PART VI

ここではみなさんから寄せられた質問などに関してQ and A形式で掲載します。偏りがあるコメントしかできないかもしれません。ですが、いままでゴルフというものをしてきて、道具のこと、プレーのこと自分なりに考えがある程度まとまってきました。その経験を利用し、みなさんが遠回りせずにゴルフが上達するような手助けができればと考えています。私のような者の意見でも参考にしていただけるのであれば喜んでお答えします。

投稿の仕方は下記の通りでお願いいたします。基本的に受付順に掲載していきます。

宛先 toshi@anserfreak.ne.jp
Mailの題名 QA投稿
内容 本文中に公開可能な在住地とお名前(例えば"埼玉県在住のtoshi"のような感じで)を必ず書いてください

[シャフトやリシャフトに関して]
  アイアンとウッドのシャフトのつながりに関して
  ドライバーのシャフトに関して
  シャフトを自分で切りたい
  シャフト交換に必要な物
  スチールシャフトの軽量化に関して
  IZ-70Mの振動数について
  シャフトの長さについて
  ドライバーのリシャフトに関して

[パターに関して]
  Old Anserについて
  パターのスペックやチューン関して
  PINGの珍しい刻印について
  303GSS素材のパターの手入れに関して
  Scotty CameronのT刻印入りパター
  パターのスリットに関して 
  コレクション用のパターと、実戦用のパター
[スイングに関して]
  アドレスで合わせるポイント
  スイングタイプってなに?

[その他]
  ドライバーの選択について
  ガンブルー処理で氷水に浸けておく時間
  色々なガンブルーについて
  朝一番のティショットでの悩み
  グリップの種類に関して
  ドライバーのスペアについて
  メッキ剥離やガンブルーが与えるヘッドへの影響
  PalmのIntelliGolfに関して
  発泡剤を入れてくれる業者について

[アイアンに関して]
  アイアンの買い換えについて
  Ben HoganのSWについて
  Ben Hogan EDGEの調整について
  Wedgeの溝の規定について

Back Numberもご覧ください PART I はこちら PART IIはこちら PART IIIはこちら PART IVはこちら PART Vはこちら


横浜在住のUruさん

Question 180 発泡剤を入れてくれる業者について
実はかつてのレポートで触れていたのではないかと思い大変恐縮なのですが、チタンヘッドのドライバーに発泡剤を注入してヘッドを重くする件に関してです。

私の1WのHeadはMIZUNO Pro 300S 9度で、ShaftはFujikura Speeder 869 Xです。
現在44.75inchs D2合わせなのですが、これを、43.5〜44inchs D2合わせにしたいとおもっています。

この作業を自分でやる自信がないので、ショップにやっていただきたいのですが、Toshiさんの中で技術的に信頼がおけて、上記作業をやっていただけるショップを教えていただきたくメールしました。
どうぞ宜しくお願いいたします。

Answer 180
私も探しているのですが、今のところ見つかっていません。私はほとんどの場合やってもらうのはBSのヘッドなので、BSの工房に持っていってやってもらっています。
MIZUNOの方でもそういう対応はしていただけないのでしょうかね。多分ヘッドの塗り替えやシャフトの変更などしてくれたと思いますので、相談してみるのが良いのではないかと思います。
最近何件かこの手の相談を受けていますので、私も今探しているところです。見つかり次第HPの方で紹介致します。


埼玉県在住のhayashitoraさん

Question 179 コレクション用のパターと、実戦用のパター
toshiさんは色々なパターコレクションをお持ちのようですが、実戦投入の為に長さ調整等のチューニングをされていますよね。 コレクションと実戦用のパターはどのように使い分けされているのでしょうか? リシャフトをしたり、カットをするとオリジナルでは無くなってしまいますよね。オリジナルのシャフトを抜いて保管してあっても、やはり元に戻す時はシャフトの差し直しになってしまい、オリジナルでは無くなってしまうのではないでしょうか? 私自身キャメロンなどのオリジナルは長すぎるので、リシャフトして使いたいと思っているのですが、その辺の意見を聞かせてもらえませんか?

Answer 179
コレクション用という位置づけのパターはほとんど存在しません(最近は.....)が、とってあるものもあるのでそれについてお話しします。基本的に使わない道具は手元に置かないことに最近はしています。
リシャフトに関しては、PING以外(Scotty Cameron)はほとんどしています。ですが最近はオリジナルのシャフトも重い場合があるので、そのまま使ったりしています。リシャフトする理由は、レングスを短くしたい、でもバランスを落としたくないと言う観点からです。ほとんどの場合グリップにビニールがついたまま抜いてとってあります。もちろんそれを売りに出す場合差し戻しになりますね。コレクション用はほとんど何もせずに置いてある状態です。いま手元にあるもので何も手をつけていないものは2本くらいしかありませんね。あとはほとんどいじってしまっています。
せっかく使うのですから自分にあったものにして使いましょう。後で使わなくなったときのことなど考えていたら思い切って使えませんよね。
私も最近WhiteHotに変えて、すごく楽になりました。ヘッドカバーはしなくてもいいし、手入れも終わったらぬれタオルでアイアンと一緒に拭くくらいです。これってプレーの最中のことを考えるとすごく楽になります。話は違う方向に行ってしまいましたが、是非使いやすいスペックにして使ってください。


千葉のエグチさん

Question 178 PalmのIntelliGolfに関して
直接Golfでは無い質問です。 数年前から拝見していますが、以前PalmのIntelliGolfと言うのを試されていましたが何処で購入しましたか?。最近のPDAに強い店でも見かけません。

Answer 178
私は3年ほど前にIKESHOPで購入しました。
そういえば最近見ないですね。
まだ情報が出ていますので、生産終了になったというわけではないようです。下記のURLを見てみてください。

http://www.intelligolf.com/


大阪府在住 TAKAPONさん(34才)

Question 177 メッキ剥離やガンブルーが与えるヘッドへの影響
先日ガンブルー加工済のフォーティーンMT-28のAとSを入手しました。
そこで気にかかったことですがTOSHIさんのレポートにあるようにMT-28は、フェイス面やスコアラインが
スピン性能が良く仕上げられているのにガンブルー加工時の強い薬品やスチールウール等の使用で性能に悪影響はないのかな?と思いました。

Answer 177
お話を聞く限りでは、問題はないと思います。
まず、ガンブルー自体は強い薬品で鉄を溶かしたり、変性させることはありませんのでご安心ください。スチールウールですが、私の経験上スチールウールはアイアンをきれいにしたりするのに一番良いものだと思っています。アイアンの表面を削るくらい硬いものは3Mの緑色の鍋洗いやえんじ色のものです。

 3M Scotch Bright

スチールウールはぴかぴかのメッキがかかっているアイアンでも傷は付かないと思います。ですので練習場でついたボールのあとなどをとるには最適です。
メッキが元々かかっているものを薬品で溶かして加工してあるものでしたがそのメッキ剥離の方法によっては鉄に影響を与えますが、FOURTEENのMT-28は最初からノンメッキですので、そういった行程は踏んでいないので大丈夫だと思います。


