30th September 2004

r5のカートリッジははずせない.....甘かった

TaylorMade r5 Dualのウェイトは2ヶ所で、r7 quadと同じ形状のものだとばかり思っていて、きっとr7に付属のレンチがあれば移動可能で色々できるのではと思っていたのですが、甘かったですね.....。やはりType N、Type Dと分けて販売しているだけにウェイトは動かせませんでした。

  

上の写真の左と真ん中はTYPE DとTYPE Nです。左はr7のカートリッジ部分です。ご覧の通りr5のカートリッジにはレンチが入る溝がありません。TYPE Dには色が入っているので黄色が2g、赤が10gと言うことになっているようです。ただウェイトの重量は書かれていません。TYPE Nには色が入っていませんので、ヘッド重量によってちょうど良いバランスになるようなウェイトを入れているんでしょうね。TYPE NとかTYPE Dのエンブレムも重量が色々あるのかもしれません。

この色が入っている5つの小さな穴にフィットするツールがあるのかもしれませんね。そうしたらはずせるかもしれませんね。ってはずしてもどうするわけではありませんが.....(笑)。


Q&Cで質問があったr7のソールにあるアンダーバーの位置について

昨日の更新で質問があったTaylorMade r7 Quadのソールにあるアンダーバーの位置が違う物があるという件ですが、何人かの方にメールをいただきました。

 

左のquadの下のアンダーバーは「q」の右側の線の延長の当たりから始まり「d」の左側あたりまで伸びています。右のヘッドは「q」の左側から「a」の真ん中当たりまでです。

 r510の下の「TaylorMade」の「T」の中にポッチがあります

以前のモデルでもTaylorMadeの「T」の中にポッチがあったりしてこれは金型もしくは製造工場を識別するためのマークだと言われていましたが、どうやら今回のこのアンダーバーの位置もこれと同じ意味のようですね。

私が見たr7は輸入品のr7で、350 TipのSPEEDERが入っていたり、ALDILA NV等が入っているモデルとそれ以外の標準シャフトが入っている物とで分かれているようでした。ヘッド重量にも関係があるか、カスタムフィッティング用に色々な重量のヘッドがあるのかもしれません。

情報をいただいた方を紹介したかったのですが、なぜか家に着いてみるとメールが消えてしまっていて。それは金型を識別するための物ですとのメールをお送り下さった方申し訳ありませんがもう一度お送り頂ければと思います。よろしくお願い致します。


toshi's monologue.....

今愛用しているノートパソコンは使用を始めてもう4年にもなり、そろそろ古さを感じるようになってきました。Windows XPでCPUはPentium IIIの800MHz。
メモリは256MBなのでかなりパワー不足を感じてきました。
デフラグをしたり、色々整理してもハードディスクの容量も少なくなってきたのと、少し動きが不安定になっているので、ここは思い切ってバックアップをとって出荷時の状態に戻そうと思っています。用意が出来次第始めようと思っていますので、その間更新ができなくなりますがご了承下さい。


 29th September 2004

NEVERCOMPROMISE Voodoo BELLY

ずいぶん前になりますが、VoodooとVoodoo DADDYの比較をレポートをしたのですが、今度はBELLYタイプのVoodooを普通のVoodooと比較してみました。

  あまり差がわからないですね

上の2枚の写真はどちらも左がBELLYで右が普通のタイプです。若干BELLYの方がソール幅が広くなっており、大きさもほんの少しですが大きめです。中尺パターはヘッド重量がかなり重くないといけないので、全体が重くなるようなウェイトにするためにヘッドの大きさ自体を大きくしているのだと思われます。

ODYSSEYの2 BALLパターも長尺になるとかなりヘッドが大きめになります。これを利用して長尺を短く切るか、もしくはシャフトを入れ替えて普通の長さにして使っている人を何度かみかけました。打たせてもらったこともあるのですが、これはかなりヘッドがきいてしまって、バランスもDバランス後半はあったと思います。

