2005 May

Nature Boy
ヒロ・ヤマガタ 世界のゴルフポスター(4大メジャー+ライダーカップ)

 30th May 2005  

久々にBobby Grace Collection追加



今回久々に紹介するBobby Graceコレクションは、Bobby Grace氏の完全ハンドメードのKBI Scottsdaleです。機械的な部分が全くない、刻印もすべて打刻のパターです。

Bobby Grace CollectionはMy Collectionのページからお入りください。


Titleist 905のリシャフトについて

先日匿名希望の方からTitleist 905のリシャフトに関する情報をいただきました。いただいたメールの内容について、紹介させて頂きます。

まず、905のホーゼルパイプとヘッド本体の接着部は150℃以上の熱が加わると接着層が劣化するか、もしくは最悪の場合破壊する危険性があるとのことです。また、905のヘッド内部には粘着材が入っているため、これを完全に取り除かないとホーゼルパイプとヘッド本体を充分に接着できないことがあるとのことでした。
熱を加えずヘッドを取り外す方法としては、シャフトをホーゼルのすぐ上から切断し、ヘッドに残ったシャフト部分を外径8.3mm以下のドリルで削り取るのがよいと言うことです。ただし、この場合も接着部に熱が加わらないようにドリルの回転数を60rpm以下に抑えてゆっくり削り取るようにした方が良いということです。ホーゼル内のカーボン(シャフトの残骸)や接着剤の残りカスを取る場合も、外径8.4mm以下のワイヤブラシを使って先ほどと同じように60rpm以下で熱が発生しないように行うことが望ましいとのことです。

熱を加えてヘッドを抜いた場合、ヘッド塗装が少しでも退色している場合は内部の接着層も熱影響を受けていることが考えられるので、そのような場合は注意が必要です。また、製品のホーゼルパイプを抜いた(緩んだ)場合の再接着はメーカーの工場でも行っていないとのことです。アメリカのタイトリスト本社へはリシャフトに関する質問ができるとのことです(1-800-742-7609)。

情報ありがとうございました。
ホーゼルパイプは極力抜かない方が良いと言うことですね。ホーゼルパイプを外すとヘッドにつながる結構大きな穴があいていて、ホーゼルパイプを抜く際にいろいろな不具合が出てきます。上にも書かれているように粘着材も確かに入っていました。通常の作業ではどうしても熱がかかることは防げないので、ホーゼルパイプは抜いて接着し直さなければならないと思います。その際にはこのホーゼル内部の穴がかなり邪魔な存在になってきます。難しいですね。

先日のホーゼルパイプまで抜いてリシャフトをするGOLFBOOMERさん方法で、一度だけヘッド内部で音が出てしまうと言う現象があったとのことでしたが、それ以外は不具合は出ておらず、その問題も比較的簡単に解決できる方法があるとのことでした。GOLFBOOMERさんではシャフトを抜く際にも最小限の熱で作業をしています。ただ、やってみたことがある方は何となくわかると思いますが、150度以下と言うことはないでしょうね。その場合やはりホーゼルパイプの再接着は必要になります。ますます難しいです。


お知らせ

どうやら無事サーバの移行作業は進んでいるようです。
今月中は2台のサーバに同じデータがあり、どちらのサーバにアクセスしているかはわからない状態ですが、徐々に新サーバへのアクセスの確率が増えてきています。メールの方も、徐々に新しい設定の方に来るようになってきています。今度のプランは容量も10倍以上になったので、いろいろな使い方ができそうです。

6/1からは完全に新しいサーバに移行になります。不具合が出てくるかもしれませんがご了承ください。


 27th May 2005  

お知らせ

6/1より「anserfreak.ne.jp」を置いているサーバを変更いたします。サーバの移行に伴い、CGIを使っていたページなどは一時的に使えなくなったり、リンク切れになったりすることもあるかもしれませんのでご了承ください。
対象となるページは、「リキんでトップレス」、「Garage Sale on the Web」です(たぶんこれだけだと思いますが.....)。

さすがに7年以上のコンテンツとなると150MB近くなっているので、サーバからのダウンロードアップロードにも時間がかかります。メールアドレスの設定や、その他の細かい移行作業もあります。この辺の作業が思っていた以上に大変だったので、更新ができませんでした。

次回の更新は来週の月曜日になります。本日深夜までにサーバの移行作業を完了し、来週からは新サーバでの運用になります。


 23rd May 2005  

Special Reportを更新 -三浦技研 CB-3003-

大変遅くなりましたが、三浦技研の新しいアイアンCB-3003についてレポートいたします。
もともとMB-5002を使っていて、その頃はCB-1005Sをロングアイアンだけ入れて使っていました。最近ではフェードを打つために少しオフセットのあるCB-2005に変更して調子が良かったのですが、少し今までの3000シリーズとは違った感じに仕上がったCB-3003に興味を持ち、今回のレポートに至りました。

これまで使ってきたMB-5002、CB-1005と、現在使っているCB-2005を比較の対象としてレポートいたしましたのでご覧ください。Special Reportはこちらからお入りください。


toshi's monologue.....