新潟在住のHideさん

Question 176 スイングタイプってなに?
非常に初歩的な質問かと思いますが、スイングのタイプのハードヒッターとスインガーってどういう風に分けられているのでしょうか。ヘッドスピードだけなのでしょうか。よろしくお願いします。

Answer 176
おっしゃるようにハードヒッターとスインガーってどんな定義があるんでしょうね?数値的なパラメータが出てくるヘッドスピードは一番わかりやすい指標になると思いますが、どこからがハードヒッターで、どこからがスインガーという明確なものはありませんね。ですがヘッドスピードという指標はほとんどの場合速めに言ってますよね。私はヘッドスピード48ありますと言ってもそれは機械の前でマンブリしている場合が多いと思いますし、その9割くらいの数字が正しい数字なのではないでしょうか?みなさんもヘッドスピードを測る場合本当にラウンドで振っているスピードを把握するために正しく値を計測することをおすすめします。
話が横道にそれてしまいましたが、スイングタイプで言うとハードヒッターはフェースローテーションを積極的に使うインパクトが強い人、スインガーは比較的フェースローテーションは抑え気味でインパクトが強くない人と言うことになるのではないでしょうか?むずかしいですね。


東京在住のsa-toshiさん

Question 175 パターのスリットに関して
スタジオステンレスのNPビーチなのですが、現在使用中のFAXONモデルに比べ、打感が硬く感じます。スリットにより、ヘッドの厚みが薄くなっているためと考えられます。スリットを樹脂などで埋めることにより、打感は柔らかくなるのでしょうか。スリットを埋めるのに使えるものがありましたら教えていただけますでしょうか。また、スリットのないNPのほうが、柔らかいのでしょうか?よろしくお願いします。
ちなみに、スリットによりいい音がすることはないようです。(HI-SPIN使用)

Answer 175
打感が硬く感じる要因としては、打球面の素材と、おっしゃるように厚みが大きく影響しますね。以前私もAnserの音が気になったのでスリットにシリコンを入れたことがあります。その効果としてはご期待の感触をやわらかく感じさせる効果がありました。まず音が変わりますので結構良いと思いますよ。

 

おっしゃっているように、スリットがあるものより無いものの方がやわらかく感じると思います。
私が使ったものはScotty Cameronがトライレイヤードで穴に詰めていたシリコンで、信越何とかというところが作っていたものですが、それはトライレイヤードを分解してその後穴に入れるときにゆるいものが良かったのでかなり粘度が高いものを使っていましたが、色々大変だったので同じようにやるために良いものがあります。
ホームセンターなどで売っているバスコークってありますよね。タイルなどの目地に入れるものです。あれは固まっても硬くなりませんので良いと思います。多分あれってシリコンなのではないかと思います。良い結果を期待しています。


札幌市に住むYasukiさん

Question 174 ドライバーのリシャフトに関して
私(33歳・身長178cm・体重72kg・HS49m/s)の使用クラブは以下です。
 1W:V700・ 9度・TD-02HK(X)・45.25インチ
 3W:C500・14度・TD-02HK(S)・43.00インチ
左への引っ掛け、右へのプッシュアウトがなかなか治らず、今回始めてリシャフトしようと考えています。
色々と考えて、1Wのシャフトは相性が良さそうなCP-02に決めたのですが、フレックスと長さを悩んでいます。また、1Wとの相性が良い3Wのシャフトも教えて頂きたいと思います。宜しくお願い致します。

Answer 174
今お使いのシャフトはHKとのことですので、手元調子のシャフトになります。ヘッドスピードが49もあるとのことですので、右に抜けてしまうと言うことの原因がその辺にあることも考えられますね。
CP02にリシャフトする際のフレックスですが、もし49と言うヘッドスピードがマンブリ状態のヘッドスピードで、実際はそんなに速くないと言うことであれば、Sでも良いと思いますし、本番のスイングもそのくらいで振っているようであれば、比較的フレックスが柔らかめに感じるCP02でしたらXでもいけるのではと思います。
長さですが身長が178cmもあるので(うらやましい…..)、45 Inchでも振り切れるようであれば良いと思いますし、ミート率を上げたいようであれば44.75とかを試してみてはいかがでしょうか?3Wのシャフトですが、同じCP02で良いのではないでしょうか?私の師匠もチップカットして3Wで使っています。スプーンの長さは私は42.5 Inchに決めていますが、身長のある方でしたら43 Inchでもいいかもしれませんね。あとはバランスやライ角の問題だと思います。


千葉県在住のトシさん

Question 173 Wedgeの溝の規定について
toshiさんのレポートを拝見してフォーティーンのMT28Sを購入いたしました。それまで使用していた、溝のくたびれたwedgeとのスピン性能の違いに驚いております。
そこで質問です。ここまでスピン性能が上がってくれて、嬉しいのですが、少し欲が出てきまして、更なるスピン性能が欲しいと思います。wedgeの溝の加工、バンスの加工等が考えられると思いますが、溝を加工した場合、溝の最大深さと幅の規定をご存知でしたらお教えください。

Answer 173
ずいぶん前にもお答えしたことがありますが、細かい規定が定められています。
溝より上部が拡がっている左右同形の断面をもった数本の直線の溝をつけることができる。しかし溝の幅と横断面はクラブフェースの全面にわたって、また溝の長さの全体にわたって同じでなければならないとのことです。
溝の縁の丸味は半径が0.020インチ(0.508ミリメートル)以下の円形状でなければならず、溝の幅はR&Aが定めた"30度測定法"に計測したときに0.035インチ(0.9ミリメートル)以下でなければならない。また、隣接する溝の縁と縁との間隔は溝の幅の3倍以上になっていなくてはならなく、さらに少なくとも0.075インチ(1.905ミリメートル)以上でなければならない。なお、溝の深さは0.020インチ(0.508ミリメートル)以下でなければならないという決まりがあります。


北海道在住のqsukeさん

Question 172 ドライバーのスペアについて
現在40歳で4、5年前までは年間40回ほどラウンドし、HDCPも7になりましたが、最近は仕事の都合もあり、練習時間もなかなか取れずプレー回数も年間10回ほどになり、スコアも何とか80台でラウンドしているところです。今年はまた少し真剣にゴルフに取り組もうと思っているのですが、toshiさんのご意見を拝聴いたしたくご質問させていただきたいのです。

私の友人のTは同モデルのロフトの違う(8.5°と9.5°)ドライバーを季節や天候、コース、体調などに応じて使い分けているのです(彼曰く、8.5°がエースで、9.5°がセカンドドライバー)が、私はというと、FWとロングアイアンは、コース、使用Teeによって入れ替えをしていますが、ドライバーに関してはだんだんと一般的に言われている易しいモデルへと変化しているため、以前の物は使えなかったり、中古ショップ等で処分しているため、手元にセカンドドライバーとなる物が無い状況です。
そこでセカンドドライバーの購入を考え始めたのですが、この考えどう思われますか。また現在使用中のドライバー(テーラーメイドR360、9.5°、44.5インチ、グラファロイプロライト45S、D2(発泡剤注入による))が少し易しめなので、R360、8.5°かR300Tourあたりを購入するとすれば考えているのですがいかがでしょ
うか。併せてご意見お聞かせ願えれば幸いです。よろしくお願い致します。