 右が中尺、左が普通のタイプ

以前中尺パターを作るときの問題点でレポートしたのですが、やはり中尺パターはかなり太めです。チップ径は変わらないのですが、グリップの根元はかなり太くなっています。もちろんグリップも太いのですが、このくらい太さがないと長いので強度が出せないのでしょうね。細いとしなってしまってパッティングに影響が出る可能性があるのだと思われます。

転がしてみたのですが、自分の身長にはちょっと長くて中長尺くらいになってしまいました(ああああああああ)。でもパッティングで支点を固定できると言うことは本当にストロークを安定させられますね。慣れればショートパットの確率はかなり良くなると思います。早く中尺パター作らないと.....。今抱えている問題の良さそうな解決方法を見つけたのでそれでやってみようと思っていますが、東急ハンズに行かないと材料が.....


Question & Comment Cornerを更新しました

今回は4件のQuestionにコメント致しました。今回の更新で9/6までのQuestionにコメント完了しました。現在16件のQuestionがたまってしまっています。今回の更新でPART 29は終了。次回からPART 30に突入します。

今回コメントしたのは、「r7 Quadのヘッドについて」、「ドライバーの打球音を何とかしたい」、「グレース朴使用のパターについて」、「クラブセッティングについて」です。

Question & Comment Cornerはこちらからお入り下さい。


 28th September 2004

雨の中のラウンド@大宮国際CC

練習場で知り合い、ここ1年ほど週に2回、一緒に練習してきた親子と初めてラウンドしてきました。

 一日傘をさしながらのラウンドになってしまいました(写真は一緒にまわった雨男(笑))

今回も河川敷のコースでレギュラーティからのラウンドだったのですが、今回はラウンドする際の色々気をつけなければならない点や、今後の練習の課題などを見つけながらのラウンドとなりました。

天気が雨だったことに加えて手引きカートでのラウンドだったので、かなり初心者には厳しい環境だったのですが、色々経験できた良いラウンドになったと思います。スコア的にはまだ100を切れない二人なのですが、各ホールごとにどんな失敗をしたかをメモし、それを元に今後の練習を組みたてていく話をしました。やはり練習場では出ないようなミスが出たり、ちょっとした考え方の違いから出るミスなど100を切るのはそんなに難しくない状況だと言うこともわかってきました。

どうしても100くらい打ってしまう人はやはり大叩きが多いですね。8以上が何回もあるとやはりすぐにそのくらいは行ってしまいます。そう言うときはほとんど「この大叩きがなければ」という言い訳を聞くことになるわけです。でもその通りですね。今回まわった親子も9が4回ありました。それとその大叩きのあとの精神状態から来る焦りが誘発したミスショットもその原因です。アプローチで2度打ちしてしまったからアプローチが打てなくなるとか、ダフってしまったからそのあとはトップになるとか.....。

もちろん私自身にもこう言ったことは起きるわけで、初心者だからと言うことは言えませんが、とにかく良いイメージは積み重ねが必要で、イメージを作るのに時間がかかるけど、悪いイメージはたった1回で自分の中に根付くと言うことは間違いなく言えると思います。この辺を「そんなはずはない」とはねのけられるくらいの自信をショットには持っていなければならないですよね。ここが非常に難しいところでかなり時間がかかると思いますが.....。

最近思うのですが.....
90前後:良いショットの確率を増やせばなんとかなる段階で、ダブルボギーも出るけどパーも取れるというゴルフをしていれば達成できる(大叩き禁物)
90を切る:ダブルボギーを減らし、パーの数を増やすことで達成できる可能性は高くなる(5ホールくらいはパーをとり、ダブルボギーを少なく)
80前後:大きなミスをせず、9ホールはパーをとり、すばらしいナイスショットをたまに出すよりそこそこのショットを常に打てる技術が必要

