は市販モデルとは異なり、やや肉厚です。ソールも加工してあるのか全く市販モデルとは異なります。いずれもきれいな仕上げです。

 

TOSHI's Comment
最近ちらほらClevelandのプロトタイプも見かけるようになってきましたね。ネックのRTGの刻印は市販のものでも付いているものがあります。
写真を拝見させて頂くと、3つのドットと、削りの部分の違いしか見られませんね。もしかしたらですが市販のRTGのWedgeを加工したものかもしれません。実際にフェース面の厚みなど計測して比較してみないと市販品か、プロトタイプなどのプロ支給品かどうかの判断は難しいですね。


??さん

Question 306 セル板の変わりに竹の皮?
R510に661のXを入れてた(BOOMERで)、友人の540に661のSが入った奴が楽に振れるので、661のSに入れ替えました。
その際ゴルフ工房の職人さんがセル板の変わりに竹の皮(チマキの包み)を入れてました。職人さんいわくプラスチックより接着性がいいのでこれを使ってると言うことでした。大丈夫なんですか?
この職人さんは大手SHOPや百貨店等の下請けをやっている人で25年のベテランです。

TOSHI's Comment
昔からの職人さんは色々な技?を持っていますよね。私もいろいろ職人さんがやっているところを見学させてもらいますが、色々な技術を持っていてとても勉強になります。
今回の件は接着性の問題だけで、素材は何でも構わないと思います。私もセル板の代わりに色々なものを使っています。カメラのフィルムの切れ端、荷造りの時に使う黄色いバンド、テレフォンカード等です。
市販のセル缶にはセル缶の内側、外側両方にしっかりエポキシをつけるよう注意書きが書かれています。これも要は接着をしっかりするようにと言うことです。
竹の皮がその職人さんの経験から接着性が良いということであればまったく問題ないと思います。ただ竹の皮の厚みが均一で、シャフトを入れるときにも変形しなければ良いと思います。


埼玉在住の仔虎さん

Question 305 IZ70M、I-65、CP02について
リシャフトを、検討しているのですがご意見をお聞かせ下さい。
先日BSの試打会に行きX-DRIVE TYPE350PROSPEC IZ-70M 9S (D3) を試打したところ、シャフトのフィーリングとサイエンスアイのデーターが最も良くものすごく気に入ったのですが、高ぎて・・
そこでリシャフトをしてあのフィーリングと飛びを再現したいのですが、IZ-70も金額的に手が出ません。色々調べてみてグラファイトデザインの CP-02 I-65(未発売)が最もIZ-70に近いシャフトに近いと言う事なので現在使用中のドライバーTM300ツアー9.5SRにどちらかのSシャフトを入れて44.25か44インチでバランスはD3くらいで仕上げたいのですがいかがでしょうか?
お分かりになれば、CP-02 I-65 それぞれの細かい感覚や感触や球の上がりやすさ等も教えて頂きたいのですが、お願いします。

TOSHI's Comment
私の感覚でしかありませんが、参考までに書かせて頂くと…..
まずシャフトのしっかりさに関しては、IZ70M、I-65、CP02の順になると思います。
扱いやすさの順番で言うと、CP02、I-65=IZ70Mになると思います。そしてコストは、IZ70M、I-65、CP02の順番で高いですね。
コストパフォーマンスで選ぶならば、CP02だと思いますが、CP02のXはIZ70Mや、I-65の同じフレックスに比べて少しやわらかく感じますので、その辺は念頭においておいた方が良いかもしれません。R300TOURを44もしくは44.25でD3で仕上げるには若干鉛を貼らないと無理かもしれませんね。しっかり感を求めるのであればIZ70がやはりおすすめです。


香港在住のHKToshiさん

Question 304 アイアンに付いた石を打った痕
先日新規購入しましたアイアン(タイトリスト690CB)でラウンドした時にラフでボールの下に眠っていた石を叩いてしまいクラブに傷が入ってしましました。(わりと深い部分も有ります)
この傷を全てなくなることは無いと思っていますが、浅い傷の部分はチョッと消したいと思っています。
以前何かの雑誌で見たことが有るのですが紙やすりで荒め〜目の細かいもので気長にこすれば少しはましになると見た事があるのですが、本当に可能なのでしょうか?
御存知の様にタイトリストの690CBアイアンは鏡面仕上げなので変な傷がつくのではないかと心配しております。

TOSHI's Comment
私も以前手に入れたTourStage X5000で1本だけ石を打ってしまっていた物があってとても気になり、とりあえず構えたときの形が変わらない範囲で削ってもらったのですが、やはりリーディングエッジにある痕はどうしても気になったので1本だけ注文して作りました。
今回おっしゃっている方法ですと、削ることになりますので、その部分のメッキは当然なくなってしまいます。削ることで多少は目立たなくなるかもしれませんが、メッキははげてしまいますのでもう一度メッキに出す必要があります。690CBは綺麗なアイアンですから余計気になるでしょうね。
Titleistに単品で購入できないか問い合わせしてみてはいかがでしょうか?メッキをしたり組みたてなおしたりで結構工賃もかかってしまうと思います。