Answer 172
以前の質問でもありましたが、スペアの考え方が色々ありますよね。わたしがスペアを作るのであればやはりシャフトのフレックスを変えたいですね。長さはあまり変えられない部分だと思いますので今回の友人の方のロフトを変えるというのも一つの手だと思います。
以前相談があったときにもこう言ったとおもうのですが、ヘッドが気に入っているのであればヘッドは変えない方が良いと思います。違うヘッドではスペアとは考えにくくなると思います。ですので今回同じR360か、R300 TOURということでお考えのようですので、私はR360の方をおすすめします。
ですが、もし今何かR360に不満があるようであれば、新しいモデルにするというのも良いかもしれません。でもきっとどちらか使わなくなると思います。色々考えてみて下さい。


神奈川在住の山下さん

Question 171 アドレスで合わせるポイント
ゴルフ歴3年目で、時々80台がでるようになったゴルファーです。最近疑問に思うことがありまして、周囲の者に聞いても今ひとつはっきりしないのでご意見をお聞かせいただきたいと思いましてメールを送らさせていただきます。
疑問点は、アドレス時でのアイアンのフェースの向きについてです。使用アイアンは、ホークアイの旧いタイプです。ゴルフを始めて以来、リーディング・エッジを飛球線に対してスクエアにしてきました。ところが、ゴルフ雑誌で、あるプロがアイアンは、リーディングエッジではなく、トップブレードをスクエアにする、といっていましたので、7〜5番をそうして打ったら、真っ直ぐ飛んでいきました。
8〜9番&ウェッジは、トップブレードに合わせると、極端にクローズになってしまいますので、通常通りに打ちました。今まで3万発以上、練習場で打っていますのが、リーディングエッジを合わせた打ち方でも、それほど問題があるとは思えませんでした。やや、スライス気味でしたが、これは打ち方が悪いのだと思っていました。雑誌とかで調べてみると、グースが大きいクラブは、リーディングエッジをスクエアにして、小さいクラブは、トップブレードをスクエアにする、というようなことが書いてありました。周囲の人間も、トップブレード派のほうが多いみたいです。ご意見をお聞かせいただけないでしょうか?

Answer 171
これは深い内容ですね。私も5年くらい前まではリーディングエッジを打ちたい方向に対して直角になるように構えていましたが、今の師匠に出会ってからトップラインで合わせるようになりました。私のメンバーになっているクラブでもトップラインで構える人が少なくありません。
山下さんがされているように、どの番手までその構え方が適応できるかが難しいところで、先日師匠に私も疑問に思ったので聞いてみました。
明確な回答はなかったのですが、やはりショートアイアンではトップラインで構えていないとのことでした。もちろんWedgeでその構え方をしたら大変なことになりますよね。
私も少しスイングを変えてボディーターンというものが少しわかってきた今では、ボールのつかまりも良くなり、7番アイアンくらいまでリーディングエッジで構えています。
ただそれが良いと言うことではなく、やはりリーディングエッジで合わせた方が目標に合わせやすいですし、トップラインで合わせる以上に良い点がいくつもあります。もしアイアンのつかまりが悪くてお悩みでしたらトップラインで合わせれば結果は良くなるはずです。実際私もそうでした。ですが大事なのはその構え方で引っかかると言うことを怖がらずに左に振り抜けるかと言う点が重要になってきます。おっしゃるようにグースの強いアイアンでそれをやると引っかかりがとても怖くなります。私もそうでした。しっかり振り抜こうと思ってもからだが勝手に反応して左肘を抜いてしまったりします。ですのでその辺は注意してください。自分がしっかり振り抜ける意識がもてる程度にしておくことが重要だと思います。


東京在住のmikeexpoさん

Question 170 Ben Hogan EDGEの調整について
年代もののアイアン(ベンホーガン旧エッジ、スチール3(レギュラーの意?))を使ってます。このたびはじめて、クラブのライ、ロフト、バランスの測定、調整をしました。ショップの店長さんの話だと、ロフトは不揃いになっているので、調整要。ライ角はOK。バランスはD3と重いので、半インチカットしてD0にしたほうがいい、とのこと。いまそれで、調整をお願いしているところです。ところで、
こちらでよく話題に出るBSのV7000は、3,4,5の各アイアンのライ角を同じにして、打ちやすくしているとのこと。一般的に、どんなアイアンでもこのようにしたほうが、ロングアイアンが打ちやすくなるんでしょうか?それとも、V7000はそれに適応した何らかの工夫が、ヘッドになされているんでしょうか?

Answer 170
確かにおっしゃるように輸入物のクラブは長めでバランスも重いですね。ロフトの調整はした方が良いと思います。ですが半インチカットしてD0にした方が良いかは今出ている球筋を見て慎重に考えた方が良いと思います。もし長くてアップライトすぎてボールが左に引っかかることが多いようであれば半インチカットしてライ角をフラットにするか、そのままの長さでフラットに調整するかを考えた方が良いと思います。もし今の球筋に問題がなければ、そのままで調整は必要ないと思います。
もし今長いことや、バランスが重いことでマイナス要因が出てきているようであればそれに対応したチューンナップを考えるべきで、問題がないようであればそのままでロフトの調整だけで良いと思います。
V7000に関してですが、もともと私の場合つかまりが悪い打ち方をしているのでこのV7000の特徴がぴったりマッチしました。ヘッドに対する工夫は少しヒール側の削りが多くなっているのではないでしょうか?アップライトにすればその分余分な部分は出てきますのでほんの少しだとは思いますが.....。
この特徴も今ロングアイアンがつかまらなくて困っていると言うことであればやってみる価値はあると思いますが、実際にV7000を構えてみて、もしくは打ってみて違和感がないか確認してからの方が良いと思います。
ライ角や長さは身長や構え方でも大きく左右されます。調整する前に現状困っている点は何かを整理されてそれに対応した調整にすることをおすすめします。


東京在住の朝倉さん

Question 169  シャフトの長さについて
最近のプロを見てると、長くなったシャフトがまた短くなってると思います。自分のドライバーは、V700の9度にIZ70のSで44.75インチです。体格は170cm62kg。HS47m。平均260ヤード。ハンデ18ってところです。今のドライバーにさし当たって不満もないのですが、もう少し短いものをもう1本揃えようと思ってます。
できれば、RV10の330でV700同様IZ70のSをオーダーしようと思ってますが、44インチにすべきか、44.25もしくは44.5にしようか悩んでます。アドバイス下さい。

