2005 December
 26th December 2005  

今年一年ありがとうございました

2005年最後の更新なので2005年を振り返ろうと思います。

2005年は初めてクラブ選手権の予選を通過しました。本戦では1回戦の18Hで敗退してしまいましたが、とりあえず予選を通過するという目標は達成できました。
またクラブ対抗の代表を決めるベスト8ラウンドのスコアのトータルは619ストローク、Ave.は77.375で研修会の中で7位でした。5位までがクラブ対抗のメンバー候補になるので、そこには入れませんでしたが、6位とは1ストローク、代表になるには4ストロークたりませんでした(残念)。

今年はホームコースで19ラウンドしましたが、前半はほとんど70台が出ない状況が続いていましたが、7月のAクラスで初めて出たホームコースでのパープレーの72以降はほとんどが70台が出せるようになり、昨年よりは少し落ち着いてゴルフができるようになったようです。ホームコース以外ではトーナメント開催直後の宍戸ヒルズでの90以外はほとんど70台でした。どんな状況でも85は打たないゴルフという点では、ホームコースで1回、ホームコース以外では1回とほぼ目標は達成できたと思います。

また、毎年バリーバニオンゴルフのminibonさんと挑戦しているGolfDigest Doublesでは、初めて本戦に進み、片山津まで行くことができました。

今年のゴルフで何が変わったかと考えると、一番変わったのはパッティングでしょうか。やはり以前は簡単に外してしまっていた2mくらいのパーパットが入る確率がアップしたことが大きかったと思います。また、ドライバーの方向性もアップしたので、セカンドショットが良い場所から打てる回数が増えました。

ここで、今年出会ったゴルフグッズベスト3を挙げてみたいと思います。

  1位 TaylorMade Rossa Monza Corza
  2位 PING G2 TOUR Driver
  3位 Check-GO


  

やはりパッティングが良くなったのは、マレットタイプに変え最初はWHITE STEELを使っていたのですが、その後TaylorMade Rossa Monza Corzaに変え、その転がりの良さでたまに出ていたショートする状況が無くなりました。転がりが良いため、薄目にラインを読むことができるのと、マレット全般に言えるのですが、狙った方向にセットしやすいのが最高です。

2位はずっと使っていたPING G2 TOURですが、初めてみたのは中古ショップ、22000円というリーズナブルな価格で即買い!その後ロフト違いも含めて3本ほど試し結局10度のロフトで今シーズンは戦ってきました。飛距離・方向性共に満足のいくドライバーでした。と言いながらまた新しいドライバーを試していますが.....(懲りませんね.....)

そして3位に入ったのがCheck-GOです(実際に出会ったのは2004年ですが.....)。これはボールの重心を見つけ、それをもとにラインを引くための物なのですが、パッティングで真っ直ぐ転がるのも、ドライバーが真っ直ぐ飛ぶのもこれでラインを入れていたことが関係していると思います。真っ直ぐにセットしているという安心感から来る部分も十分あるとは思いますが、自分では効果があったと思っています。

来年もあらゆる方向にアンテナを張り、皆さんに楽しんでもらえるような内容にしていきたいと思っています。今年一年おつきあいいただきありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

良いお年を!!

来年の更新は、6日からの予定ですが、10日になるかもしれません.....。


 22nd December 2005  

NIKE SasQuatch TOUR 460

来年の2月に発売になるNIKEのSasQuatch TOUR 460をみる機会があったのでレポートします。一部海外に拠点を置くショップや、直輸入ショップではリリース前に若干量出荷されたものが販売されています。いくら飛んでも、いくらまっすぐ行ってもあの形は.....と言う人にはきっと満足がいくドライバーになると思います。

 460の刻印の上には "TOUR" の刻印が!

