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重心距離なのか?FPなのか?

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この間のデータを見ていて色々考えることがあります。

900-3.jpg

重心距離が変わらないのにボールのつかまりに差を感じる...。でも差があるものを比較するとFP(フェースプログレッション)が違ったりする。

では実際どちらの影響が強く出ているのか?重心距離の考え方についても少し考えてみました。

まず一番疑問に思ったのは重心距離。

重心距離の計測方法はご存知かと思いますが、簡単に言葉で説明すると重心の位置からシャフト軸線に対して直角の線を引いた時の長さです。

この重心距離には重心までの距離しか考慮されておらず、ブレードの長さとの関係は特にあらわされていません。

同じ重心距離でブレードの長いものと短めの物、言い換えれば大型ヘッドと小さめのヘッドでは意味合いが変わってくると思うんです。

TC788 FORGED は使い始めの頃はすごく大きく感じたのですが、すぐに見た目はなれてしまい、それ以上に楽に距離が出るという部分に大きな魅力を感じていました。

先日のヘッドスペックをもう一度出しておくと...

 
重心高さ
重心距離
重心深度
FP
MOI(#5)
TC788
20.3
37.3
3.4
3.9
2416
FH900
19.8
37.4
3.2
3.9
2317
TC888
20.3
36.0
3.3
4.3
2235
FH1000
20.2
35.0
2.7
4.8
1979

FH1000 FORGED の重心距離と比較すると TC788 は37.3mm、FH900 は37.4mmになっていてほとんど差がありません。

ですが実際に打ってみてつかまりにい違いを感じるのはなぜか?これって大きいヘッドと小さめのヘッドで同じ数値でも違いがあるのではないかと思ったんです。

ブレードの幅が長いほどヘッドは返りにくくなります。小さいほど返りやすいです。この違いが出ているような気がします。

そしてもう一つのパラメータがフェースプログレッション(FP)です。ですがこの2本はどちらも3.9mmで違いがありません。

TC788 FORGED は易しい大型ヘッドの割にオフセットが少なくつかまりやすそうだったから使ったという経緯があります。ですが、実際は打ち比べると FH900 の方が結果が良いということになったのです。

そうするとつかまりの良さはヘッドの大きさ(ブレード幅)による重心角が効いているのではないかと思っています。そうするとなるべく小さいヘッドが良さそうですよね。


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