Answer 169
おっしゃるようにプロのドライバーの長さは短くなる傾向にありますね。同じスペックですね。シャフトは私の方が若干短めかもしれませんが.....。
体格については私の方が明らかに小太りです(笑)。167cmで65kgもありますので.....。HS47でアベレージで260 Yardは飛ばし屋ですね。それでHDCP18はもったいないです。寄せとパターを磨いてください。
V700って不思議ですよね。使えば使うほど良さがわかるって言うか.....。おっしゃるように不満は見あたりません。スペアとして用意するのであればわたしなら長さは変えないでシャフトの特性の部分で違いを作ると思います。理想は同じシャフトで硬め、柔らかめという感じです。HS47でしたらIZ70MのXはちょっとつらいかもしれませんので、フレックスは統一して、ヘッドを変えるという方向になったのでしょうね。
そこで候補に挙がっているのがRV-10のType330とのことですので、私がもしそのヘッドでスペアを作るとしたらと言う話をさせていただきます。
シャフトの長さは合わせるでしょうね。総重量はきっちり合わせて可能であれば、ヘッドが大きくなった分ミート率はシビアではなくなると思われるので、若干重みを感じて振るために半ポイントくらいバランスを重めにすると思います。もし長さを変えるとしたらやはり44.5 Inchくらいまででしょうね。0.25 Inchの差ならさほど感じないと思いますので.....。
スペアのドライバーを作るなら同じヘッドで、シャフトのフレックスを変えるか、バランスを若干変えるというのが一般的だと思います。
私が今回のようなスペアの作り方をすると、きっとどっちを使うか迷ってしまって、結局どちらか使わなくなってしまうと思います。いろいろなパターンを考えてみてください。


横浜のPAPAさん

Question 168 Ben HoganのSWについて
父からもらったBenHoganのSWについてなのですが、これを見た複数の人からクラブのいわれを質問され、父(75歳の現役ダボゴルファー)に聞いても分からないでいます。父が外資系石油元売にいた時のオランダ人の元同僚に2年前にもらったそうですが、その方はもう他界されていて確かめようがありません。クラブはベリリウムカッパーヘッドで、ネック部にBERLLIUMの刻印、ソールに56、バックにSPECIAL−SIの赤字の刻印とBenHoganのロゴ、そしてこの後がわからない所なのですがBest Wishes, Mrs Ben Hogan と 1999 F.O.Gとの薄めの刻印があり、グリップエンドにラムキンとSPALDINGの掘り込みがあります。TOSHIさんはパーソナルなどBenHoganのウエッジも集めておられるので、これがどういういわれのものなのかご存知ではないかと思い、Mailいたします。よろしくお願いします。

Answer 168
Special-SIということですので、Special Sand Ironだと思いますが、「Best Wishes, Mrs. Ben Hogan」という刻印は見たことがありませんね。1999 F.O.G.と薄く刻印されているとのことですが、それと似た種類の刻印はBen Hoganではよく使われていますね。

上の写真は私が持っている限定Wedgeにあるその薄目とおっしゃっている刻印と同じものと思われます。でも、しっかり入っている刻印の方は何か大きな意味がありそうですね。1999ということですので、1999年に出た記念モデルだと思います。SPALDINGの刻印は、その当時のBen HoganとSPALDINGの関係を考えれば不自然なものではありませんね。
何かご存じの方がいましたら教えてください。


kousei903さん

Question 167 IZ-70Mの振動数について 
V700 IZ−70M(S)ゲットおめでとうございます。今回のレポートを拝見いたしまして、私もV700 IZ−70M(S)を狙っている者として羨ましく思いました。
つきましては、V700 IZ−70M(S)のデータで調べていただきたい事がありメールさせて頂きました。それは振動数を教えて頂きたいと思ったからです。今後の購入時の参考にさせて頂きたいと思っています。無理を申しますが、宜しく御願い致します。

Answer 167
IZ70Mはいいですよ。今回のレポートでも書きましたがやはり飛距離はアップしたように思います。
残念ですが、今回ご質問の振動数についてはデータがありませんでした。BSにも問い合わせてみたのですが、BSはもともと振動数という基準を持っていないとのことでした。いつも行っている工房でも計測するツールがなかったので計ることができませんでした。お役に立てなくて申し訳ありません。
IZ70Mはワッグルしたりテンションをかけたりするとやわらかく感じますが、実際に振ってみるとSでよかったなと思うくらいしっかりしていました。
先日葛西の練習場で会った友人のX Flexを振らせてもらったのですが、とても手強かったです(ヘッドが8度だったと言うこともありますが.....)。しなりを使って打つならやはりS Flexの方が良いのではないでしょうか.....。


横浜在住同い年のたかあきさん

Question 166 Scotty CameronのT刻印入りパター
キャメロンパターで教えて頂きたい事があります。キャメロンNEW PORTでキャビティー部に小さな'T'が刻印してある物は高価なのでしょうか?未使用での相場はどれくらいですか?ご享受よろしくお願いいたします。

  

Answer 166
難しい質問ですね。まずはそのTマークを信じるかどうかで、なにか証明になるような物があれば、それは信じても言いと思いますが何もない状況では、Tマークなどは打刻キットがあれば誰でも打ててしまいます。そんな偽造を防ぐためにサークルTが出てきたわけです。そのサークルTも最近は打刻になっtきていますね。
この手のプロトタイプとか、ツアー支給モデルと言った物を買う際にポイントとなるのは、私としてはまずそのモデルが形状的に明らかに異なっていること、それと、刻印などが明らかに違うという部分を判断の基準にしています。
形状が同じなのに、あるはずの刻印がないとか、形状や刻印はすべて同じでフィニッシュだけが違う物は私の中では全く興味がないたぐいの物です。今回の物は多分刻印も形状もフィニッシュも市販品と同じ、それにTマークがあるだけだと思われますので私の考えとしては手を出さない方がいいと思います。
最近偽造品がかなり多いです。Yahoo Auctionなどにも何点か出ています。偽造の主な例としては下記の物があります。

フィニッシュを変えてある
刻印を打っている
ネックを溶接している

みなさん高いお金を出して偽物をつかまないように気を付けてください。

話がそれましたが、もし今回の物が本物だとしたら、相場的には前述のような状況でもありますので、50,000円前後の価値ではないでしょうか。ただし証明書があったりする事が条件です。もし何もないようであれば状態にもよりますが20,000円前後の物だと思います。


北海道在住のKeiさん

Question 165 スチールシャフトの軽量化に関して
アイアンのリポートの件で質問させていただきます。950GHが軽すぎて合わないようですが、DGライトS300も装着長さでの重量では950GHとそれ程変わらないと思われますが、振った感じはかなり違うのでしょうか?
実は私も昨年だけで、DGS200-950GH-DGS300センシコア-ライフル6.0と変わって(さまよって?)おります。全てブレードタイプでの評価ですが、950GHはタイミングが取れず合わないようでした。やはりDGが振りやすいのですが、40歳を越えて体力不足のせいか、2〜3日続いた時は重さが気になります。

今年に入りDGライトS300に替えて練習しておりますが、何かうまく振れないのです(抽象的ですが、手元が降りなくて、コックがすぐにほどける感じです)。シャフトの手元も太めなので、グリップに力が入ってしまうのかも知れません。バランスは今までのDGと同じD2位のセッティングになっておりますが、この辺も影響するのでしょうか?