やっと体調も戻ってきて、週末には久しぶりに練習に行きました。久しぶりに練習をして驚いたのはグリップが細く感じたことと、普段は少しかぶって見えていたヘッドがまっすぐに見えたことです。
グリップはもう少し太くても良いかなと思うくらい細く感じました。フェースアングルもいつもよりオープンに見えて、すごく気持ちよく振ることができました。不思議ですね。

ここのところ両目を均等に使っていたからでしょうか?ゴルフはやはり利き目の影響があるので、右目が利き目の自分の場合、ヘッドを右側から見るため、ヘッドが必要以上にかぶって見えているようです。右目をつむって見るとまっすぐに見えます。

ですが、スイング自体は変わらないですね(笑)。ただ最初はゆっくり振っていたので、良い球が出ていました。やはり強振していいことはないですね。これを機にゆったりとしたスイングができるようにしたいと思っています。


 19th May 2005  

toshi's monologue.....

更新を楽しみにしてくださっている方申し訳ありません。
本当は今日三浦技研のCB3003の詳細レポートをする予定だったのですが、先週末から体調を崩しており、仕事の方も忙しくクラブも1週間以上握っていません。

なかなか鼻が通らず、いわゆる鼻風邪のようなのですが、続けて薬をのんでいるせいもあってだるさもあります。徐々にではありますが、快方には向かっているので、来週初めにはレポートができると思います。鼻風邪を引いている方は近くに結構いますので、皆さんも寒暖の差で体調を崩さないように気をつけてください。

1週間以上クラブを握らないと言うのもだんだん不安になってきますね.....。


何もないのも寂しいので.....

少し前に友人から送ってもらった写真の中にあったTitleistの契約プロが使うVOKEY Wedgeの写真を紹介します。

 

上の写真は今年市販が始まったSPIN MILLEDのプロ用です。刻印の種類は下のこれまでのVOKEYのPROTOと同様シンプルな刻印の物と、今市販されているVOKEY WedgeとはTitleistと、BVマークの位置が逆になった物があるようです。

 

こちらは見慣れた年号と、PROTOTYPEの刻印が入ったプロ支給モデルですが、左側のは少し変わっていますね。キャメロン氏のパターのように、いろいろな色の刻印が散らばっています。刻印の文字は全てが「Q」になっています。VOKEYさんもこんな遊び心のある刻印のものを出していくのでしょうか?

SPIN MILLEDの市販品はまだ実物を見ていませんが、RAC Wedgeのようにフェース面にミーリング痕が残っていたりするのでしょうか?最近ゴルフショップも行っていないので、最新情報にうとくなってきています.....。


 16th May 2005  

Callaway i-trax

先日FORUMGOLFさんに入荷したCallawayのi-traxパターを見せて頂きました。Callawayと言えばODYSSEYというブランドでもパターに関しては展開していますので、このパターをCallawayブランドで出すと言うことは、なにかその意気込みを感じます。今回紹介するi-traxパターは、鋳造品ではなくCNC Milledのヘッドです。



真っ黒のボディは精悍で、ヘッドの上のターゲットマークがくっきり見えます。

  

上の左の写真は、後ろ側から見た写真ですが、バックフェースにはCallawayお得意のメダリオンがついています。真ん中の写真はフェース側からの写真ですが、トウとヒール側にウェイトが装着されています。一番右の写真はソールの写真ですが、ヘッド後方にもウェイトが装着されています。そして、フェース面よりの中心部分には大きめのスリットが入れられています。

 フェース面はミーリング痕がはっきり残っています

 

上の写真はアクセサリキットですが、右側の写真を見て頂くとわかるとおり、プレート1枚、ネジ4個、専用のネジ回し1個が入っています。上の3枚写真が並んでいる写真の左の写真を見て頂くとわかるように、トップのターゲットマークは交換ができるようになっています。付属するキットの中には3本線のプレートが入っており、専用の工具を使い交換ができるようになっています。

このパターが売れてくるときっとこのプレートもいろいろなバリエーションがサードパーティーから出てくるんでしょうね。2ボールタイプも出てきたりして.....。とにかく精密に作られたという印象が強いパターです。

このi-trax Putterに関する情報は、メーカーサイトをご覧ください
http://www.callawaygolf.jp/product/club/itrax/itrax.html