それでは、いつも通り、既に発売になっているSasQuatchと比較してみましたのでご覧下さい。

 

左がTOUR、右が既に販売されている物ですが、明らかに形状が違います。三日月部分の面積がかなり小さくなり、上から見た大きさは同じ460ccながらかなり小さめに見えます。そして大きな違いは、クラウン部にプリントされたターゲットマークがTOURにはありません。これもすっきりして見える要因の一つになっています。

 

上の写真はソール側からの写真ですが、これも左のTOURは普通のドライバーのソールからの写真とあまり変わらない見え方です。こうやって並べると既に発売されているSasQuatchがいかに大きなヘッドかわかると思います。

 

上の写真はフェース面からの写真ですが、左がTOURです。TOURではヒール側の出っ張りが無くなり、シャフトのラインと同じライン上にヒールがあります。フェース面のスコアラインのパターンも若干変わっていますね。



上の写真はホーゼルの違いを見て頂くための写真ですが、右がTOURです。写真の通り、ホーゼルがTOURの方が長くなっています。

鳥かごの中ですが、打ってみた感じは低反発なので高反発のSasQuatchを打ったときよりは鈍い音がしました。飛距離はわかりませんが、構えていて全く違和感はなく、構えやすいです。これで普通のSasQuatchと同じような重心深度になっているとは思えませんが、これまでのNIKEのドライバーの中ではやはり打ちやすさは一番かもしれません(これまでの一番はDFI)。

今年はソールに黄色を使っているのがNIKE、TaylorMadeと続きました。もしかしたら他のメーカーも今までにない色を使ってくるかもしれませんね。


 19th December 2005  

Carbon Shafted 85068 ANSER

久しぶりに程度のよいANSERがあったので購入しました。今回購入したのはカーボンシャフトが入ったANSERです。カーボンシャフトはデールヘッド時代から採用されていますが、今回は85068モデルになりますので、比較的新しい時代の物です。

 

ヘッド形状は上の左の写真の通り普通のANSERの形状です。シャフトはカーボンの素材が見えるシャフトで、このシャフト自体はデールヘッド時代のシャフトと同じように見えます。シャフトラベルはところどころ切れてしまっていますが、緑の帯が見えますので、日本に正規に入ってきたカーボンシャフトのANSERと思われます。



キャビティ内の刻印は上の写真の通りです。MADE IN U.S.A.がトップレールに刻印されていないので、85068の中でも新しい物になります。また一番上の行はPATENTEDになっています。

 

このカーボンシャフトが装着されたANSERの特徴ですが、上の写真の通りの違いがあります。左のカーボンシャフトのホーゼルの長さは、右の通常のANSERのそれよりもかなり長くなっています。コレクション用にデールヘッドのカーボンシャフト採用モデルを探しているのですが、なかなか状態のよい物が見つかりません。


 15th December 2005  

NEVER COMPROMISE GRAYMATTER 2 MM

最近すっかりマレット好きになってしまったのですが、今回はNEVER COMPROMISEから発売になったグレイマター2のMMを打ってみる機会があったのでレポートします。

 

グレイマター2は3種類が発売になり、今回紹介するMMは中間の大きさのマレットになります。小さめのHM(ハーフマレット)はWhite HOT #5くらいの大きさ、今回のMM(ミッドマレット)はWhite STEEL 2 BALLくらいの大きさ、そしてシリーズの中で一番大きいFM(フルマレット)はWhite HOT 2 BALLより若干大きめに感じますが、形状はMMとは異なります。


上の左の写真はフェース面側の写真ですが、特徴としてはインサートが若干変わっています。これはアルミコンポジットウィーブと言って、アルミを繊維状にしたものを編んだような構造になっています。右側は後方からの写真ですが、穴が3箇所空けられています。なんとこの穴はトップブレードのバックフェース側の位置まであいています。

ネバコンのコンセプトでもあるヒール-トゥバランスを強調するために中心部の重量を削るために空けられた物なのでしょう。

 

上の左の写真は上から見たところですが、ネバコンらしい黒xグレーの配色がわかるとおもいます。真ん中のグレーの部分の幅はほぼボールの幅と一緒です。右の写真はソールの写真ですが、両端の黒い部分にはタングステンウェイトが装着されています。ボディ全体はアルミを使っています。

最近はヘッド後方にウェイトをつけて重心深度を深くしている物が多いですが、これはそれよりもヒール-トゥバランスを強調することに主眼を置いているようですね。



上の写真はフェース面の写真ですが、ネバコンのマークの上あたりをみて頂くとわかると思いますが、フェース面はミーリング処理されています。そしてインサートは先程紹介したアルミコンポジットウィーブです。