Answer 165
おっしゃるとおりDG Liteは950GHと大差はない重量になると思いますが、keiさんがおっしゃっているように、DG Liteは間違いなくDGのタイミングで打てるシャフトです。950GHはDGのタイミングで振っても私や私の師匠もそうだったのですが、おなじような球筋を得ることはできませんでした。この辺はそうしようもない部分ですので、やはり慣れ親しんだDGに近い物というとDG Liteという結論になるのではないでしょうか。
DG S200、950GH、DG S300 Sensicore、RIFE 6.0と色々試されているようですが、やはりDG系のシャフトに慣れた方はDG Liteが良いのではないでしょうか?
今年に入ってDG Liteをお使いとのことで、バランスは同じで、総重量だけが20g程度変わったということになりますね。私の師匠ももともとD2位のバランスで組んでいたと記憶していますが、軽量シャフトにしてD0.5にバランスダウンして使っています。軽量化したのにバランスを同じにしていると言うところがもしかしたら引っかかっているのかもしれません。少しバランスを軽くしてみてはいかがでしょうか?


京都在住のゴルフ馬鹿さん

Question 164 303GSS素材のパターの手入れに関して
とうとう思い切って購入してしまいました。スコッティーキャメロン303GSSニューポート2をです。そこで質問です。このようなパターの保存方法、使用後のメンテナンス等を教えてください。実戦で使用する予定です。今までは、安物のピンアンサー2を使用していたためよくわかりません。ただ、ステンレス製なので、錆には強いのではないかと想像いたします。どうかよろしくお願いいたします。

Answer 164
ついに買ってしまいましたか!!303GSSはステンレスですが、ステンレスは錆びないわけではなく、錆びることもあります。ただ軟鉄のように気を使う必要はなく、私も何度も雨の中使いましたが錆はいっさい出ていません。手入れと言ってもしっかりしぼった濡れタオルでゴシゴシふいてあとはすぐにヘッドカバーに入れずに室内に出していることくらいでしょうか.....。雨の日のあとは、ヘッドカバーの内部はかなり湿っぽい状態になっていますので、これは完璧に乾かすようにしています。
意外とアバウトな手入れで大丈夫なパターです。


愛知在住のmohashiさん

Question 163 シャフト交換に必要な物
さて、質問というのはtoshiさんホームページを見れば見るほど、自分でシャフト交換がしたくなって来ました。そこでアイアンのスチールシャフト交換を行ってみようと考えています。過去のQ&Aでシャフトを抜くところまでは書いてあったと思いますがシャフトを入れるところは書いてないように思えましたので、改めてシャフト交換手順を教えてください。
ちなみに私は今PRGR DATA601-RIFLE6.5を使っているのですが体力の衰えからか最近めっきり振れなくなりました。そこで今回、軽量のN.S.PRO950Hに交換しようと考えています。そのあたりの選択についてもご教授頂ければ幸いです。

Answer 163
シャフト交換ができるとかなり楽しくなりますよね。スチールシャフトは色々種類がありますが、とりあえず必要な物を書いておきましょう。

エポキシ接着剤
  24時間かけて硬化する物や、5分、30分と言った物があります
  アイアンでバランス調整も伴って、真鍮の棒など入れる場合は、なるべく長い時間をかけて硬化する物の方が言いと思います
セル(フェルール)
  セルはホーゼルの外径にあった物を買わなければなりませんので計測して置いた方が良いですね
銅棒もしくは真鍮棒
  バランスをどのくらいにするかによりますが、シャフトの先端に入れる真鍮製の棒などが必要になることもあります
パイプカッター
  金属パイプ用
金ヤスリ
  シャフトカット後のバリ取り用
紙やすり、マスキングテープ
  セルの仕上げに必要
アセトン
  セルの最終仕上げに必要

シャフトの選択に関してですが、最近軽量シャフトはかなり種類があって迷ってしまいますよね。いままでDynamicGoldを使っていた人ですと、Dynamic Gold Liteや、最近出たTX-90などをおすすめするのですが、RIFLEを使われていたとのことですので、やはりRIFLE Liteあたりが良いのではないでしょうか、私はご存じの通りずっとDynamicGoldを使っていますが、950GHは少し違和感がありました。ですがDynamic Gold Liteはしなり方などもDynamic Goldに似ていてすんなり同じ感覚で打つことができました。
ですのでRIFLEの軽量版であるRIFLE Liteがきっと同じ感覚で軽量化ができるのではないかと思います。あとはバランスも軽量シャフトにした場合少しいままでの感覚より落とした方が良いかもしれません。D2で使っていたならD1にするとか、D0.5にするとかもいいかもしれません。


福岡県在住の「ゴルフ好き」さん

Question 162 グリップの種類に関して
グリップについてご質問させてください。現在、スイングライトコードを使用していますが、硬く感じ、変更を検討しています。しっとりした手になじむグリップを探しています。toshi様のおすすめグリップがあれば教えてください。また、toshi様のグリップについてのこだわり等があればあわせてご紹介ください。

Answer 162
いま愛用しているグリップはSWING LITEのフルコードで、これはしっとりした感じで手に良くなじみます。最近はツアーベルベットのフルコードも使いますが、ツアーベルベットのラバーよりしっとり感があって最近は気に入っています。
それと現在SWING LITEのコードを使っているとのことですが、私の周りの人たちは同じものなのですがVictoryのマークが入ったSWING LITEのフルコードを使っている人が多いです。このマークはグリップエンドについていて、通常手に入りやすい物はGOLF PRIDEのマークが入っています。下に写真を載せました。

 

Victoryの方がコードの量が少なく柔らかく感じるそうです。私のV7000にもこれが入っていますが、確かに柔らかい感じがしました。

グリップに対するこだわりという点では、そうですね.....少し前までは細目が好きだったので縦に下巻きを入れて装着していましたが、最近はきっちり隙間無く下巻きを巻いています。太いグリップの方が手首を使いにくいので気に入っています。また、まだ試していないのですが、左手の部分を太めに巻いてみようかななどとも最近思っています。あとは定期的にグリップはゴシゴシ濡れタオルで拭いていますね。
パターのグリップに関しては若干開いて入るように入れています。下巻きの量はグリップの種類によって変えています。


錦糸町のまだ新婚M・Hさん

Question 161 パターのスペックやチューン関して
先日、ボールの転がりをよくするストロークのコメントを読ませて頂きました。私もtoshiさんと同様にアッパー気味にボールをヒットして順回転を与える(つもりで)ストロークをしていたのですが私のエースパター(樹脂インサートモデル)ではそのようにヒットしてしまうとやはりフェースの下部に当たってしまい、鈍い打感と音がしていました。ところがアッパーの意識を捨て、左肩を支点にした意識を持ってからはそれまで何度ビデオでチェックしてもカット軌道に上がっていたバックスイングがストレート軌道になるとともにインサート部分の中心でヒットできるようになり、転がりや打感、音もよくなりました。ここでいくつかの質問を下記に記しますので御回答御願いします。