Aokiさん

Question 303 T/M R510のヘッド重量
510のリシャフト記事の中に510のヘッドが軽いというのがありましたが、どのくらいだったのでしょうか?私現在X500にDGX100を挿して使用しております。素晴らしい安定感と飛距離に満足しているのですが510のヘッドにDGつけたらいいのではないかな〜と考えております。で、ヘッドが何グラムだったのか教えていただければ幸いです。また、そのヘッドにもともと入っていたシャフトがなんだかも教えていただきたいのです。よろしくお願いします。

TOSHI's Comment
R510のヘッド重量は色々ばらしましたが、すべて198gでした。シャフトはTM-500 TOURのSだったりXだったりしました。軽いヘッドのものはばらしたことがありませんが、きっと長さが長くなっているので同じくらいの重量だと思われます。


東京のPingboyさん

Question 302 シャフト先端に付ける鉛棒に関して
私、最近リシャフトを始めたばかりでクラフトワークに関するレポートが掲載されるのを楽しみにしております。12月5日のGear Report "T/M R510 をリシャフト"を拝見しまして一つ質問をさせてください。バランスアップのためシャフト先端に鉛棒を付けるようですが、鉛棒がシャフトに入る長さはどの程度なのでしょうか? 棒の長さがホーゼルより長くなるとシャフト折れの原因となると聞きましたが。また鉛棒と銅棒があるようですがどのように使い分けているのでしょうか?

TOSHI's Comment
最初に行ったリシャフトではご覧いただいたとおり長く入れすぎてしまったのと、シャフト内部に完全にエポキシが行き渡っていなかったこともあって、もう一度最初からやることになってしまいました。
今回のように鉛棒を入れるのはバランスアップには非常に手軽なのですが、シャフトの内側の径と、鉛棒の径が合わないと、中でがたつくことになりますのでエポキシがきっちりその隙間を埋めるように入ることが絶対に必要になります。
最初は鉛棒のシャフトの中に入る長さは2.5cmくらいにしました。ですが、これで失敗したので、次は1cm位にしてシャフトを少し浮かせて、ホーゼルにできた隙間に鉛を入れました。
ホーゼルの奥に鉛を入れるポケットがあれば一番良いのですが、接着面積が減るほどシャフトを浮かせて入れることはできませんし、なかなか難しいところです。
鉛棒と銅棒の使い分けですが、私は基本的に比重が大きい鉛をよく使っています。変形しやすいので使い勝手が良いです。シャフト折れに関しては、物理的に考えると確かにホーゼルより長いと良くないような気がしますが、中で動かないようにきっちり入っていれば問題ないのではないかと思います。硬い素材のものですとその可能性も高いと思いますが、鉛は柔らかいですからそのようなことは少ないと思います。


海外在住のヒロさん

Question 301 リシャフトで打球音が変わる?
今までX500のTD-03Xを使用していましたが、余りに回りの人が高反発ヘッドで飛ばすので、遅ればせながらV700 IZ70 X 44INCH(いわゆる伊沢仕様)を購入しましたが、これがtoshiさんのおっしゃるとうりかなり手ごわく、本日YS−7SXにリシャフトしました。何せ、海外ですので上手くリシャフト出来るかどうか心配でしたが見かけは、そこそこでした。しかし、ここからが問題なんですが、なぜか、ヘッドが大変な高音を発するようになってしまったんです。素人なので、良くわかりませんが、シャフト交換につき余りに高温でスルーボアのところを熱し過ぎて、ヘッドの中のエポキシが溶けてしまったかな?とこういう事ってあるんでしょうか?
通常のV700のシャフトは、発泡剤が入っていないとtoshiさんの過去のQ/Aを拝見しましたが、このV700は交換前まで、球筋は悪いにもかかわらず、打感はX500ほどではないにしても、そこそこでした。
そこで、この場合昔のような打感を得るには、どのようにしたらよろしいでしょうか?海外と言っても、ここは先進国ではないので、ショップとかに相談できないので、ひとつよろしくお願いいたします。

TOSHI's Comment
V700で44 Inchだとかなりヘッド重量をアップしなければならなかったと思います。バランスがどの程度出ていたのかわかりませんが、D2以上のバランスがないとなかなかIZ70M(X)をしならせるのは難しいでしょうね。ヘッドの中に入っているのは発泡剤ですが、これが高温で溶けるというようなことはないと思います。
よくこの手の話は聞くのですが、なぜか原因はわかりません。ですが、V700のホーゼルの内側の下の方にある穴から発泡剤を入れるのですが、その穴から出てしまったとも思えませんし、出すことは非常に難しいと思います。
今回の場合ですとシャフト重量はさほど変わっていないと思いますが、フレックスが柔らかめになっています。また微妙にフレックスポイントや、タイミングなど変わったために以前と同じポイントで打てていないためにそのような音が出ているとは考えにくいでしょうか?V700は私も使っていましたが下の方にあたるとかなり甲高い音がするのに、上の方にあたると音がまったく変わります。
ショットマーカーを使ってどこにあたっているのか試してみてはいかがでしょうか?