今回一緒にまわってみてやはり大叩きが多く(トリプルボギー以上が8回)、これをダブルボギーにしただけで12打縮まるのでこれでほぼ100は達成できます。それになかなか家では練習ができず感覚がつかみづらいアプローチとパットのミスが6回ほどあったのでこの辺を改善するだけで90は見えてきます。これでショットをコース内におさまる程度の曲がりに抑えられれば、完全に90は達成できそうです。

今回久しぶりに初心者の人たちと回って自分のその頃と照らし合わせて、その頃こんなアドバイスをしてもらったらとよかったと思うアドバイスができたと思っています。これを機に技術だけではなく、ラウンドで大叩きをしない考え方も身につけてもらえたら最高です。これから練習を重ねて年末にはボギーペースで回れるような練習計画を立てて楽しみながら一緒に練習したいと思っています。


そんな雨の中.....自分はと言うと.....

自分はと言うと、そんな二人の前で恥ずかしいプレーはできないと言う軽いプレッシャーの中でのラウンドになったのですが、前半2 Over、後半2 Overでのラウンドでなんとか面目を保てました。最近距離も6500前後で短かったり河川敷のコースだったりで、良いスコアが出ているのですが、最近なんとなく自分のプレースタイルが見えてきた気がします。

今回のパット数は3パット無しの前半12後半12でした。全パット数が24と言うのは記憶にある限り最少だと思います。内容はバーディーが1個しかないので、要は寄せワンが多かったと言うことになります。

これはアプローチが良かったのか?パッティングが良かったのか?ここまで少ないとやはり両方だったんでしょうね。パーオンしなくてもグリーン周りにボールがありほとんどのアプローチが1m以内に入っていました。今まではせっかくアプローチで寄せてもパターが入れられずなかなか良いリズムになれなかったのですが、最近はこれがほとんど入るようになり自信が持てるようになってきました。

これが自分のプレースタイルなのかもしれません。もちろんパーオンするのが良いに決まっているのですが、グリーン近くに外してもパーが取れる確率が高いことで、パーオンすれば特をした気分になれるし、グリーンエッジからであれば、パターで打たなくてもチップインできる気もしています。この辺をさらに磨いて、パーオンのショットの正確性をアップできればさらに1ランク上のゴルフができるような気がしてきました。甘いか.....な?


 27th September 2004

TrueTemper TX-Distanceを5Wに

なかなかクラブをいじる時間が無く入れてみたいと思っていながらなかなか試せなかったTrueTemperのTX-Distance(Flex3:Soft-X)ですが、2 Ironの方が結果が良かったためしばらく使っていなかった5Wに入れてみました。



5Wに入れる場合チップカットは1.75 Inchとのことだったのですが、Soft-X(Flex3)ということもあり、2 Inchチップカットしました。長さは仮組みをしながら41.5 Inchに決めました。



このTX-Distanceはご覧のように金色のコーティングがされており、チップカットする際にパイプカッターを使い抑える程度でパリパリ剥げてしまいました。セルを入れるときに剥げないか心配だったので少し暖めながら入れ問題なく剥げずに入れることができました。 また接着面はカッターで削りスチールの素地を出し、さらに荒いサンドペーパーで荒げました。ツアーベルベットラバーM60Rで41.5 Inchヘッド重量217gでバランスはD2.5、総重量は367gとなりました。



上の写真は組み上がったあとのファーストステップと、セカンドステップの位置なのですが、結構下の方に来ています。普通この位置まで下がると硬くなるのですが、それほど硬いという感じではありませんでした。

早速打ってみました。
「やさしく球を上げ、強い弾道を確保」の言葉にかなり期待を持って何球か打ってみました。いままでシャフトより25g程度重くなったので、最初のうちタイミングがとれなかったのですが、5発目くらいから良い感じの弾道が出るようになってきました。
重めのシャフトにしたことと、トルクが少なくなったので方向性はかなり良い感じになりました。3Wのように払っていくイメージではなく、軽く打ち込むイメージで良い結果が得られました。弾道の感じはカーボンの時に出ていたような若干吹け上がり気味の球ではなく、棒球っぽい飛び方をします。飛距離的には狭い練習場だったのでわかりませんでしたが、飛びすぎは抑えられそうな感じでした。この感じだと2 Ironと同じような使い方ができそうです。