1.最近の市販モデルには"低重心"が多いですが実際のところ重心高はどの程度なのですか?我々のようにアッパー気味にストロークする者に適合するようなモデルはあるのですか?
2.低重心モデルのソールに鉛を貼ると更に低重心化されるのですか?
3.インサートモデルの場合、ノンインサートモデルと比べて重心は低いのですか?
4.ショートネック、ミッドネック、ロングネックになるにつれ、重心は上がるのですか?
5.よくプロにバックフェース部分に鉛を貼っている方が見られますが、これは深重心化されるのですか?
6.ソールやバックフェースに鉛を貼る場合、限度として何gまで貼ってもいいのですか?
7.toshiさんのパターチューンに対する注意点を教えて下さい。
以上です。宜しく御願い致します。

Answer 161
やはり同じような意識でストロークしている方がいてちょっと安心しました(笑)。
今回のこの質問にほぼ完璧に答えてくれているのが、4/1に発売になりましたChoiceでそこに重心の話やその他の話が細かく出ています。

私のパターチューン(というほどではありませんが.....)で気を付けていることは、まずすわりがいいことで、すわりの良さは自分がこの位置で構えたいという手の位置でパターヘッドがすわる位置が自分の理想の位置であることです。私の場合手の位置とヘッドの位置関係がほぼ同じ場所になることがすわりの良い位置です。
それと総重量は500g以上あって、バランスはD0以上、D5以下の間に入ってフィーリングに合うことが重要だと思っています。ただ人によっては軽いバランスが好きな人もいますし、鬱しリオも異バランスがいい人もいますので、一概にこの方が良いというのは言えないと思います。
それとChoiceにも書かれていましたが長さを調節したらライ角もチェックした方が良いですね。それとどうしても左を向いているようにしか見えないパターがありますが、それはネック調整を必ずしています。その際重要なのは、色々な方向で見てみることです。光がどちらの方向から来ているかでかぶって見えていたヘッドが真っ直ぐ見えたりその逆になることもあるからです。その辺に注意しながら調整をしています。


千葉在住のmisonoさん

Question 160 PINGの珍しい刻印について
PINGのパターについて教えてください。昨日、友人が珍しい!?パターを見つけて買ってきました。
ところが、モデル名がわかりません。いろいろ調べてみたのですがまったく正体不明です。刻印は下のようになってます。

PING BY KARSTEN
U.S PAT.3012405 MOD??A
BOX 1345 SCOTTSDALE, ARIZ.
PAT.PEND.
9006 PHOENIX 85029

1345SCOTTSDALE, と PAT.PEND.の文字がラインで消されています。アンサーではないのですが、ご存知でしたら教えてください。

Answer 160
これはKARSTENの工場が最初REDWOOD CITYと言う場所にあり、その後SCOTTSDALEに移り、そのあと現在のPHOENIXに移りました。その時々で刻印はすべて変わっています。今回いただいた物は下記の写真の刻印のような感じだと思います。



これは工場移転のためにその場所で製造された物では無いという訂正の為に入れられた線です。そんなに数があるとは思えないモデルですので大事にしてください。


埼玉県在住のMadさん

Question 159 朝一番のティショットでの悩み
今回はドライバ-のトラウマともいうべき悩みを相談させてください。
小生栃木県の某ゴルフクラブの会員ですが、理事長杯やクラブ選手権に出場の際必ずといっていいほどドライバ-でシャンクが出ます。(珍しいでしょ?)アイアンはでないんですよ。ドライバ-のネックにあたり、真横に飛んで行くんです。理由は力んで腕だけでバックスウィングをとり、思いっきりクラブが寝て入るのが自分でも分かるんです。練習場やプラベ-トで回る時はまったく出ないのですが、大事な試合になると出ます。そうすると「グリッププレッシャーが強すぎる、柔らかく」とか「身体をもっとねじってユックリと」など、自分に言い聞かせるのですが、ダメなんです。今年も6月から選手権が始まるのですが、「またシャンクが出るんじゃないか?」と不安でしょうがありません。Toshiさんはこんな経験はありませんか?又、何か良い解決策はないでしょうか?ちなみにHCは12です。

Answer 159
私もあるホールではどうしても同じ方向に行ってしまうと言うホールがいくつかありました。シャンクではありませんが、やはり精神的な物だと思います。これを克服するにはやはりその状況で一度でも良いから前に飛ばすことでしょう。一度でも前に飛んだらそれを自信にして積み重ねて行くしかないと思います。
ただ、そこで一回でもナイスショットするまでが大変ですよね。そのホールがミドルホールか、ロングホールかわかりませんが、シャンクが出ないアイアンでティショットを打つのもスコアメークのためには必要だと思います。ミドルも多少距離が残っても寄せワンのパーもありますし、ロングならなおさらパーの確率は高くなります。ティショットでシャンクしてトラブルになるよりずっと結果は良いはずです。
ただ、やはりきっちりドライバーで打っていけるのは今後HDCP縮めて行くために必要です。そのために私が思いつくことを書きますが、そんなことはやっていると言われることかもしれませんがご了承ください。

・中途半端な素振りをしない
例えばインパクトやテークバックの部分だけを強調した素振りはあまりしない方が良いと思います。スイングのスムーズな流れを体に
しみこませるための素振りが必要だと思います

・自分のスイングを信じてアドレスする
シャンクが出そうだからなどと思って立つ位置を変えたりすることはしない方が良いと思います

・色々なことを考えすぎない
私もよく言われるのですが、コースではスイングがどうだとかテークバックが悪かったとか余計なことを考える場ではないと言うことです。体が自然に動く、動かせるようになるまで練習を積んでスイングに迷いがない状態でティショットに入りたいですね

偉そうなことを書いてしまいましたが、こういったことは誰にもあることで、やはり経験と良いイメージの積み重ねが良い結果を生むと思います。はやくこの呪縛から抜けられることを祈っております。答えになっていないな.....。


栃木県在住の初心者さん

Question 158 色々なガンブルーについて
先日、焦げ茶色に赤錆&ガンブルー処理されたボーケイウェッジを手に入れたのですが、その色合いを保ち、かつ、自分好みにするため、ゆくゆくは自分でガンブルー処理をしようと思っています。
しかし、色々なサイトで見てみると、一口にガンブルーと言っても、以下の種類があるようです。

バーチウッド/染色液
  ・スーパーブルー <鉄、亜鉛を染める>
  ・アルミブラック <アルミ、鉄分の多いステンなどを染める>
  ・ブラスブラック <真鍮を染める>
  ・パーマブルー <上手にすると虹色の光を放ちます。鉄、亜鉛用>
  ・プラムブラウン <銅色になる。鉄、亜鉛用>
  ・トゥルーオイル <木グリや木ストックのオイル仕上げや補修に>

通常はスーパーブルーで黒めにすると思いますが、最近、某オークションサイトでパーマブルーを見かけました。スーパーブルーは黒い感じで、パーマブルーやプラムブラウンは上記説明の通りになると考えて良いのでしょうか?