 このパターカバーはすごく使いやすそうです。マグネット式で音はしないし、ポケットにも入る大きさです。

練習グリーンで転がしてみたのですが、若干フラットな感じはしましたが、打感はすごく良いです。音が出ないと不安という人はちょっと物足りないかもしれませんが、ウレタン系のボールでWhiteHotを使っても違和感がない人には良いかもしれません。ロフトが3度と言うこともあるのかもしれませんが、転がりはとても良いです。

NEVER COMPROMISE GRAYMATTER 2に関する情報はこちら.....
http://www.nevercompromise.jp/


 12th December 2005  

Titleist Gemini Fleece Cart Mittsはあったか〜

これからの季節ゴルフで手先が冷たくなって握れないと言うようなことがないように、Titleistの防寒手袋を購入しました。

 手を入れるとかなり大きいです

この手袋は、ゴルフグローブをしたまますることができ、かなりサイズは大きめです。そして側面に用途がわからないポケットがあります。日本のこのたぐいのグローブではホッカイロを入れるポケットがついている物がありますが、まさかアメリカにホッカイロがあるとは思えないので、違った用途かもしれません。でもホッカイロを入れるのにちょうど良いくらいの大きさなんです.....。

このポケットは入り口はボールがちょうどはいるくらいの大きさなのですが、中は結構広いです。

 こぶしから先まで位のスペースがポケットになっています

これに耳が隠れるフリースキャップがあれば完璧です。

TitleistのFleece素材のグッズはこちらをご覧下さい。
http://www.titleist.com/accessories/elementsgear.asp


toshi's monologue.....

寒い日の練習で、肘と首を痛めてしまいました。3日くらい寝違えたときのような状態で、片側が向きにくい状況でした。
今はほぼ直ったのですが、練習は1週間ほどできませんでした。

なぜなったというと、若干長尺のバリバリ高反発のドライバーの試打クラブを打ったときに若干トウ側にあたってしまい、その時の衝撃が肘を通じて首まで来たようです。

寒いときには体がこわばっていて、それが原因で肩こりになったりする人もいるようです。ですので、そのような状態で十分からだが暖まっていないままボールを打つと今回のようなことになってしまう可能性があります。体が暖まるまでは小さな動きで、だんだん大きな動きにしていきましょう。


 8th December 2005  

TaylorMade New r7 Seriesが発表になりました



今回新しく発表になったのは2種類のr7。「r7 425 TP Driver」と、「r7 425 Driver」です。これまでTPは少し遅れての発表だったのですが、今回は同時発表になりました。
そしてどちらも低反発モデルとなり、2008年以降のSLEルールに対応しています。

これまでのr7と違うところは、主に下記の点です。

ヘッド体積が400ccから420ccにアップ
最新の重心位置設計によって、慣性モーメントが15%も向上
標準搭載されるTLCカートリッジが24g(10gx2、2gx2)から28g(12gx2、2gx2)にアップ
TLCカートリッジを装着するポートの間隔が18mmから25mmに拡張

デザインも上の写真の通り若干変わりました。NIKEのSasQuatchのような黄色の塗装がアクセントで入っています。ヘッドカバーも黄色の部分が若干増えました。

r7 425 TPの発売は8.5度と9.5度が1月、10.5度とLeftyの9.5度が2月になります(価格は80,000円)。r7 425の発売は9.5度と10.5度が1月、8.5度とLeftyの9.5度、10.5度は2月の発売です(TOURシャフトが62,000円、PLUSシャフトが56,000円)。

このほかに「r7 CGB MAXアイアン」、「rac TP FORGEDサテンアイアン」、「ROSSA MEZZA MONZA AGSIパター」が発表になりました。またボールもこれまでの「BLACK MAX」に続き、「SILVER MAX」、「RED MAX」がラインナップに加わりました。発売が楽しみです。


PING ANSER Iron Photo by H.I.