 13th May 2005  

Titleist 905大解剖@GOLFBOOMER

今回発売になったTitleist 905シリーズは、これまでのつくりとは違って、ホーゼル部分が脱着できるような形状になっているらしいです。そのためリシャフトは難しく、サイトで検索してもどのようにリシャフトするか情報がありませんでした。ですが今回、GOLFBOOMERさんではいち早くリシャフトをする方法がないかを検討するとのことで、その現場に立ち会わせてもらってきました。

 

905は下記のURLに出ているとおり、ホーゼル部分はCNCミルド6061 T-6アルミニウム・ホーゼルチューブと言う部品を使っており、そのアルミニウムの軽量性をいかし、最適な重心位置の設定が可能になっているとのことです。

http://www.titleist.co.jp/htm/news/news050325.shtml

この6061 T-6と言うアルミニウムは、以前Special Report(パター素材としてのアルミニウム)でもレポートしたとおり、軟式のバットなどに使用されている熱処理され強度がアップしたアルミニウムです。ただし硬くなっているとはいえ、やはりこのホーゼル部分を変形させずに綺麗に抜くにはかなりの工夫が必要でした。



まず、フェルールを外してみましたが、フェルールはスレーブタイプになっていてホーゼルの内側にも入っている部分がありました。

この状態でシャフトは普通のシャフト抜き器で外れたのですが、この状態だと、ホーゼルとヘッドの接着部分の強度が熱をかけたことによって低くなっているので、このままでシャフトは入れられますが、シャフトの接着はできても、ホーゼルとヘッドの部分は接着できていない状態です。そこでこのホーゼルチューブを外すことにしたのですが、これがアルミでできているので変形のおそれがあることと、傷が付きやすいことからその後の作業を難しくしました。

 

熱処理で硬くなったとはいえアルミニウムなのでなんとかいろいろなツールを駆使して、専用のツールを工作しアルミニウムを変形させず、傷も付けずにホーゼルチューブを取り外すことができました。上の左の写真はホーゼルチューブがまだついた状態ですが、ホーゼルの内側には段差があり、スレーブタイプのフェルールが入っていたことがわかります。右の写真はホーゼルチューブを抜いたところですが、アルミニウムはやはり柔らかいので、取るのにはかなり神経を使ったようです。このつくりだと、リシャフトは簡単にできますね。このホーゼルチューブが複数あればリシャフトも簡単にできそうです。このホーゼルチューブにまずシャフトを入れてしまってからホーゼルチューブがついたシャフトをヘッドにつけても良いですし、ホーゼルチューブを先につけて通常通り接着しても良いですね。

ちなみに本当にこのパーツが軽量化に成功しているかというと.....
ホーゼルチューブの重量は8.8g、ヘッド自体は191.2gでヘッド重量がちょうど200gになっていました。このホーゼルチューブは実際に手に持ってみると本当に軽いです。これだとネック側の重量配分がかなり減るので、重心距離が短くならずに済むのかもしれません。

Titleist 905のリシャフトをお考えの方はGOLFBOOMERさんに相談してみてください。問い合わせ先 golfboomer@golfboomer.com まで


 12th May 2005  

またまた病気らしい.....でも.....

ここのところ調子が良かったパッティングですが、連休前はひどい状態になり、1ラウンドで2回くらい3パットが出てしまい、さらに寄せワンができる位置にアプローチでリカバリーしてもパーパットが入らないと言う状況になってしまっていました。その状況を師匠にもしっかり見られ、とりあえずはファジーなパターで良いイメージを作るところからやり直すのが良いのではないかと言うことになりました。

そこで師匠が使っていたパターを譲り受け、連休中のラウンドで使ってきました。連休中は4ラウンドしたのですが、4ラウンドで3パットは1回というすばらしい内容でした。そのパターは.....これです。

 

なぜか絶対にこれは使わないと心に決めていたのに、背に腹は代えられず(笑)禁断のパター?に手を出してしまいました。

今まで33インチで使っていたパターですが、脇があく癖があるため33インチという長さでは、この癖が出やすく自分でしっかり手を動かさないと、ヘッドも出て行かないと言うことが考えられました。これを34インチにすることで、しっかり脇がしまったストロークができるようになり、大きめのテークバック、大きめのフォローができるようになりました。今までのテークバックは大きくても右足の前まで、そこからインパクトまでの強弱で距離感を作っていました。いわゆるパンチに近い打ち方だったのでしょう.....。

