PART I -JAS Anser-

PING Japanから新しいパターが年内に発売になるとのことです。
今回PART Iで紹介するのはJAS Anserで、今までのPINGにはない製法と形状です。

 いままでの鋳造のイメージとはまったく異なる機械的なにおいがします

JAS Anserの素材はチタンで製法は鍛造とのことです。今年の中頃からプロが使っていたトウとヒールに斜線が入っていたモデルの進化形とのことです。少し大きめの写真をご覧下さい。トウとヒールにタングステンが使われています。このタングステンは圧着や、接着ではない方法で付けられているとのことです。

  

PINGらしくなく鍛造チタンの削りだしになっており、丸みのある鋳造のAnserとは異なり、角の面取りはしてあるものの、やはり角張ったというイメージのパターです。100%CNCの感じがはっきり感じられます。また、最近のパターには全て採用されているカラーコードも採用されており、自分にあったライ角をチョイスできます。

  

上の左の写真はヒール部分の写真ですが、ネックには「PING」そしてその下のフェース面には製造番号のような物が刻印されています。その下にタングステンが見えます。右の写真はヒール側から見た写真ですが、これを見ただけでPINGだとわかる人はいないでしょう。ホーゼルとネックのオフセットの具合はPINGらしさが残っています。



実際に持ってみた感じは非常にずっしりしており、バランスが軽いというイメージのAnserとは異なる物でした。JAS Anserは写真の通りサイトラインは標準で入る予定とのことです。上の写真の通り、上から見た感じは少し機械的にはなりましたがAnserの面影は残っています。
今回のパターでうれしいのは若干オープンなフェースアングルに最初からなっており、PINGのAnserは左を向いていると言うイメージは全くなくなりました。またハンドファーストで構えなくても良い位置ですわってくれます。

 

シャフトですが、上の右の写真の通りロングステップのシャフトが採用され(わかりにくいですが写真の左から1/4くらいのところにファーストステップがあります)、バット側の径もしっかりあるので、以前のようにPINGのオリジナルのグリップしか使えないと言うことな無くなったようです。また上の左の写真のようにシャフトラベルはなくなり、シャフトにプリントが施されるようになりました。



またパターカバーは写真の通りブルーメタリックカラーで、形状はいままで標準でついていたカバーの物と同じ形状です。

発売が楽しみです。次回は"SPECIFY" Seriesをレポートします。



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