先日アンプレイアブル回避用アイアンを紹介して頂いた愛知県在住のH.I.さんからまたまた珍しいアイアンの情報をいただきました。H.I.さんいつもありがとうございます。

  

ANSER Ironがこんなにきれいな状態で残っているのは奇跡に近いですね。2番アイアンだったので、そんなに使われなかったのかもしれませんね。こんなアイアンが40年も前に作られていたというのは本当に驚きです。キャビティアイアンで、一番左の形などは、今あっても全くおかしくない形でとても良い形です。

バックフェースをキャビティ化することでスイートスポットが広がり、ヘッドを大型化できることをこのときに既に知っていたと言うことですよね。Karsten Solheimはやはり偉大です。キャビティの位置もヒール寄りにあって、トウ-ヒールのバランスがとられているのかもしれません。

キャビティの中には48と言う刻印が入っているとのことです。パターにも数字の刻印が色々打たれているのですが、これはナンバリングという話です。

   

シャフトラベルは、Scottsdale Anserに貼られている物と同じ黒地のTUNED BALLNAMICのラベルです。そして左から2番目、3番目の写真を見て頂くとわかるのですが、この時代にKarstenがよく採用していたグリップの根本からグースしているシャフトが採用されています。パターだけに採用されている物かと思ったのですが、アイアンにも採用されていたんですね。

私が持っているScottsdale Anser、Scottsdale Cushinもこのつくりになっています。

このアイアンたまにeBayで探したりするのですが、なかなか出てきませんね。H.I.さんも家宝にと言っているくらい貴重な物です。いつかは.....。


 5th December 2005  

T.P. MILLS "HOLIDAY COLLECTION 05-06" 100 Limited

今年スペシャルバージョンのパターを作ってもらってからメールのやりとりをさせてもらっているT.P.Millsの息子さんのDavid Millsさんから新しいパターを紹介して頂きました。
今回のパターは "HOLIDAY COLLECTION 05-06" というモデルで、100本限定で制作されます。今回はanserfreakを見て頂いているT.P.Millsファンの方にそのうちの5本を確保して頂きました。T.P.Millsのパターというと、市場ではかなりの価格で取引されていますが、今回はリーズナブルな価格で譲って頂けそうです。興味がある方はメールにてお問い合せください(toshi@anserfeak.ne.jp)。

 

詳しくはまたまたSpecial Pageにしましたので、こちらをご覧下さい。


NIKE SasQuatch Driverを打ってきました

先日見ただけだったSasQuatchを打ってきました。今回の試打クラブは下記のようなスペックでした。

 エイリアンの頭みたいです(笑)





Loft : 10.5度
Shaft : Diamana(トルク : 4.6、キックポイント : MID、重量 : 49g)
Flex : R1
長さ : 45.5インチ
バランス : D0

まず、構えてみて.....やっぱりでかいです。でも45.5インチという長さは全く気になりませんでした。やはりヘッドが大きいと長さは感じません。打球音は以前より使われているNIKE GOLF独自の"nexTI"ですが、DFIのような音ではなく、かなり金属音が周りに響き渡ります。

飛距離は出ていますね。ですが、10.5度で柔らかいシャフトだとなかなか安定しませんが、ゆっくり振ってはまったときの飛距離はすごいです。色々な人に打ってもらいましたが、形にまずは圧倒されますが、思っていたより良いという感想が多かったです。これのTOUR Versionはどんな風になるんでしょうね?これでもう少しディープフェースになって、上から見た形が良くなれば良いかもしれません。2006年2月の発売が楽しみです。



上の写真は左からSasQuatch、PING G2 460、PING G2 TOURです。大きさの差がわかるような写真がうまく撮れませんでしたが、比べるとかなり大きいです。

先日DFIの460を打つ機会があったのですが、NIKEのクラブは意外と思っていたより良い感じの物が多いです。低反発版ももう少しラインナップされると良いのですがあまりないですよね。これからのラインナップに注目です。


NIKE GOLFのHPは下記のURLをご覧下さい。
http://nike.jp/nikegolf/


 2nd December 2005  

Special Reportを更新しました

今回もまたまたSpecial Reportを更新しました。今回のレポートは、先日参加してきたCallaway Golf主催の「パッティングセミナー」についてです。

Special Reportはこちらからお入り下さい。 


Back Numberを更新しました

もう師走ですね。あっという間でした。寒くなってきたし、ゴルフも少しつらい時期になってきました。
2005年11月分のコンテンツをバックナンバーに移動しました。

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