●FOURTEEN

今回新製品目白押しのFOURTEENのブースは盛況でした。少し前の雑誌等にTB-1000や、MT-28 LOW BOUNCEが紹介されていたので、今回の新製品はこれだけかと思いきや!なんと不意打ちを食らってしまいました。なんとJCの新しいモデルと、フェアウェイウッドの新しいモデルが出展されていました。

 

ご覧の通りブースセンターには大きな液晶テレビが置かれ、そこでは様々なクラブの紹介がされていました。今年もFOURTEENと、CONCEPTは並びのブースでした。

 

これが今回のGOLF FAIRで展示されていたJC PROTOTYPE 371です。このままの刻印で市販(価格は税込で84,000円とのこと)されるとのことです。詳しいスペックは下記の通りです。

モデル
ライ
体積
フェース
重心
距離
重心
高さ
GH2
重心
深度
重心
アングル
慣性
モーメント
58°
371cc
51mm
34mm
30mm
21mm
34.5mm
22°
3460

 
Shaft
Weight
トルク
総重量
バランス
W70(X)
72g
3.6°
325g
D2.5
W70(S)
72g
3.6°
323g
D1.5

今までのJC Driverのヘッドシェープを受け継ぎ、ヘッドは若干大型化しました。構えてみるとフェースアングルは完全にストレート非常に違和感なく構えられるかなり良い感じのヘッドです。以前Deep Oneを使っていたことがありましたが、今度のこのヘッドは是非使ってみたいと思わせるヘッドでした。大きさ的にも現在使っているTR-X Duoとほぼ一緒なのと、癖のない良い形なので本当に構えやすかったです。シャフトは上の表の通りGRAPHITE DESIGNのTourAD W70が採用されています。ロフトは9度のみで、シャフトもW70の1種類のみで、これはかなり気合いの入ったクラブのようです。発売は3月と書いてありましたので今月中に発売になるようです。

 

そしてこちらも不意打ちを食らったFWのSF104です。ラインナップは3番、5番、7番、9番で、これがまたTourVolonteとはちょっと違う感じで、ヘッドもちょっと大きめになり、安心感のあるヘッドです。これもフックフェースにはなっていないので構えても非常に良いすわりをしています。詳しいスペックは下記の通りです。

 
#3
#5
#7
#9
ロフト
15°
18°
21°
24°
ライ
56°
57°
58°
58°
体積
170cc
149cc
133cc
130cc
長さ
42.5
41.5
41.5
41.0

シャフト重量
トルク
キックポイント
クラブ重量
バランス
MD-335F R
58g
4.4°
中調子
325g
D0
MD-335F S
63g
4.4°
中調子
329g
D1
MD-335F X
68g
4.4°
中調子
333g
D2
*上記のデータは#3のデータです

価格は税込で40,950円で、4月に発売になるとのことです。

 

そしてこれが今回一番気になっていたTB-1000です。ネック周りの削りにこだわったというその部分は綺麗に削られており、バックフェース側から見ても、構えてみても申し分ないヘッドです。これは是非使ってみたいですね。ほんの少しオフセットはあるのですが、きつい物ではなく今使っている三浦のアイアンと比べてもそんなに違和感があるほどのグース度ではありませんでした。詳しいスペックは下記の通りです。

#3
#4
#5
#6
#7
#8
#9
#P
ロフト
21
24
27
30
34
38
42
47
ライ
59.5
60
60.5
61
61.5
62
62.5
63

重心高さは20.5mm、重心距離34mm、重心深さ3.0mmになっているとのことです。シャフトはDG S200もしくはNS 950GH(S or R)で、価格は税込で168,000円とのことでした。

 

そしてこちらも今回の目玉の一つMT-28のLOW BOUNCEです。今回の発表は56度、58度、60度です。刻印のデザインも変わりました。こちらはもしかしたらそろそろ出荷が始まっているかもしれませんね。



上のキャディバッグは最近流行の大きめの軽量バッグで、このタイプは今年各社ラインナップに加えている物で、8.5 Inchや、9 Inchオーバーながら、今までの5kg前後の重さではない軽量バッグです。

 

上の写真は参考出品でショーケースの中に入れられていた物です。左の写真のキャディバッグはプロ支給用で、残念ながら市販はされないそうです。そしてそのプロ支給品のバッグに入れられていたクラブはドライバーがNEW JC Driver、SpoonはTourVolonte、ロングアイアンはHI-858、PWまでは今回発表になったTB-1000、そしてWedgeはMT-28 PROTOTYPEとそのままプロが使いそうなセッティングのクラブでした。そしてHI-858の3 Ironはなんとあの幻のV2が入っていました。


●CONCEPT

FOURTEENと並んでCONCEPTも新製品を展示していました。

  

上のDdは一番右のPRELITY TYPE Rがちょっと難しかったという人のために開発されたヘッドです。若干大きめのヘッドで安心感があるヘッドです。そして久しぶりにPRELITYを構えてみたのですが、やはりこのヘッドは構えやすい良いヘッドですね。「あれ?こんなに良いヘッドだったっけ?」っていう感じでした。



そして、このPRELITY TYPE Rよりドキッとしたのが参考出品されていた「SYB FC-614」で、これは構えてみた瞬間に使ってみたいなと思うくらい良い形でした。最近ホームコースで3 Woodでのティショットがほとんど無くなってきたため、やはり下から楽に打てるFWを物色しています。
FOURTEENの「SF104:といい、CONCEPTの「FC-614」といい、どちらも興味津々という感じです。

今FOURTEENのクラブは14本中3本なのですが、これは近い将来10本以上になってしまいそうな気がしている今日この頃です。



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