でもストロークは間違いなく打ち出し方向の真後ろの方向に長く引きやすくなりますね。以前BETTINARDIのBABY BENを使っていたので、それと似たような物だろうと思っていたのですが、白いボールと同じ大きさの○があると本当に引きやすいです。ちょっとかっこは悪いですが、師匠にも言われたとおり、ドライバーでいくら良いショットが出ても、パッティングで気分良くなれないとやはりそれを次のホールに引きずってしまいますね。
自分では意識していなくてもどこかでやはり波に乗っていけない意識があるようです。ということで連休中のゴルフは良いゴルフができました。パーパットは自信を持って打てる、バーディーパットもカップに絡むと言う感じでした。

以前WHITE HOT #5を使っていて、その後パターを普通の軟鉄ヘッドの物に戻したときにまったく距離感があわなくなってしまい大変なことになってしまった経験がありますが、今回のWHITE METALの打感は柔らかさの中にも金属的な感触もありその辺の苦労はしなくても済みそうです。

きっとanserfreakを見てくださっている皆さんはあまりにもあたりまえな、売れてる、簡単なパターに落ち着いてしまうとつまらないんでしょうね.....でも入るのでしばらくは使わせてください(笑)。


組み上がったアイアン

連休明けに三浦技研の新しいアイアンのCB-3003が組み上がりました。まだ練習場でしか打っていないのですが、まずは予告編と言うことで.....

 

アッセンブルは今回もいつもお願いするBallyBunionGolfのminibonさんにお願いしました。今回のヘッドは最近三浦技研より発売になったCB-3003で、最初はこれまでの300?と同じようなヘッドなのだろうと、思っていました。ですが今回のCB-3003はこれまでのイメージではなくヘッド形状もオーソドックスな形になり、オフセットも大きすぎず良い形になりました。

CB-300?と言えば、大きな特徴はDent-Soleと言うソール形状を採用していることです。上の右の写真はその形状を見て頂こうと思ってとった物なのですが、わかっていただけるでしょうか?ソールのフェース面側の中央にくぼんでいる部分があります。ヘッドの抜けをよくするというソール形状なのですが、練習場ではその効果を十分堪能できないので、週末のラウンド後の練習で試してみようと思っています。

またこれまでに試したCB-1005、CB-2005、MB-5002との比較レポートも近いうちにする予定です。お楽しみに!!

CB-3003に関する詳しい情報は下記のURL内のリンクからご覧ください。
http://www.miuragiken.com/products.html


 9th May 2005  

TitleistのNEW WEAPON?

こちらも友人が送ってくれたツアー会場でのTitleistの新しいアイアンです。



こちらはTitleist FORGEDのシリーズの695・MBというアイアンです。これまでのアイアンと違う部分はパッと見た感じではあまりありませんが、ホーゼルの穴がソールまで貫通しています。最近CallawayのX-TOURでもこの形式が取り入れられていますが、シャフトはスルーボアになっているわけではなく、通常程度の長さしか入らないようです。もしかすると、ヘッドのウェイト調整でホーゼルの上の方まで鉛やタングステンなどを詰めると性能に影響が及ぶため、なるべくソールに近い面で調整するという意味で、穴になっているのかもしれませんね。
こういったつくりは多くの場合生産工程の効率化を考えての物が多いので、もしかしたら別の意味合いがあるのかもしれません。

  

上のアイアンは503iという名前が付いています。19度ですので2 Ironに相当する物だと思います。よりアイアン形状に近いデザインになりました。ソール幅はご覧の通り厚みがあり、ユーティリティとしては打ちやすい性能も備えています。上から見た写真がなかったのですが、フェース面の写真を見ると、そんなにトウ側は高くなっておらず、重心も低そうですね。

しかしTitleistはいろいろなモデルを出しますね。プロに使ってもらいフィードバックをもらいながら製品を作っていくという体勢なのでしょうか?690・CHも市販直前で市販されないことが決まったりしましたので、このモデルももしかしたら幻になるかもしれませんね。


Question & Comment Cornerを更新しました

今回は大量12件のQuestionにコメント致しました。今回の更新で4/3までのQuestionにコメント完了しました。
今回コメントしたのは、「Question 984 DGシャフトの「U」について
」、「スチールシャフトの反りについて」、「R510とR510TPの違いについて」、「Scotty Cameronのパターについて」、「パターのシャフトについて」、「チップカットについて」、「PRGR Duo Blackのソールについて」、「TourAD I-65(SR)で大丈夫?」、「ボールの回転数について」、「X-BLADE CBのリシャフトについて」、「ロイコレTd19°のスライスボールについて」、「Titleistの限定アイアンについて」についてです。

Question & Comment Cornerはこちらからお入り下さい。


Back Numberを更新しました

もう今年も5月になってしまいましたね。早いものです.....。4月分のコンテンツをバックナンバーに移動しました。

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