力強い弾道できっちり距離を出したいクラブには適しているようです。3Wにはちょっと厳しいですが、5W、7W、9Wあたりには使い勝手がよくなりそうです。

このTX-Distanceシャフト重量はカット前の44 Inchで98gと重めのカーボンよりさらに重い重さで、950FWよりも若干重めに仕上がります。ちょっと950FWでは軽くてもう少ししっかり感をと思っている方にはいいかもしれませんね。

TrueTemper TX-Distanceに関する詳しい情報は
http://www.truetemper.co.jp/shaft/steel/tx-distance.html をご覧下さい。


 24th September 2004

「六角大王 Super4」でパターヘッドをデザイン♪

やはりどうしても自分でパターヘッドを作ってみたくて3Dのデータが作れるソフトが欲しいと思っていました。ゴルフメーカーが使っているような物は1ライセンスで200万円もする物で、重心距離は出てくるし素材データを読み込むと重量が出たりします。
今回はまずこういうソフトになれるためキャンペーン中でお買得だった「六角大王 Super4」を購入しました。

 六角大王 Super4 for Windows

もちろん3Dのデータが作れることが条件だったのですが、三次元CADのソフトはどれも高く50,000円以上の物がほとんどです。その点この六角大王は10,000円程度ととても安価で、最終的に必要なDXF形式のデータとしてもはき出すことが可能です。

またDXFからNC加工用のデータに変換するソフトもFreewareで見つけたので、これであとは図面を書くだけでいけそうです。かなり機能が盛りだくさんで覚えるのが大変かもしれませんが、徐々に覚えていこうと思っています。

とりあえずインストールしてみたのですが、メモリが足りないせいか、CPUパワーが足りないせいか出るはずのメニューが出なかったりしています。まずはここから解決しないと.....。


Question & Comment Cornerを更新しました

今回は過去最高の一挙11件のQuestionにコメント致しました。今回の更新で9/2までのQuestionにコメント完了しました。残り15件です。お待ちの方もう少しで追いつきますのでお待ち下さい。

今回コメントしたのは、「ロングアイアンだけ入れ替えたい」、「V-STEELのリシャフトについて」、「アイアンのバランス調整について」、「FWのリシャフトについて」、「Winnグリップの汚れについて」、「アンサータイプのヘッドのスイートスポットについて」、「アイアンのスピン量が多い」、「ドライバーの買い換えについて」、「ドライバーと3Wの飛距離が変わらない」、「ドライバーの買い換え時のシャフト選び」、「試打できないアイアンの購入について」についてです。

Question & Comment Cornerはこちらからお入り下さい。


 22nd September 2004

PINGが "TOUR WEDGE" をリリース
ロフトは52、54、56、58、60の5種類

なんとPINGがツアーモデルを発表しました。前回のPING Wedgeの時もそのPINGらしくない?形状に驚かされましたが、今回もまたトラディショナルな形状のWedgeの投入です。

大きく変わった点は溝がマシンミルドで精巧につくられ、あらゆる状況からのスピン性能をアップさせたとのことです。前のモデルのMBウェッジより若干小振りのヘッドで、オフセットを抑えた形状でターゲットに向けてスクエアに構えやすいデザインになっています。小さなキャビティバックのデザインは柔らかい打感と打ちやすさを実現し、重心位置は力強く安定した弾道を生み出すよう設計されているとのことです。

以下が今回ラインナップされるTOUR WEDGEです。

Loft
長さ(Std.)
ライ角(Std.)
バウンス
オフセット角
バランス
52
35-1/4"
64.0
12
0.02"
D3-D4
54
35-1/4"
64.0
13
0.01"
D3-D4
56
35-1/4"
64.0
13
0.01"
D3-D4
58
35
64.0
14
0.00"
D5-D6
60
35
64.0
14
0.00"
D5-D6