とりあえず、自分は黒系にしたいので、スーパーブルーとアルミブラックを購入する予定です。アルミブラックについては、後日(いつになるかわかりませんが・・・)、レポートをしたいと思いますので、お待ちいただければと思います。
仕上げには、HPの情報を参考にして、ポリマールとベビーオイルを使いたいと思います。艶の出方などを詳しく研究したいと思っています。あんまり艶々なのもちょっと好みではないので・・・

Answer 158
なにかQ&Aというか、Readers' Reportに近い内容になってしまいましたね。スーパーブルーを出しているメーカーで色々なバリエーションがあるのは知っていましたが、これだけあるとは知りませんでした。私も気になったので色々調べてみました。ご存じの通りスーパーブルーはモデルガンショップなどに置かれている物ですのでモデルガンなどのパーツを染めるための物です。私やみなさんがよくお使いなのはスーパーブルーで、これは光沢が出ません。今回情報をいただきましたパーマブルーというのは虹色の光を放つとのことですので、これはきっと光沢が出るのでしょうね。これは大変興味あります。プラムブラウンは銅色になると言うことはもしかしたら厚めに塗ることでOil Can Finishのようになるのかもしれませんね。

http://www.birchwoodcasey.com/

   

上の写真は左からSuper Blue、Perma Blue、Perma Blue Paste、Plum Brownです。
上のURLがBirchwood Caseyのホームページです。ここにはいろいろな情報が出ていますので是非みてみてください。
残念ながらフィニッシュされた色の見本などは出ていませんでした。もう少し探してみます。Perma Blueのペーストもよさそうですね。


広島在住のTAKAさん

Question 157 ガンブルー処理で氷水に浸けておく時間
ガンブルー処理をウェッジにしたいのですが、氷水につけておく時間や、液を塗ってから再び氷水に浸けるまでの時間など、時間的なところを教えて頂けないでしょうか。

Answer 157
氷水に浸けておく時間ですが、何分というきちっとした時間は決めていません。ヘッドがしっかり冷えるまで浸けて乾いた布で水分を拭くときに冷たく感じれば良いと思います。早く処理するには氷の量を多めにしてネックの上までしっかり浸けることが重要です。液を塗ったあとはすぐに氷水に入れています。私はペットボトルを切って容器を作っていますが、普通の家庭用の冷蔵庫でできる氷で、10個くらいの氷を入れて、あとは水を入れてぎんぎんに冷やしています。浸けている時間は塗る前は2分くらい、その後は1分程度だと思います。
冷やすことよりもその間のスチールウールで余分なガンブルーを落としたり、水分をしっかり拭き取ることがきれいに仕上げる重要な点です。


神奈川県在住の武藤さん

Question 156 シャフトを自分で切りたい
ドライバーのシャフトは自分で切って短くすることができますか。また、もしできるとしたら、どんなことに注意すればいいでしょうか。
必要な道具があれば教えていただきたいのですが。

Answer 156
多分カーボンシャフトのカットのことをおっしゃっているのだと思いますが、必要な物は金鋸くらいですね。あとはカーボンシャフトはそのまま切ってしまうとカーボンの繊維がほつれてきてしまいますので、直接切るのではなくテープなどを巻いてその上から切った方が良いです。最後に切れる部分は特にそうなりやすいですので、気を付けてください。


北海道在住のMaruさん

Question 155 ドライバーのシャフトに関して
現在ドライバーのシャフトについて悩んでおります。
ドライバーはBSのV700でシャフトはCP-01のSを使用しています。この組み合わせにしてから、やっぱり自分に合ったヘッドとシャフトってあるんだな〜と思うくらいに良い感触のまま昨年のシーズンを終えました。
しかし、以前からフレックスをXにしてみたいと誘惑にかられていまして、CP-02が発売になってその内容をHP等でみるとCP-02になってから、CP-01よりも「しなり」が感じられ扱い易くなったと書かれていました。
そこで、TOSHIさんは同じV700でCP-01(S)とCP-02(X)の両方のセッティングをお持ちのようですので、是非、ご意見をお聞かせ頂きたいと思いましてMailする次第です。お忙しいとは思いますが、アドバイスお願いします。

Answer 155
私が今使っているのもCP-01(S)で、V700ですので全く一緒ですね。CP-01とCP-02の違いですが、私の感覚ではCP-01(S)と、CP-02(X)はしなりの感じは同じくらいの体感の度合いです。周りの方もCP-02にするならX、CP-01にするならSという意見の方がほとんどです。CP-01(X)は本当に硬いです。操作性を考えると同じXなら明らかにCP-02の方が上です。V700のマッチングもどちらも良いと思います。それとCP-02にして飛距離がのびたと言う方が多いのも事実です。


千葉のなりぞうさん

Question 154 アイアンの買い換えについて
アイアンの買い替えで悩んでいます。
今はtaylormadeのバーナーですが、先日友人のV7000の打感の良さにビックリ!また、バーナーではショートアイアンがなんだか構えにくいです。候補はX5000、X-14 pro、V7000、TS-201、MR-23 US、NB I-105と言った所です。toshiさんは上記の新しめの製品以外は所有していたと思いますのでそれぞれの特徴、違いみたいなものを教えていただけませんか?

ちなみに、ドライバーはX500/TD-02MK X、スイングは良く右肩が落ちすくい気味になっている事があります。あと、2IはコンセプトMC707T / DG S200です。

Answer 154
アイアンの選択は悩みますよね.....。私も実は今悩んでいます。今候補に挙がっているアイアンをヘッドのFP値で考えてみると、MR-23 US、TS-201、X5000、X-14 Pro、NB I-105はグースが大きくないクラブで、V7000だけがグースが大きいクラブですね。打ったことがあるクラブの私なりの感想を書かせてもらうと.....

X5000は以前使っていていままた戻ろうかと考えているアイアンなのですが、トータルで考えて今回の候補の中ではポイントが高いクラブです。打感も良いです。
X-14 Pro Seriesはしっかり使ったことはないのですが、操作性の良さではこれが一番ではないでしょうか?
V7000は今使っているアイアンですが、色々な性質が同居しているクラブで、使い手を選ぶクラブなのではと言う感じを持っています。少し癖のあるクラブです。
TS-201はほとんどストレートでヘッドも小さめです。打感は私の感じではX5000の方が上のような気がします。ですがソールデザインのおかげだと思いますが、抜けの良いクラブで、構えた感じより易しいクラブです。
MR-23 USは芯に当たったときの感触はすばらしく、弾道も高いクラブですが、やはりロングアイアンになるにしたがってミスの許容範囲は非常に狭くなるクラブです。

なりぞうさんのスイングスタイルがどんなものかわかりませんので何とも言えませんが、MR-23 USとX5000以外はロングアイアンも易しく打てるクラブです。X5000もそんなに極端に難しいわけではありません。私なりの感想でした.....。


目黒区在住のI LOVE ANSERさん

Question 153 Old Anserについて
いろいろな投稿を読んでわかったのですが、最近、巷ではScotty Cameronのドットをいれたり、再塗装したりしてTOUR物として平然と高価に売っていますね。わたしは、PINGのANSERが大変すきなもので(ソールにスリットが入っているし、シンプルで打感も音も最高!)一生物のエースパターとして最近本物のOLD ANSERデビューしようかなと思っています。
TOSHIさんのページを拝見していてますます高ぶってきました。
 SCOTTSDALE ANSER
 KERSTEN CO ANSER
 MFG DALEHED ANSER のどれかです。(現在のエースパターはScottsdale remakeです)できればSCOTTSDALE ANSERが格安で手にはいれば文句なし。。。
が、やはり高価なため偽物だけは買いたくありません。PINGには偽物Anserなどというのはあるのでしょうか?刻印を見る限りでは本物しか出回っていないのではないかなぁって思いますし、、、
また、どのような状態がいいのか、どのような点に気をつけたほうがいいのかも教えていただきたいです。

