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お待たせいたしました。三浦技研のニューアイアンCB-3003を紹介します。

メーカーのコメントでは、「3000シリーズのやさしさはそのままで、上級者でも使いやすいセンタースポット、セミストレートネック形状のヘッド、それが3003です。従来モデルよりボールが上がりやすく、操作性に優れた設計になっています。ヘッドの抜けがよく、ライを選ばない[デント・ソール]を採用し、オールマイティなヘッドです」とのことです。

今回もバリーバニオンゴルフのminibonさんにアッセンブルをお願いしました。今回はSYBK's-4001 T120 PROTOTYPEのX Flexを入れました。K's-4001 T120 PROTOTYPEについてはまた別の機会にレポートします。



上の写真は、バックフェースの写真ですが、CB-1005Sも、CB-2005も平面だったのですが、このCB-3003は、段差があります。マッスルバックの形状でそのままくりぬいたという感じに見えます。また、ほかのモデルと比べて、キャビティ部分の外側部分の幅が結構あります。またソール面に近い部分の幅も厚めになっており、他のモデルよりより低重心が強調されているようです。

 

上の写真はバックフェースの刻印です。左側は、キャビティ内の刻印でおなじみの三浦技研のMG head seriesに入るマーク。そしてモデル名のCB-3003、その下には「Feel the shot is piercing the ball」と刻印されます。その上には「Type-Dent」の刻印が赤で入っています。右の写真はソール側のレールに入った刻印ですが、「・W.D.D. Accurate Forged・」と刻印が入っています。

 これがデントソール(こんなにへこんでいるように見えても構えるとまったくわかりません)

今回の写真はDent Soleのへこんでいる部分がよくわかると思います。ソールの中心付近に半円の黒い部分がありますが、この部分が他のソール面より削られておりへこんでいいます。ですが、このへこみはリーディングエッジにはもちろん達していないので、構えてもまったくわかりません。

これまでのモデルを見ると、3000シリーズというと易しいクラブという印象が強かったのですが、今回のCB-3003は構えてみてもオフセットは強くないし、ヘッド形状もオーソドックスな形状をしています。その中にデントソールという三浦技研の特許形状を採用し、これまでの3000シリーズの遺伝子を継承しています。

 
2
3
4
5
6
7
8
9
P
P/S
Loft
19
21
24
27
30
34
38
42
47
52
Lie
58.5
59.0
59.5
60.0
60.5
61.0
61.5
62.0
62.5
63.0
Weight(STEEL)
237
244
250
257
264
271
278
286
295
296
FP
3.0
3.0
3.0
3.5
3.5
4.0
4.5
4.8
5.2
5.0
Bounce
3.0
3.0
3.0
5.0
6.0
7.0
8.0
9.0
12.0
13.0

上の表は詳細スペックです。ご覧の通り、FP値はショートアイアンになるほど大きくなり、ストレートになっていきます。バウンスも同様にショートアイアンになるほど大きくなっていきます。現在使用中のCB-2005のFP値は3〜8番までずっと3.5で統一されており、Pでも4.5なので、CB-3003の方が、よりショートアイアンでFP値が大きくなっていることになります。以前Special ReportでレポートしたCB-2005のデータはこちらをご覧ください。

このようにデータだけを見てもこれまでとちょっと違うCB-3003、次は見た目を比較してみました。ここからの比較レポートは、これまで使ってきた三浦技研のアイアンを総動員した比較レポートをします。

 

上の写真の通り今回比較用に使ったアイアンは、MB-5002、CB-1005、CB-2005、そして今回のCB-3003です。三浦技研のアイアンのファンの方であれば、これらの比較レポートは興味を持ってみて頂けると思います。なるべく比較しやすい写真、数値でレポートいたしますので、最後までおつきあいください。

上の写真の右側は、左からCB-3003、CB-2005、CB-1005、MB-5002です。



上の写真はソールの比較写真ですが、左からCB-3003、CB-2005、CB-1005、MB-5002になります。ご覧いただくとわかるように、この順番でソール幅は薄くなっていきます。またこの写真ではわかりませんが、バウンスで言うと、MB-5002が一番少ないのは明らかですが、他の3本についてはCB-2005が比較的に少なく見えますが、他の二本は同じ程度に見えます。

またそれぞれのモデルで、番手の文字も異なっていますね。今回のCB-3003は特に大きめでかわいらしい文字になっています。

ネックの長さはCB-1005と、MB-5002は同程度で長め、次にCB-1005、そして一番短いのはCB-2005になっています。

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