標準仕様ではシャフトがCS LITEスチールシャフト(S Flex)が装着されます。シャフトもいくつかの選択肢があります。

Shaft
Torque
シャフト重量
CS LITE R
1.8
93.9g
CS LITE S
1.7
107.3g
DGS
1.5
124.5g
DGX(CS LITE X)
1.4
122.8g
Z-Z65
1.6
108.8g
TFC100 LADIES
4.7
38.8g
TFC100 LADIES SR
3.0
66.0g
TFC100 SOFT R
3.0
68.4g
TFC100 R
2.5
71.9g
TFC100 S
2.3
86.4g

オリジナルのCS LITEスチールが入ってオリジナルラバーグリップが装着された価格はメーカー希望小売価格が税込で21,000円とのことです。鋳造のアイアンが多いPINGですが、ついに溝を機械で彫るようになりましたね。ちょっとバランスが重めのような気がしますが、調整で何とかなる範囲だと思われます。


Q&C Cornerの更新

先週の16日にしたはずのQ&C Cornerの更新ですが、ファイルのアップロードを忘れていたようです。
takaさん、Matsuさんからご連絡頂きました。ありがとうございました。今回はちゃんとアップしましたのでご覧下さい。

フェアウェーウッドのシャフトについて」、「アイアンのシャフトについて」、「つかまりの良いシャフト」、「練習場での練習における注意点」、「T/M r7 TPのシャフトについて」、「ドライバーのヘッド重量を重くしたい」、「ロイコレの純正シャフトのS+とSXについて」、「クラブの刻印の色入れについて」、「アイアン用カーボンTourAD AD PROについて」コメント致しました。

Q&C Cornerはこちらからお入り下さい。


toshi's monologue.....

先日22年振りに高校の同窓会に行って来ました。20年以上ぶりでずいぶん変わってしまった友人もいましたが、2次会、3次会と行くにつれてもうみんな完全に高校生状態。本当に楽しかったです。やっぱりゴルフをしている同級生も多く、ゴルフの話しでもずいぶん盛り上がりました。コンペの約束もしてきたりして.....。

そんな楽しい土曜日を過ごし、翌日はテニス。新しくしたラケットを使い、久しぶりにダブルスを5試合ほどやったりして、翌日は全身筋肉痛。今日(火曜日)もまだ続いています。新しいラケットはと言うと、HEADのLiquidmetal PRESTIGE MPなのですが、このLiquidmetalと言う素材に関しては色々サイトがあります。

 LIQUIDMETALのロゴがプリントされています

このLiquidmetal Technologyを使ったゴルフクラブは「LMG Sports Inc.」として、存在おり、そこではクラブだけではなくボールもあったりします。。このテクノロジーは「LIQUIDMETAL TECHNOLOGIES」内で紹介されており、そこではこのテクノロジーを採用した携帯電話の部品やバットなども紹介されています。

今回のHEADのラケットはこのLiquidmetal Technologyを採用したラケットです。Liquidmetalはボールインパクト時のエネルギーを極限までロスすることなくボールに伝えると言う素材で、ラケットのフレームの4ヶ所に採用されています。ゴルフクラブもこのような効果があったのでしょうね。

ゴルフクラブに関しては、チタン(Titanium)の登場以来あまり素材面での新しい物は出てきていませんね。それよりもその金属の加工方法や様々な処理の方に色々なバリエーションが出て来ている状況です。
ゴルフクラブの素材としては、あまり知られていないこのLiquidmetalどんな感触なんでしょうね。


 21st September 2004

Putting Test Machine?

