"美黒(MIKURO)" Report

先日新しく開発された黒染め液を見せていただけるとのことで、なかなかガンブルーの決定打がない中興味津々で見てきました。

今回の黒染め液は4種類の液体(各1リットル)とそれを入れるポリバケツ4つがセットになったもので、手順に従って作業すれば誰でも簡単に黒染めができると言う優れものです。

 ポリバケツもついているのでいいですね

4種の液体は、1液が脱脂のための液体、2液が錆取りのための液体、3液が黒染め液で、4液が防錆剤になっています。

以前よりガンブルー処理には前処理が大事でその善し悪しで仕上がりも変わってくると言うことはレポートしてきましたが、今回のものは脱脂、錆取りを完璧に行うものでした。


@、A前処理

今回はほぼ新品のヘッドを用いて目の前で見せていただいたのですが、ヘッドには油が塗られ、粉状のものがついた状態でした。

 錆や油分が気になる場合はスチールウールでこすります

これを軽く水で流し、まずは脱脂のための液体に20分ほど浸け水で洗い流します(次の液体との混合を避けるためです)。次に酸性の錆取り剤に浸けて再び流水で洗浄します。

 

B黒染め

そして次に黒染め液に浸けるのですが、まず10秒ほど浸けてムラが出来ていないか確認(ムラがある場合は脱脂が完璧に出来ていない)。確認後、染まり具合を見ながら最長で90秒黒染め液に浸けます。 染まりが悪い場合は流水で洗い、更に90秒以下の作業を繰り返します。(液保護のため)
ムラのある場合は脱脂からやり直す。状態が良ければ1回で、状態が悪くても数回の繰り返しでかなりの色に染まっていきます。

 これが黒染め液に浸けているところです

 

左の写真が浸けて取り出してすぐの写真です。かなり綺麗に黒い色がのっています。右側の写真は若干斑が見られたため、スチールウールで軽くこすり再度黒染め液に浸けたところです。今回は2回の作業でかなり黒くなりました。


C仕上げ

そして最後の仕上げが防錆液です。これは乾燥していく間に黒染め液の膜の中にゆっくりしみ込んでいき光沢も出てきます。

 乳白色の液体で染まった黒を定着します

 通常はこの状態で放置します

今回はヒートガンで暖め最後にウェスでこするとかなり光沢も出てきれいなしあがりになりました。

 

長くて1本約1時間でできますし、何しろ手が汚れないのが良いですね。それに常温で作業ができるのもメリットです。今回のセットはかなりの量のWedgeが黒染めできるとのことです(約300本)。なお、前処理用の液体がありますが、長く使うにはやはりたまに液体を濾過したり、他の液体が混ざらないようにすることが長持ちさせる秘訣とのことでした。


詳しい情報・問い合わせ

http://www.mabro.co.jp/

かなり詳細なレポートが掲載されていますので、是非ご覧下さい。お問い合わせ等もHPをご覧いただきご確認下さい。価格は定価25.000円とのことですが、当分の間、発売キャンペーンとして19,800円(税別)で販売するとのことです。