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気をつけることが多過ぎて(ショット編)

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以前パターの方でも話題にしましたが、気をつけていることが多すぎる人が本当に多いです。

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この間いらっしゃった方は38m/sくらいしかヘッドスピードが出なかったのですが、何もかも開放して振ってみるとなんと42.5m/sまでヘッドスピードが上がりました。

最近飛ばなくなったからシャフトを軽くしたいとか柔らかくしたいなんて言っていましたが、振れていないだけという事になったわけです。

気をつけることが多すぎるとスムーズな動きができなくなるのが人間の身体です。

例えそれが一つのことでさえそうさせてしまう可能性があります。でもそこを気をつけなければナイスショットが生まれないのであれば、それは無意識にできるようになるまでやるしかありません。

ただこの無意識にできるようになるかどうかはその内容によって変わってきます。

頑張っても毎回気をつけていないとできないこともあるという事です。それを常にやり続けてもスイングに制約を与えることにしかならないわけです。

例えばやろうと思って10回やって1回しかできないこと、10回やって4回できることはできるようになる可能性がだいぶ変わります。

もちろん10回やって1回もできないこともあります。10回やって4回もできればやれるようになる可能性はずいぶん高いんです。

こういった練習をするときにそこに注目してできれば良いのですが、それをやりながらナイスショットを求めている人が多すぎますね。

何かに取り組む時はナイスショットではなく、まずはそこが確実にできるようになる練習をすべきです。

ナイスショットをしようとしてしまうからその課題もクリアできないという事になってしまいます。

練習の課題を作る際は明確な目的を持って、その目的が自分ができるようになる可能性がどのくらいあるのかを見極めたうえで、目的は一つずつクリアしていく。

一つの課題をクリアして(意識しなくてもできるようになる)できなくなった部分の修正に取り組むという順番を守ることが大事です。

その中でナイスショットを求めることは上達を遅くするし、元々持っていたポテンシャルを発揮できなくなる可能性もあるのでお気を付けください。


今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「PVD 加工の剥離」をアップしています。PVD加工された BYRON MORGAN のパターの PVD 剥離の話です。是非ご覧ください!
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【今日の小ネタ】

MILLS のパターも PVD 処理の物があるんですね。確かに綺麗なガンブルーは綺麗だけど錆びるし、これだと錆の心配がないですね。


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