先日プレシジョンジャパンさんにうかがった際に、面白い物を見せて頂きました。Dave Pelzの「パッティングの科学」を読んでいるとパッティングマシン(何というかわかりませんが....)を見かけますが、その本格版とも言うべき物を見せて頂きました。

通常グリーンの速さはボールが転がるボールより若干広めの幅の板を一定の角度に傾けそこから転がる距離を計測し、数値化しています(スティンプメータと呼ばれる物を使っていますね)。今回はグリーンの速さではなく、パター自体の転がりを調べるために主に使われると思われる物です。

 

左の写真はそのマシンの全体写真ですが、これをグリーン上に置きパターをセットして使います。右側の写真がパターを固定する部分ですが、グリップを固定して、さらにライ角を調整して、上のレバーを目標とする角度になるまで傾けます。

これがあればかなり色々なテストができますね。例えば、「アップライトに構えたときに本当に左に行きやすいか」とか「ボールをフェースの上で打ったときに本当に転がりが悪いか」とか、「トウ側で打ったときにどうなるか」とか、「ヒールで打ったときにどうなるか」とか是非試してみたいですね。完全に振り子の運動になるので若干人間がする動きとは異なる部分もあるとは思いますが、面白い結果が得られると思います。


toshi's monologue.....

最近よからぬ噂を立てる輩がいて、以前掲示板を荒らされた時もそうだったのですが、どうもまだアマチュア規定に違反しているとか、バナー広告代で年間○百万も儲けているとか.....想像力豊かにあれこれ言っています。今回はここでその内容に関してはっきりしておくことにしましたので、しばしおつきあい下さい。興味のない方は読み飛ばして下さい。

HPの内容の批判や、書いてある内容に何か言われるのは色々な考え方もありますし、間違っていることをいっていることもあるかもしれませんのでしょうがないと思っていたのですが、最近私の名を語った様々な迷惑行為、個人情報の漏洩等あまりに目に余る犯罪と言える行為がなされています(先日警察に行きこの件について相談し、現状の説明とわかっている情報を全て話してきました)。先日初めて管理人に対する依頼の書込を行いましたが、それ以外の書込は一切していません。巧妙にあたかも私が書き込んだと思わせるような書込が存在したりしていますが、まったくそのような事実はありません。

このような状況を見て、これまでに何名かの方から「事実を知らず、勝手な解釈で物を言われてなにもしないというのもどうか思う」とメールをいただいておりきました。私としてはこういった内容はこのHPには直接関係のないことで、ここに書くのはどうかと思っていたのですが、説明させて頂くことにしました。

○アマチュア規定に関して
http://www.anserfreak.ne.jp/d-report/2003/0312/0312golf.htm#ama

上のURLでも言いましたように、現在のHPの運営に関して、バナー広告料をとることはアマチュア規定に触れることはなく、まったく問題がないとの回答でした。簡単に言うと、ゴルフの手腕や名声を得ている段階ではないため(特に戦歴があるわけではない)、アマチュア規定で定義されている「アマチュア」に該当しないとのことでした。

「アマチュアゴルファー」の定義と、その中でふれている「ゴルフの手腕や名声」の定義に関してはJGAの下のURLをご覧下さい。
http://www.jga.or.jp/rule/rulebook/ama/ama01.html

アマチュア競技に出ることを考え日々ゴルフをしている私ですので、問題があればその時点で運営のスタイルは変えています。以前お伝えしたとおり、その都度その可能性があることが発生すれば、常にその件を確認しながらサイトを運営していきます。

詳しくは アマチュア資格規則に関する「ローハンディキャップ」ゴルファーのための手引き をご覧下さい
http://www.jga.or.jp/rule/rulebook2/ama-guide1.htm

○バナー広告について
他人の収入をあれこれ言って何が楽しいのかわかりませんが、純粋に興味がある方もいるかもしれませんのでちょっとお話ししておきます。
バナー広告の収入は、私のように会社に所属している会社員の場合「雑所得」という所得に分類されます。雑所得は年間20万円までは申告の義務はありません。またその申告する金額に関しては、必要経費が認められています。
必要経費はそれぞれの場合によって異なりますので、確認は管轄の税務署に確認することが必要です。私の場合サイトの運営に関する費用が経費として認められることになりますので、インターネットへの接続料金、レンタルサーバの料金等がそれとして認められます。また場合によってはコンピュータの代金の一部、電気料金等も認められる場合があります。
それらの経費を差し引きその差額が所得となりますのでこれが20万円を超えていれば申告の義務があります。私はこのルールに従って処理をしています。そうそう、最近流行のアフィリエート収入もこの雑所得に入ります。