Answer 153
Anserの偽物はいままでこれは絶対違うだろうと言う物は見たことがありません。特にOld Anserは人の手が入っている物がほとんどですので、もしあったとしてもきっとわかると思います。同じ時代にもし偽物が出ていたとしてもあれほど完成度の高い形でできた偽物は存在しないのではと思っています。ですのでOld Anserに関しては安心して良いのではないかと思います。
まず状態として私が重視する点を書いておきます

トップブレードに線などが入っていない
  安い物は自分で鋸などで入れている物が結構あります
トップブレードの角が丸くなっていない
  構えたときにここがシャープかどうかは結構重要だと思います
ネック調整がされていない
  直せるから大丈夫だとも思うのですが、自分で調整して折ってしまうのもいやなので
できれば35 Inchくらいある物を選ぶ
  短い物を重くする方法はシャフトを変えられませんので難しいです
オリジナルのシャフトであること
  これは絶対です多少の錆があってもオリジナルに限ります
シャフトの曲がりがないこと
  結構曲がっている物がありますので注意(最初から曲がっている物もあります)

以上の点は譲れない点ですね。シャフトラベルが無いととか、グリップはオリジナルでなければ等というのは実際に使うのであれば問題にはならないと思います。


CSさん

Question 152 ドライバーの選択について
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいています。早速ですがドライバーの選択に迷っています。先日ゴルファーズドッグに参加し下記のデーターにてRV−10の360、Sシャフト(TD−53M)をすすめられましがV700にも未練が有りどうしようか迷っています。今後は競技ゴルフに積極的に参加しレベルアップをはかりたいと考えています。年齢は37歳です。
クラブの特徴、個性もあると思いますのでシャフトの選択を含めアドバイスお願いします。
ゴルファーズドッグデータ
試打クラブ ヘッドスピード ボールスピード ミート率 打出角 バックスピンサイドスピン飛距離
V700 10度 46.9m/s 64.6m/s 1.38 15.3 2658 -465 244
TD−02MK(R)
RV-10 330 9度
TD53M(S) 45.7m/s 62.2m/s 1.36 13.2 1887 -367 240
RV-10 360 10度
TD53M(S) 46.4m/s 63.6m/s 1.37 14.4 2532 -345 246
あなたの理想データ 68.0m/s 1.45 13.9 2522 0 267以上の様に玉筋はドロー系ですが、ご覧の通りミート率が低く自分としてもスイングフォームもかたまっていないと感じています。今後は打ち込んでフォーム作りをしたいと思います。宜しくお願いします。

Answer 152
CSさん同い年ですね。私もRV-10 Type330はずいぶん考えましたが、現状調子がよいクラブを変える必要がないと思い、結局買っていません。
ゴルファーズドッグのデータも大事ですが、最近の私の考え方では、やはりフィーリングを大事にしています。そんなことないじゃないかと思われるかもしれませんが、色々なデータはミスの原因、欠点を見つけるための貴重な情報にはなりますが、それを直せるかどうかはクラブを変えることではないのではと思ったりしています。
やはりわたしも本気でゴルフを始めて、ドライバーに求める性能は飛びではなく思ったところにそこそこ打てることだと痛感しています。一般的なコースであれば、230 Yardくらい飛んでいてフェアウェーをキープできていれば、ゴルフを難しくしないですむのではないかと感じています。距離のあるコースですと250 Yardくらい欲しいところですが、一般アマチュアがアベレージで250 Yardも打てるはずはありませんので、ロングアイアンの精度を高めるとか、グリーンを外してもリカバリーのアプローチでカバーできるというのが目指す方向だと考えています。CSさんも単に飛距離が欲しくてクラブを変えようとしている訳ではないと思いますが、V700で未練があるほど使えているのであれば、そのままで良いのではないでしょうか。
私もちょっと浮気はしましたが、結局V700に戻ってしまいました。私にとってもV700は安心できるクラブでそこそこ飛距離も出てくれます。でもRV-10は魅力的なクラブです。330も360もいいですよね。ですがV700とはずいぶん性質が変わるクラブだと感じています。またそれに慣れるまでに費やす時間を考えると、ちょっと遠回りかなと思います。V700とRV-10のヘッドの反撥係数はわかりませんが、もし変えるとしたら反撥係数も見てみて、V700より反撥が強いようであれば、シャフトを少し柔らかめにするとか、あとは自分の感じる打感を信じて、色々なシャフトを試してみることをおすすめします。


石川県のbooさん

Question 151 アイアンとウッドのシャフトのつながりに関して
今回はシャフトについての質問です。
現在、アイアンはX5000のツーアーライフル6.5装着、3Wはテーラーメイド200SteelのUS仕様ライフル7.0装着、ドライバーはV700フジクラスピーダー661装着のものを使っています。いまのアイアンや3Wに関しては非常に振りやすく、満足しているのですが、中古で購入したドライバーに振り辛さを感じ、リシャフトを考えています。そこで質問です。ライフルと同じ流れで振れ、V700とのマッチングのいいシャフトをご存知ないでしょうか?ちなみに私のヘッドスピードはだいたい52〜53、H/Cは8です。ご存知でしたら宜しくお願いします。

Answer 151
なるほど、シャフトの特性を重視したシャフト選びですね。とても難しい問題です。特に私がRIFLEを使ったことが一度しかなく、それもずいぶん前のことになるのでその感触を忘れてしまっていることもあります。RIFLEに対する固定概念もあって、Dynamic Goldを使い続けています。ですので、RIFLEとのつながりが良いドライバー用のカーボンシャフトと言われると非常に難しいです。V700を単体で考えると、色々試していますのでそちらの情報をお知らせさせていただきます。
いままでV700に入れたシャフトはブラインドボアで9003α、YS-Eight(X)、スルーボアでCP-01(S)、CP-02(X)等があります。V700は反撥系のヘッドですので、シャフトまで弾きの良い物は合わない気がします。実用的だったのはCP-01(S)で、これは反撥系であるにも関わらず、結構言うことを効いてくれました(球筋に関して)。CP-02に関しても操作性に関してはXだったので若干振れていない時には厳しかったのですが、飛距離は一番出たと思います。YS-Eightは操作性は良かったのですが、飛距離があまり満足がいく物ではありませんでした。9003αは気合いがずっと入れられれば色々な面で満足ができるシャフトでした。IZ-70は試打をしてみたのですが、これはXよりSの方が良かったです。飛距離もSの方が出ていました。フレックスが柔らかいことによるばらつきはほとんど感じられませんでした。参考にならないかもしれませんが現状お答えできるのはこの程度しかありません。