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トルクレンチの扱いは注意が必要

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最近は色々なメーカーが可変スリーブを採用しています。

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その可変スリーブの脱着のためにトルクレンチが付属していて、持っている方はいくつも持っている場合があると思います。

ネジの種類はトルクスネジになっているものが多く、利点としてはネジ山が崩れにくかったりするんだと思います。ですが、このネジを回す方の工具の扱いは気をつけることがあります。

まず、ネジの大きさは結構たくさんのメーカーが共通になっていますので、一つレンチがあればだいたい使えます。

付属しているレンチはトルクレンチと言ってある程度力が加わると空回りするようになっています。

ですので締め過ぎが無い状態でネジを止めることができます。できることは一緒なのですが、内容がメーカーによって異なります。

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上の画像は先日持ち込まれたシャフトから抜いた TaylorMade の可変スリーブです。

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ネジは捩じ切れてしまっていて、スリーブの中にネジ部分の一部が残ってしまっています。

どうしてこうなったか?考えてみると二つの可能性があります。一つはうまくネジ山に嚙み合わない状態できつく回した。もう一つはもうこれ以上はいらない状態からネジを回し続けた。

多分今回のは後者のパターンだと思います。なぜこれが起きたのか?それは別のメーカーのレンチを使ったということです。

それぞれのメーカーのレンチはそれぞれトルクの設定が異なっていて、必要以上にトルクをかけて回さないと「カチッ」と音がしないので締めてしまったということです。

大きな違いは無いかもしれませんが、私の感覚では TaylorMade はそれほど力を入れなくてもしまってくれますが、PING は結構回さないと「カチッ」と言ってくれない感じがします。

ということですので、ご自分が使うメーカーが供給しているレンチで必ずやることをお勧めします。外すのは何を使っても問題ありませんが、付ける時はそのメーカーの物でやってください。

今回のようになってしまってもスリーブ交換をするだけで使えるようにはなりますし、ヘッド側のネジもスリーブについている場合がほとんどですのでご安心ください。


今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「Scotty Cameron のグリップ “Pistolero(ピストレーロ)”」をアップしています。変な形だと敬遠していたピストレーロですが、もしかしたら良いのかもしれないって話です。是非ご覧ください!


【今日の小ネタ】

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