以上がすべてです。みなさんにこのサイトを見て頂く上でまったくそのようなことに興味がない方もいたかと思いますが今回だけはご勘弁下さい。またこの件でご迷惑をおかけしたサイトオーナーの方々にお詫び申し上げます。また色々ご協力頂きありがとうございました。


 17th September 2004

RIFLE PROJECT X

RIFLEを使用して活躍している選手が、最近日米ツアーで利用者が多いということは以前もレポートしましたが、自分は根っからのDynamicGold派なので、RIFLEを使ったのは大昔のJ'sのJOE CAVITYの頃に使ったっきりで、その後は使っていませんでした。

ところが最近RIFLE PROJECT XはDynamicGoldに感じが近いとか言う噂を再び耳にしたり、以前PROJECT Xを打ってみたときの感触を思い出したりして、再びこのPROJECT-Xが気になりだし再度打ってみる機会をプレシジョンジャパンさんからいただけましたのでレポートします。

 今回打ってみたのはPROJECT X 6.0

メーカーのコメントから.....

プロのニーズに呼応するメカニカルテクノロジーの粋を集めた最高峰の「ライフル」。それが「プロジェクトX」だ。プロのために、プロが求める高性能を極め尽くしたトーナメントスペックが、プロが描くイメージ通りの球筋と、理想的なスピン性能を実現する。

  ●フレックス : FCM6.0 6.5 7.0の3種
  ●重量の目安(5I・37.5inch) : FCM6.0 6.5=114g(コンスタントウェート)、FCM7.0=118g(コンスタントウェート)
  ●キックポイント : 中調子


フレックスは日本では3種類ですが、アメリカでは5.0、5.5もあるようです。


  


RIFLE PROJECT Xは全番手が中調子なるように設計されており、シャフト形状も通常のライフルと異なります。上の図の通り、通常のRIFLEの場合、ロングアイアンと、ショートアイアンでテーパーのアングルは同じになっています。
今回のRIFLE PROJECT Xでは、番手別にテーパー度が変わっており、ロングアイアンほどテーパーアングルが緩やかで、ショートアイアンになるほどテーパーアングルがきつくなります。

このようにアイアンの番手別に設計がなされたPROJECT Xはスイングエネルギーを効率良くボールに伝え、番手別に最適のしなりとはじきが生まれるとのことです。

  

上のグラフはRIFLEと、RIFLE PROJECT Xの番手(シャフトの長さ)による振動数のグラフです。これを見てもPROJECT Xの特長がよくわかると思います。同じフレックス表示のRIFLEと比較して、ショートアイアンではRIFLEと同程度の数字、これがロングアイアンになると1フレックス硬めの振動数と同等になります。

 
#3
#4
#5
#6
#7
#8
#9
P
RIFLE 6.0
298
303
308
312
316
320
325
329
RIFLE PX 6.0
298
303
309
314
319
323
329
332
RIFLE PX 6.5
303
309
313
318
323
328
334
339
RIFLE PX 7.0
309
314
318
323
328
333
339
343
DG S200
310
317
321
329
335
343
349
359
DG X100
321
328
335
341
347
353
361
367

上の表は現在の自分のクラブ(DG S200・X100)の振動数と上の表から読みとっただいたいの振動数値を比較した表です。ヘッド重量も異なる物なので簡単に比較はできませんが、よく見ていると色々わかってきます。(測定方法が同一ではないと思われるため比較はご注意下さい)

