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Flightscope/GARMIN Approach R10 比較データ Vol.3

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GARMIN のデータ検証の3回目です。

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今日は弾道データのうち「上下打出方向」「左右打出方向」「ボール高さ」「スピン量」について検証してみました。

これらのデータはショートレンジの練習施設で練習した時にしっかり出てくれないと困るデータですね。どんな感じだったかというと...。

1. 上下打出方向(打出角)
dan-1.png

このデータはグラフを見ていただくとわかる通り傾向は一致していますが、GARMIN の方が打ち出しが高く計測されています。先日も言った通り5球目はトップした球なので、それもしっかり計測できています。

傾向は同じですが、平均値で比較すると FS が18.5度、GARMIN が22.2度になるので、4度近く平均値が変わっています。これは飛距離にも影響しそうです。

2. 左右打出方向
dan-2.png

これは上の打出角のデータほどではありませんが、なんとなく近い値が出ていると思っても良さそうです。平均値で見ると FS が-1.45度、GARMIN が-2.59度 となっています。打出角と同じように GARMIN の方が大きな数値になりました。

3. ボール高さ(ft.)
dan-3.png

ボールの高さに関してはほぼ同じ傾向が出ましたが、やはり打出角のデータの影響で GARMIN の方が高く出ています。

平均値で言うと FS が23.5 ft.、GARMIN が29.7 ft. となり、6ft 位の差異があります。

4. スピン量(rpm)
dan-4.png

これもミスショットの時(5球目)以外は傾向はかなり似通っています。ただ数値はかなり違いがあります。平均値は FS で5307rpm、GARMIN は6395pmなので、1000rpm も GARMIN が多く出ました。

これは飛距離にだいぶ関係があるでしょうね。最初のレポートの時に飛距離のデータを比較しましたが、そこにはほとんど差が見られなかったので、飛距離の算出方法が違う可能性があるのと、少し GARMIN の方がヘッドスピードが速く出ているので、相殺されている可能性があります。

こんな感じで GARMIN を鳥かごの中でコースボールを打つときに使うと、クラブ軌道に関するデータは少し大きく出がちであることと、スピン量も大きめに出ることがわかりました。

飛距離のデータに関してはそれを算出するデータは差がありますが結果的にはかなり近い数字になっていることがわかりました。

今度はドライバーで比較してみたいのと、広い練習場で使った時にどんな差が出るのか試してみたいですね。


今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「小さいテークバックからフォローで飛ばす?」をアップしています。小さいテークバックから生まれるのは、カップに届かないことがほとんどですという話です。是非ご覧ください!


【今日の小ネタ】

もうおじさんなので、顔は保湿しないとダメなのでこれを使っています。


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