#3 Ironの振動数とPWの振動数の差を見ると、DGはどちらも45cpm以上RIFLEで33cpm、PROJECT Xではそれぞれ34cpm、36cpm、34cpmとなっており、RIFLE系はどちらもその差がDGより少ないことがわかりました。DGのS200相当がだいたいRIFLEの6.0くらいだと思っていたのですが、この数字だけ見るとちょっと柔らかめのようですね(測定方法が同じとした場合です)

RIFLEと比較するとコンスタントウェイト設定のため振動数レベルはロングアイアンからショートアイアンになるにしたがって通常のライフルより高くなるセッティングになっているとのことです。

ただこれを実際に打ってみると、おかしなことが起きます。これはメーカーのコメントで「ロングアイアンは伸びのあるハイボールが、ショートアイアンは低めでコントロール性の良い弾道が得られます」とあるように、ショートアイアンはフレックス表示より硬く感じ、ロングアイアンはフレックス表示よりやわらかく感じます。
これによりショートアイアンは硬く感じるのでかなりしっかりした感じがしてコメント通り低い弾道で飛んでいきます。そして、ロングアイアンになるにつれフレックスはやわらかく感じるので楽にボールを上げることができます。これは実感しました。多分上のテーパーの形状の影響もあるのだと思います。

何度か使ってみて、DynamicGoldと比較してみましたが、おとなしい球が出るというか、ボールの初速がDGよりゆっくりな感じがしました。これは完成度が高いシャフトだなと実感した部分です。ウッドのシャフトはコロコロ変えるミケルソンもこのシャフトだけは変えませんね。このDGに似た感触のRIFLE PROJECT X、機会があればエースアイアンに入れて使ってみたいです。

RIFLE PROJECT Xに関する詳しい情報はPRECISION JAPANのHome Pageをご覧下さい。


 16th September 2004

リンク集を更新しました

今回は個人サイト2件、企業サイト2件を紹介致します。

個人サイト

 50歳からの手習いゴルフ http://www.geocities.jp/shiroganex/
 同じ世代で、これからゴルフを始めよう
という方に情報交流の場を提供できればと思いサイトを開設したとのことです

 Golfsalon.net http://www.golfsalon.net/
 ニューヨークに在住のアンディさんが運営するニューヨーク周辺のゴルフ情報を発信するサイトです

企業サイト
 Golf Direct(ゴルフダイレクト) http://www.golfdirect.jp/
 直接予約ならではの割引や直前割引、より良い時間帯の予約、昼食やワンドリンクの特典付き、などを提供しているゴルフ場を紹介しています

 オリエンタルゴルフサービス http://www.orientalgolf.co.jp/
 ゴルフ会員権最新情報、売買斡旋、毎日更新(土、日、祭以外) 関西を中心に北陸、中国、四国、 信頼とスピードがモットーとのことです


Question & Comment Cornerを更新しました

今回は大量9件のQuestionにコメント致しました。今回の更新で8/10までのQuestionにコメント完了しました。現在未コメントが25件です。お待ちの方申し訳ありません。

フェアウェーウッドのシャフトについて」、「アイアンのシャフトについて」、「つかまりの良いシャフト」、「練習場での練習における注意点」、「T/M r7 TPのシャフトについて」、「ドライバーのヘッド重量を重くしたい」、「ロイコレの純正シャフトのS+とSXについて」、「クラブの刻印の色入れについて」、「アイアン用カーボンTourAD AD PROについて」コメント致しました。

Question & Comment Cornerはこちらからお入り下さい。


Back Numberを更新しました

9月前半分のコンテンツをバックナンバーに移動しました。Back Numberはこちらからお入り下さい。


toshi's monologue.....

今日はQ&Cで力尽きてしまいました.....。Q&Cはやってもやっても追いつけません.....。あと25件と保留分2件、頑張るぞ!!

それとみなさんに多数ご協力頂きましたアンケートに答えてグローブモニタを250名様募集企画ですが、たくさんの方にご回答頂いたとの連絡をいただきました。私からもお礼申し上げます。また何かありましたらよろしくお願い致します。


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